Amazonで約1.5万円で販売されているタブレット「Fire HD10」に「Alexa機能」的なものが追加されました。
すごい大雑把に説明すると、Fireタブレットをその辺に置いといた状態で「アレクサ」って呼びかけてやると、普通に「Alexa」として使える、という機能(充電してないスリープ状態のままで良い)
これが想像していた以上に使い勝手が良くて、FIre HD10は結構誰にでもオススメと言えるレベルのお気に入りのものになってきています。
「動画&Kindle用タブレット兼Alexa」だって考えたらめっちゃコスパいいどころか、普通に「Alexaだけの目的」で買ってもAmazon Echoより便利なことも多いくらい。
大変気に入っていろんな人にオススメしたいので、いろいろとまとめてみたいと思います。
スリープ状態でそこら辺に置いとくだけでちゃんと「Alexa」ができる
普通のAmazon Echoなら当たり前ながら「同じ場所に置いとくしかない」んですが、Fire HD10ならばどこにでも持っていけるので、これ1台で「どこでも使える」(現実的にはWi-Fiが飛んでる家の中ならば「どこでも」という感じ)
もちろんこれはFIreHDの電源さえ入ってれば大丈夫で、スリープ状態でもちゃんと「アレクサ」という声に反応してくれます。
FIreHD本体のボリュームも音質も大したことはないので、Amazon Echoに比べたら音量はだいぶ小さいですが、同じ部屋にいる感じで「騒がしくない環境」ならちゃんと聞き取れるレベルの音は聞こえます。(現状はなぜか、タイマーをセットした時の通知音だけやたら小さくて、これはバグじゃないかと思ってる)
話した内容が画面に表示されるのは結構便利
また「普通のAlexa」と違って、FireHD10にはディスプレイが付いています。
これもまた地味に便利なところで「Alexa、醤油を買い物リストに追加」ってした項目を目で見て確認可能。
「買い物リストに追加」ってやつはIFTTTを使ってAlexaに話しかけると、自動でiPhoneのリマインダーに入ってくるって機能を使ってる(設定方法)んですが、醤油、とかよく使う単語じゃない言葉を登録すると、時々意味わからん内容でメモされたりします。
ただ、こいつが厄介なのは「単語はちゃんと認識できてるんだけど、漢字を変な風に読んでるから意味わからん」てなってる場合もあったりしてます。
そういうことがあったりした場合を考えると、やっぱり「画面」で確認できるのは便利。
タイマーにしても、画面がないと「Alexa、タイマー残り何分」て聞かないといけないんだけど、FireHD10なら「画面を見ればわかる」
天気にしてもある程度の情報がパッと画面に出てきてくれて、声で聞くよりも「早い」場合が多い。
そんなわけで、スピーカーの音量音質が多少劣るとしても、個人的にAmazon EchoよりもFire HD10の方が「Alexaとして役に立つ」と思うようになりました。
27,980円のEcho Showよりも(俺には)便利で役に立つ
同じような「画面があるAlexa」で言うと他にも「Echo Spot」や「Echo Show」なんかもあるんですが、こっちはどちらも「電源必須」
常時待機してるツールを電源繋ぎっぱなしにしておくのは当たり前っちゃ当たり前なんですが、Fire HD10だとバッテリーさえ残ってればいい。
体感で2〜3日は充電なしでも問題はありませんでした。(だいたい1〜2日おきに1時間程度動画見たりして、バッテリーが半分くらいになったら充電している)
また、Fire HD10はタッチディスプレイが付いているという、至って当たり前なんだけど、Echoシリーズにはついてない大きなメリットもあります。
(Echo Showは持ってないからレビューなどで見た知識だけど)Echo Showは「でかい画面があるくせに声でしか操作できない」仕様で、動画を見ようと思ったら、何もかも全て声だけで操作しないといけないというスペシャルな仕組み(音楽は一応アプリから曲選択ができる)
これに関してはいわば「Echo Showが劣る」機能であって、Fire HD10が優れているというレベルでもないんですが、少なくとも自分の用途では完全に「Fire HD10の方がいい」と言えるレベルです。
Amazon Echoを別の部屋に持っていってキッチンではFireHD10を使うようになった
今は、キッチンにあったAmazon Echoは別の部屋に移動させて「キッチンでAlexaする&YouTubeとかプライムビデオ見る」用の端末としてFIre HD10を使ってます。
我が家は電子レンジの横が「充電スペース」になってるんですが、今はそこがFireHDの基本ポジション。
ご飯作ってる時とかも、後ろを振り向けばFireHDの画面を確認できる、って感じになってます。
この状態で、キッチン(10畳くらい)の中であれば人に話しかけるレベルの音量で「Alexa」って話せばちゃんと聞き取ってくれます。
音量関係の注意点
唯一の注意点は音量設定。 Alexaの喋る音量は現状(Fire OS 5.6.4.0)だと「メディア音量」と連動しています。
例えばFireHDでPrimeビデオを見てる時に音を小さくしてそのままにしてると、Alexaの声も小さいまま。
家が静かであれば小さめ音量でももちろん聞き取れるんですが、このあたりは今はちょっと不便なところです。
そしてそれとは別に、アラームの音量は「アラーム」と連動している模様。
FireHDにそもそも「3種類の音量」があったことすら認識できてなくて、アラームだけやたら音が小さいの気になったりしてましたが、原因はこれでした。
セール時に1万円で買うのが狙い目
この「Alexaになる」Fire HD 10、一番小さいモデルの「Echo Dot」(約5000円)よりは高いですが、YouTubeとかプライムビデオ、Kindle本を見るのに使いつつ、同時にAlexaにもなるというのがメリット。
この「両方できる&画面がある」という利便性を考えたら、Fire HDは超お得で超オススメです。
32GBモデルの基本価格が15980円なんですが、セールになるとしょっちゅう1万円で買えるようになります。(さらに最近は10%近くのポイント還元もある)
最近Amazonは月1レベルでセールを開催してるので、そのタイミングを狙って買うとものすごく満足度が高いと思います。
Podcastでもこのことについて話していますので、よろしければこちらもどうぞ。