コーヒーの微粉取りは自宅コーヒーの味を3段階くらい素晴らしいものにした

自動焙煎機を買った、というのをPodcastで話したら、ジュン先生(ごりゅごにコーヒー焙煎のきっかけを与えてくれた人)から「次はコーヒーの微粉取りをする時だ」というアドバイスをいただきました。

せっかくそれなりにお高い焙煎機を買ったので、3年ぶりにもう一度「おいしいコーヒー」を追求しようと決意。

「手挽きのミル」「微粉取り」の2つにも手を出してみたら、コーヒーがものすごくすっきりした「俺好み」の味になって、非常に満足感が高いです。

手挽きミルで「細かすぎないコーヒー豆」を作る

これまで我が家でコーヒー豆を挽くのに使っていたのは「マジックブレット」というもの。(かつてテレビショッピングでよく見かけたやつ。もらいもの)

こいつをもらって、なんとなーくコーヒー豆を挽く専用の道具としていたんですが、なにぶん電動の「ミキサー」なので、なんとなく豆を挽くと、挽いた豆の粒度がばらばら。時間が短いと豆はまだ全然挽けてないし、時間が長すぎるともう「挽いた豆」じゃなくて「粉になった豆」みたいな感じ。

なんとなーく不満はあったんですが、コーヒーミルのことをよく知らなさすぎて、怠惰に同じものを使い続けていた状態でした。

ただ、ジュン先生のアドバイスによると、コーヒーミルというやつは家庭用としては「2000〜3000円くらいの」「手挽きミル」で問題ないらしい。その程度の予算であるならば、せっかくの機会なので、とこんなミルを購入。

ミルを買う気になったのは、ジュン先生が実物を見せてくれて、自分で豆を挽いてみて、あー、こんなもんか、と思うことができたのも大きいです(ありがとうございます)

1ヶ月くらい使っていますが、少なくともこれまでの「ブレンダー」よりもはるかに質が高い、コーヒーっぽいコーヒー豆を挽けるようになった、ということは自信を持って言えます。

高いミルと安いミルの違い

コーヒーミルというやつは、ハンディの小型タイプのものでも高級品なものは簡単に10倍くらい(2万超え)の値段で売ってます。

電動の、コーヒーショップに置いてありそうな巨大なミルが3〜4万するのはわかるけど、こういう高級ミルは何が違うのか。どうもそれは、ミルの「刃」の部分がよくできていて、挽いたコーヒー豆の粒度が高い精度で揃うこと。要するに、高いミルだとコーヒーの「微粉」が発生しにくい、ということらしい。

この微粉というやつは、家にある茶漉しなんかを使ってやればわりと簡単に取り除くことが可能。やってみると多少手間であることは事実だけど、1〜2分の手間さえ惜しまないのであれば、高級なミルでも安いミルでも挽ける豆の質に大きな違いはないみたいです。

ミルで挽き終わった豆
ミルで挽き終わった豆
茶漉しに入れてトントンする
茶漉しに入れてトントンする

微粉を取れば取るだけコーヒーはすっきり飲みやすくなる

この、手挽きミルで豆を挽いて微粉を取ることをするようになってから、自宅で入れるコーヒーは「明確に美味しくなった」と思えるレベルに変化しています。

微粉というのは料理で言う「アク」みたいなもので、あまり徹底的にやりすぎると本来の「コーヒーっぽさ」は失われてしまうようですが、基本的に2000円程度のミルで挽いた豆ならば「微粉を取り除いたら美味しくなった」と感じる人が多数派であるはず。

この程度の手間でこれだけ美味しくなるんだったら確実にやったほうがいいと断言できるレベルの変化。フラペ先生よい情報を教えてくれてありがとうございます。わたくしは、先生がおすすめしてくれたのと違う、もっと安いミルを買いました。

そして先日、茶漉しでの微粉取りは面倒(こぼれそうだし、1〜2回こぼしてる)なので、コーヒーの微粉を取る専用の道具も買いました。

挽いた豆を筒に入れて
挽いた豆を筒に入れて
フタをして振る
フタをして振る
中に微粉が落ちます
中に微粉が落ちます

似たようなものは百均なんかでも売ってるらしいですが、気分が良かったのでこんな「専用品」を買った次第です。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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