4000円以下でエアコンオンオフができるようになるスマートリモコンが超便利

我が家の「スマートホーム」を押し進めるために、SwitchBotという「赤外線リモコンが操作できるスマートスイッチ」を購入しました。

SwitchBotはいわゆる「学習リモコン」というジャンルの製品で、リモコンのいろんな操作をこの機械に覚えさせて、それをアプリだったりスマートスピーカーから操作できるようにしてやろう、というもの。

リモコンを1つにまとめられる学習リモコンが超便利 – ごりゅご.com

SwitchBotは家のネットと繋がってるので、ネットが繋がる場所ならどこからでもリモコンの操作ができるし、他のサービスと組み合わせたりすることで、様々な「自動化」もできるようになります。

自動化の例:朝7時に照明&エアコンをオン、深夜にエアコンの設定温度を少し上げる

この製品の素晴らしいところは、小型、軽量で、何よりも無駄な機能を削ぎ落としたことで類似製品に比べて値段が安いところ。

基本販売価格が3980円で、セールしてたりするとそこからさらに1000円くらい安くなったりもします。

5000円以下の値段で、家に帰る前にエアコンをオンにして、家に帰ったらすぐに涼しい、ということが超簡単にできてしまうわけです。

パッケージの中身は以下のような感じ。

今時のよくある製品らしく、薄っぺらい紙がついてて、あとはアプリからいろんなことを設定してね、という感じ。

本体への給電はmicorUSBの端子を使います。理想を言えばUSB-typeCの端子が欲しいけど、これも多分「安くするため」にはmicroUSBの方が都合が良いんだと思います。

一番赤外線通信が安定する置き場所を調べるためにモバイルバッテリーと繋いで使ってみているんですが、待機電力はすごく小さいです。1日経過しても5000mAhのバッテリー1/3も消費してない?というイメージ。

設定は簡単 エアコンのリモコンを本体に向かって「電源押す」だけ

機器の設定は、基本的にスマホアプリで全部やります。

‎「SwitchBot」をApp Storeで

大して難しい事は何もないけど、Wi-Fi接続のためのパスワードだけ手動で入力する必要があります。

順番としては「アプリにSwitchBotの機器を登録」して「SwitchBotにリモコンの信号を覚えさせる」というイメージ。

Amazonのレビューを見ると、動かない繋がらない設定超めんどくさい、などいろいろ書かれてたりしますが、少なくとも我が家のエアコン2台(富士通と三菱)は「電源ボタンを押す」というだけで設定が全部完了しました。

Google homeの「ルーティン」連携の仕方

SwitchBotとスマートスピーカーの連携などは、SwitchBotアプリにやり方が載ってる(Google Home、Amazon Alexa)んですごく簡単なんですが、結構めんどくさくて苦労したのがGoogle Homeの「ルーティン」と連携させる動作。

「ねえGoogle、おはよう」でエアコンの電源をオンにするのは簡単だけど「ねえGoogle、行ってきます」でどうやって電源のオフができるのかがわからない。

色々試してみたところ、SwitchBotアプリで「シーン」を設定してやり、その後Google Homeアプリのルーティンでシーンの操作、を選んでやればオーケーでした。

そしてもう1つ超絶難しかったのが「複数人でシーンを共有する」という方法。

Google Homeの操作は「個人」に強く紐づいていて、人それぞれ「おはよう」「おやすみ」でなにをするかの動きを変えられます。

それ自体は問題ないんだけど、SwitchBotアプリで作った「シーン」というのもそれぞれの個人に紐づけられてるみたいで、自分以外の人がアプリを開いても「シーン」が見つからず。

仕方ないので「もう1台のスマホ(妻のやつ)にSwitchBotアプリ入れて同じIDでログイン」した後に「Google Homeアプリ(妻のやつ)からデバイスとしてSwitchBotを追加」することで2人の声で「エアコンを消すルーティン」が作れるようになりました。

うまく動かない時は「ねえGoogle、デバイスを同期して」って言ってやるとよいみたいです。

エアコンのリモート操作は「スマート家電最強」って思い知らされる

ルンバ買って超感動したり、GoogleHome買ったり、Alexa買ったり、それらから直接操作できる照明を買ったりと色々ありますが、エアコンをリモートで操作できるという便利さは他のどれよりも「便利になった感」がすごいです。

ルンバは「家を超綺麗にしてくれて嬉しい」けど、目に見える便利さ、というのとはちょっと違う。

声で照明を操作できるのは便利な場合は多いけど、それよりも「クソ暑い夏にあらかじめ部屋を涼しくしておける」

これはとにかく素晴らしい。

田舎の一軒家とか、夏に2階(仕事部屋)に上がると体感気温40度どころじゃないことがしょっちゅうなんですが、今は10分前にエアコンをオンにしておけばいきなり涼しい。

ただそれだけのためだけでも買ってよかったわ、って思えます。

1万円、とか言われたら買いづらいかもしれないけど、これが4000円くらいで買えるなら、まあ買って損しないって間違いなく言えるんじゃないでしょうか。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

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