1個前の記事でも軽くふれているんですが、ショートカットアプリを使うと、別のiPhoneやMacなんかに繋がってるAirPodsを、すごい簡単に今使ってるiPhoneに切り替える、ということが可能になります。
AirPodsで音を聴きたくなるアプリはいつも一緒だった
前回は「NFCタグに触れたら接続先をAirPodsにして音楽再生」というのが主な目的だったんですが、よく考えたらiPhone使ってて、AirPodsから音を出したくなるアプリっていつも一緒やん、ということに気がつきました。
自分の場合、音楽聴く場合とPodcast聴く場合。この2つの目的の時にAirPodsを使いたい。この時にiPhoneの接続先がAirPods Proに「自動で設定されるように」なってくれたら最強じゃないか、と。
アプリを開いたら接続先をAirPodsにする
で、Apple標準の「ショートカット」アプリの「オートメーション」というのを見てみると「特定のアプリを開いた時に動作」という条件が設定できるんですよね。

で、これが設定できたらあとは、アプリを開いたら「接続先を自分のAirPodsにする」っていう設定をしておけばそれでおしまい。

一応注意しとかないといけないのは、再生出力先にAirPodsを選べるようにするには、AirPodsの場合はイヤフォンをケースから出し、iPhoneが認識できてる状態にしておく必要があるということ。
多分その他のBluetoothイヤフォンとかでも、iPhoneがそのイヤフォンを認識できてる状態であれば同じような設定はできると思います。
自分の場合Podcastアプリと、YouTube Musicが「AirPodsに繋ぎたいアプリ」なので、2つ分の設定をしてあげればそれで完了。(上の4つは、CarPlayとNFCタグ関連のショートカット)

まだ微調整が必要ですが、アプリを立ち上げたら音量も自動的に調整されるようにしてみました。(Podcastの方が音を大きくしたいことが多い)
細かい注意点
細かい注意点なんですが、手順として「最初にAirPodsつけて」「アプリを開く」って順番で行動するとAirPodsへの切り替えが安定しやすいです。
AirPodsを認識できてない時にアプリを開いても「見つかりませんでした」的なエラーが出るだけで実害は大してないんですが、1回失敗しちゃうと結局AirPodsに繋ぎ直すのが面倒になります。
まとめ
最近はショートカットアプリとかもだいぶ放置気味になってたんですが、オートメーションの項目を改めて見てみると「特定のBluetooth機器に繋がったら」とか「アラームが止まったら、スヌーズされたら」「自宅のWi-Fiに接続したら」なんて項目はいろいろできそうな感じがします。
特定の場所に到着、出発っていうのも「何時から何時の間に発動」って条件が設定できるみたいなので、誤爆しにくい「自動今から帰るメール」も作れそう。
外に出たら省電力モードにして家に戻ったら元に戻す、なんてことも簡単。
とりあえず思いついて、Bluetoothスピーカーに繋がったら音楽再生、ってやつを設定しときました。
ルンバ買って1年ちょい経過してたり、家のシーリングライトが大体全部スマートスピーカー対応のやつにできたりしてるので、改めてもう一度「自動化」を考え直していきたいな、と思ってます。
iPhoneと自動化を絡めようと思うと、HomeKit対応のものが欲しくなってくるのが悩ましいですねえ。日本でHomekit対応家電すげえ少ないもんなあ。
とりあえず、Nature Remo買っとくとiPhoneからでもスマートスピーカーからでもエアコン操作できるようになりそうなので、次はエアコンを自動化できるようにしようと計画しています。
参考
こんな感じの話は、最近しょっちゅうPodcastで話しています。今回の記事の「元ネタ」になったのはこの話です。こちらもお時間あればよろしくお願いします。
iPhoneとNFCタグを使った家電制御の仕組みを作る by ごりゅごcast • A podcast on Anchor