AppleWatchの自動睡眠記録アプリを「AutoSleep」というアプリから、今回紹介するPillowに乗り換えました。
AppleWatchをつけて寝るだけで自動で睡眠を記録してくれるアプリの一つで、アプリの入手は無料。
無料版のままだと「その日の睡眠ログ」だけが見られる状態なんですが、600円払うことで過去ログや全体の睡眠の傾向、何時に寝るのが最適なのか、などを教えてくれるようになります。
AutoSleepとPillowの比較
AutoSleepとPillowのメイン画面はこんな感じ。(左がAutoSleep)
睡眠記録項目の違い
基本的に、どちらも自動で記録を取ってくれるというところは変わりませんが、AutoSleepは「良質な睡眠と深い睡眠」という指数、Pillowは「覚醒、REM、浅い、深い+質」という項目を表示してくれます。
青(紫)系のみで睡眠の状態を表示するAutoSleepよりも、明確に色分けをしてくれるPillowの方が自分の趣味に合ってます。
また、AutoSleepは「1日1つの睡眠ログ」でまとめるのに対し、Pillowは「昼寝」的なものを別枠としてカウントします(1日に複数の睡眠記録が残ることがある。目覚めてトイレ、程度なら1つの睡眠と判定)
Pillowの方が睡眠判定が正確(俺調べ)
まぁ、細かい違いは色々あるんですが、Pillowに乗り換える決め手になったのは(自分の場合は)Pillowの方がより正確な睡眠時間を記録してくれていると思えたから。
特に、夜中に目が覚めたっぽい時間が「覚醒」としてきちんと記録されてるのは、ほぼ間違いなく「手動」では記録できなかったことで、これが正確なのは大変ありがたいです。
ヘルスケアへの記録方法はPillowが完全に優秀
また、どちらもAppleのヘルスケアに睡眠時間を記録してくれるんですが、AutoSleepはただ「睡眠」を記録するだけなのに対し、Pillowは「就寝(ベッドで寝転がった)」時間と「睡眠」をきちんと別個のものとして扱ってくれます。
これも、現状どの程度役立ってるかっていうと別に何の役にも立ってないんだけど、記録が正確な方が気分がいい。
推奨就寝時間や睡眠メモの分析が良い感じ
他にも、Pillowは睡眠記録を基にして「何時に寝るといいっぽいよ」みたいなことを分析してくれたり、睡眠メモ(運動した、お酒飲んだ、ベッドで読書、など自分で項目を作れる)や起床時の気分なども記録可能。
さらに、これらの記録をグラフで表示することが可能。
(iPhoneの回転ロックを解除した上で、横向きにすると表示できる。その後、上下スワイプでグラフの切り替え。正直かなりわかりづらいし使いづらいけど、面白いから許せる。なお、これ以外のグラフも多数ある。一部のグラフは異様にわかりづらくて役に立たない)
睡眠メモの項目が睡眠の質にどの程度良い影響を与えてるか確認できるのは良い感じです。
AutoSleepの「深い睡眠」だけが捨てがたい
と、こんな感じでほとんどすべてにおいてPillowの方が便利やん、て思ってるんですが、AutoSleepで記録できる「深い睡眠」というパラメーター。
これだけは圧倒的にAutoSleepが優秀で、役に立つパラメーターであるため、今の所は「両方のアプリ残したままにしてる」状態です(どうせどっちも自動で記録してくれてるから問題ない)
あくまでも記録を基にした「予想」でしかないんですが、AutoSleepの「深い睡眠」という時間が長ければ長いほど「翌日の調子がいい」
自分の記録で見比べる限り、AutSleepの「深い睡眠」とPillowの「質」は高い相関関係にあるような感じはするんですが、でも何となく体感的には「深い睡眠」の方が正確な感じがする。
1個だけアプリを使うとしたらPillowだとは思うんですが、人によって好みは分かれそうなところで、可能ならば両方試してみるのがオススメです。
とりあえずPillowは1日分の睡眠記録を見るだけなら無料なので、AutoSleep使ってる人も試してみる価値はあるのではないかと思います。
今回の記事はPodcastでも配信していますので、そちらもどうぞ。