リビングのシーリングライトが突如壊れてしまい、色々とライトのことを調べていたらスマートホーム対応のシーリングライトというのが想定以上に安く買えることがわかりました。
以前買ったLEDシーリングライトについての記事はこちら。
元々家の電気は「壊れるor蛍光灯切れるになったら順次LEDライトに取り替えていく」作戦だったんですが、以前買ったLEDシーリングライトが4000-5000円くらい。対してスマートスピーカー対応のものが1万円ちょい(どちらも買ったのは「調光のみ」「調色なし」のもの)
単純に考えて、5000円くらい追加するとスマートスピーカーに対応できるなら、実験を兼ねて買ってみてもいいかな、くらいの感覚で買ってみた次第です。
この記事は、以下のPodcastで話した内容を元にした記事です。
1万円くらいで買えるスマートスピーカー対応のシーリングライト 363 by ごりゅごcast • A podcast on AnchorLEDライトは「壊れるまで交換不要」「構造がシンプルで扱いやすい」のがメリット
LEDのシーリングライトを使い始めてまだ2年程度ではあるんですが、とにかくありとあらゆる手間が減るというのがすごい快適になりました。
一般家庭レベルで電気代の違いが大きな差になることは少ないと思いますが、予備の蛍光灯を廃棄したり保管するコスト、取り換えるコストなどを考えるだけでも「壊れたらLEDに交換」というのは十分に合理的な選択肢になると思います。
蛍光灯外した状態のシーリングライトはこんなごちゃごちゃしてる。

LEDライトは超シンプル。配線とかそういうのもいらないし、サイズ自体もひと回り小さいです。

上記記事で以前ざっと計算をしたんですが、今時のシーリングライトは「蛍光灯がダメになり次第LEDのものに変更する」というのが一番お得でおすすめな方法です。
スマートスピーカー対応のものを買うかどうかは「誰にでもおすすめ」とは言い難いんですが、個人的に寝室はスマートスピーカー対応のライトにするとすごい幸せになれると思います。(寝る時にリモコン探さなくていい。そもそもリモコンの置き場所も考えなくて良くなる。寒い時は特に電気消すために布団から手を出さなくていいのは嬉しい)
専用アプリからWi-Fi設定してスマートスピーカーに登録
このシーリングライトをGoogle Homeとかから使えるようには、まずアイリスオーヤマの専用アプリから設定をします。
大雑把な手順はこのような感じ。
- アプリのインストール
- 機器を追加
- デフォルトモードにする
- Wi-Fiのパスワード登録してやる

我が家では何の問題もなくWi-Fiの設定ができたんですが、iOS13に対応した時期くらいから結構「登録できない」みたいなこともあるみたいで、以下のこととかを確認してみるといいみたいです。
・Wi-Fiに接続しているのに、Wi-Fiに接続してくださいとメッセージが出て、次に進めない
→iOS13.1.3からiOS13.3にアップデートしたら、解消されました。
・デバイスに接続しようとしても、「デバイスを追加できませんでした。もう一度お試しいただくか、ヘルプをご覧ください。」とエラーが出る
→使用しているWi-Fiの名前から記号を除外して、英数字だけに変更したら、接続できた
(例:Buffalo-G-0000なら、BuffaloG0000のように変更)
そして、Wi-Fi設定を済ませてから、続いてスマートスピーカーの設定をします。
大体の手順はこんな感じ。

なお、細かい話ですが、AlexaもGoogle Homeもライトのタイマー設定(何時になったら自動でOn、Offなど)はできないんですが、アイリスオーヤマのアプリを使うことで簡単に実現可能です。
うちはキッチンと玄関と2箇所を「スマート電球」にしてるんですが、玄関の明かりが自動でオンオフできるのは結構便利です。(帰ってくるときには自動で玄関が明るく、寝るときには自動で電気がけてくれる。キッチンはタイマーでオンオフとかいらないと思った)
意外に難しいオンとオフのコマンド
注意点なんですが、うちではキッチンと玄関と2箇所を「スマート電球」にしてるおかげで、Google Homeでのライトのオンオフが意外に難しいです。
ねえGoogle、電気つけて
って言うと、キッチンと玄関の両方の電気がオンになってしまいます。
この辺り、概念を理解するのが難しかったんですが、Google Home的には 部屋の名前 > 明かり1台1台の名前という二段階の命名がなされていて、その上位に「明かり」という概念があるっぽいんですよね。
キッチンには「蛍光灯」があって、玄関には「玄関」という「明かり」がある

なので「電気つけて」っていうと家全部の明かりがオンになってしまいます。
例えばキッチンにスマート電球が3個あったりする場合には「キッチンの電気つけて」っていうとキッチンの明かりが全部オンになる。1個だけオンにしたい場合は「蛍光灯つけて」みたいに言わないといけない、みたいな。
まあ色々ごちゃごちゃ難しいんで、とりあえず自分はねえGoogle、キッチンつけてというコマンドを体に覚え込ませました。
この辺り「キッチンの電気つけて」とか「蛍光灯つけて」とか色々な音で反応してくれるんだけど、一番シンプルで今後も間違いが起こりにくいであろうフレーズが「キッチンつけて」でした。
すごい日本語っぽい、いろんなワードを省略した「キッチンつけて」なんですが、これでちゃんと認識してくれるのは実に優秀で素晴らしいです。
スマート電球が増えてきたら「おはよう」と「おやすみ」で「電気全部つける」「消す」に対応させようと思ってますが、スマート家電の運用方法とかGoogle Homeの設定方法とかがまだ難しくて面倒で、この辺りは今後追々変更していく予定。
アイリスオーヤマのセット割の罠
最後に余談というか注意点なんですが、Amazonで購入したシーリングライトのページには「セット割」なる商品があるんですが、これは1個がスマートスピーカー対応で、もう1個はただのLEDライトという罠な製品です。
最初は安いやん、て気がつかず購入して、その後に気がついて慌ててキャンセルした、という経緯があったので、皆様も騙されないようにご注意ください。
単純に、スマートスピーカー対応のLEDライトという製品自体は素晴らしいので、このクソ紛らわしい売り方さえなければもっと印象良かったのにな、と思う次第です。
ちなみに、玄関の電球はこれ(すでに販売終了っぽく、同じようなのは2000円くらいで買えるみたい)