Ankerのコンセントにさせるモバイルバッテリーが、家でも旅行でも欠かせないレベルで超役に立っています。
そんな中(日本ではApple Store限定で)、パワーアップバージョンとも言える「USB-PD対応」のコンセントにさせるモバイルバッテリーが発売され、購入しました。
すごい大雑把に言うと、このバッテリー1つで、MacBook Proの充電器とモバイルバッテリーの両方の役目を果たせるというもの。
大きさやら仕様やら、ざっとまとめてご紹介いたします。
USB-PDは30W(Mac Book Pro13は60Wアダプタ)
とりあえず気をつけないといけないのは「MacBook Proの充電器とモバイルバッテリーの両方の役目を果たせる」って書いてるんですが供給される電力量は半分です。
使っている限り、充電してる最中に電力が電池が減っていく、なんてことは起こっていませんが、理論的には充電速度は半分になります。
旅先で、素早くMacを充電したい、という用途にはちょっと足りません。
とは言え、襲いながらも問題なく普通にMacを充電できる(さらに同時にiPhoneも充電できる)ので、旅行での快適さは圧倒的。
大きさもかなーり大きくなるんですが、それでも荷物の個数が減ることによる管理の手間が減ることは自分的には圧倒的に大きいです。
(参考までに、MacBook Proの場合、13インチは60W、15インチは80Wのアダプタが付いてきます)
また、USB-PD30Wで出力できるのは「電源に繋いでる時」の速度。(USB-Aは12W)
電源に繋いでないときは「USB-Cバッテリーモード出力は15W(5V/3A)、USB-Aバッテリーモード出力は12W(5V/2.4A)」という感じです。
この数字だと、MacBook Proは多分「ギリギリ電池減らないレベル」とかかな。
Mac Book Proのアダプタと比較
大きさはこんな感じです。
MacBook Proのアダプタは手に持ってもギリギリ手に収まるけど、Ankerのやつは無理だわ、ってくらいのサイズ感。
Anker Power core Fusionと比較
これまで愛用してたAnkerのやつ(USB-Aが2口で容量が同じ)との比較。
1個1個で比較すれば超大きいが2つが1つに減るならめちゃ小さくなったと言える
これまで私がMacを持ち出す場合は「MacBookの充電器」と「Ankerのモバイルバッテリー」の両方を持ち歩いてました。
これがAnkerのデカいバッテリー1つになれば「すごい荷物減って快適」なのは間違いない。
ただ、以下のPodcastでも話したんですが、これはやっぱり「MacBook Proの充電器を持ち歩かなくて済む」ことが大きなメリットで、逆に言えば外でパソコンの充電をしない(iPadを早く充電したいとか)ならば「大きすぎて邪魔」になるのかなぁという感想です。
あと、このバッテリーはAppleでしか買えないやつで、しかもお値段がApple仕様のため、1万円を超えるという恐ろしい価格です。
自分と同じような用途では「他では代わりが効かない素晴らしい商品」ではありますが、値段高すぎて誰にでも勧められるとは言いがたいところがちょっと悩ましいところです。
Apple公式での購入はこちらのページ(Anker PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger)
追記:2019年8月ごろにRAVPowerから「同じようなコンセプトの製品」が発売されています。(こちらは最大出力18Wで、Ankerの30Wよりも少ない)
各所レビューを見る限り、きちんと充電スピードも早く、用途次第ではこちらの方がお得かもしれません。