Apple Watchについて書かれた本を読みました。
そこで出てきたのが、HeartWatchと言うApple Watchで取った心拍数のデータを可視化してくれるアプリ。
AutoSleepという、Apple Watchで自動睡眠ログをとってくれるアプリを作ってるところの「心拍ログアプリ」です。
Apple Watchのすごいところの1つが「心拍数がすぐわかるところ」だと思ってます。
心拍数を測ること自体は昔から簡単にできてた(数えればいい)とおもうんですが、現代はこれを「時計つけてくれるだけで自動で測ってくれてる」ってのがすごい。
ボルダリング(運動)をやってる最中なんかにはよく心拍数などを意識して見てました。(Apple Watchでワークアウトを開始すると細かく計測され、常に表示されている)
運動のキツさと心拍数の連動っぷりという「自分データの可視化」というのはすごく面白くて、ホントに辛ければ辛いだけ心拍上がるし、回復してくると心拍下がる。
こういうデータがあると、同じくらいの強度の運動はどんなものかとか、休憩どのくらい取ると効率良く筋トレできるのかとか色々研究ができて面白くて楽しいのです。
ただ、これまではそういうのは「運動の時だけ」で日常のデータというのはあまり見る機会はなかったのです。(Apple標準のヘルスケアはデータ管理はしてくれてるけど全然便利じゃない)
朝起きたときの心拍数とその日の体調が面白いほどにリンクしている
このアプリ、アップルのヘルスケアにデータがあれば過去のものも読み込むことができるので、Apple Watchを普通に使ってれば使い始めてすぐに結構いろんなデータを見ることができます。
(同じ会社のAutosleepと同じく)操作方法がわかりにくかったり、色合いがしっくりこなかったりと不満は多々あるんですが、それでもApple標準の「ヘルスケア」より使いやすいし、見やすい。
そして、これを色々見てるだけで結構いろんな「今まで気づかなかった自分のこと」を発見することができました。
いろんな発見の中でも1番面白かったのが、朝起きたときの心拍数とその日の体調というのが面白いほどにリンクしていたところ。
こんな感じで朝起きたときの心拍数のデータと言うものが見られるんですが、自分の過去の記録と見比べてみて体調が悪い(飲み過ぎ) ときは平常時よりもかなり心拍数が高くなっていました。(さらに、睡眠時の心拍数も高い)
また夜寝る時間が遅くなれば遅くなるほど睡眠時の心拍数も高く、睡眠のクオリティーも低い=すごく起きるのが辛いっぽいことも判明。
こういうのって、言ってみれば「常識」で「当たり前」なことなのかもしれませんが、どうしても「他人事」でなかなか素直に受け入れらませんでした。
ただ、こうやって自分自身の心拍数という客観的なデータと、調子の良し悪しという主観的なデータがわかりやすいぐらいにリンクしてると、これはもう色々素直に認めるしかないし、人生の意識が変わります。
飲み過ぎ食べ過ぎとか明らかに体に悪いのはわかるんだけどわかってても止められないのが人間の性。
こういうデータを見たからって言って1日2日で即座に結果が出るのかっていうと難しいと思うんですが、意識が変わってくれば少しずつ良い方向に変化していけそう。
ていうか、アルコールが入ってない日は明確に睡眠時の心拍数が低く安定してる、ってのがわかっただけでも儲けもんだったような気がします。
もうちょっとお酒減らすの大事だわ。