7月の振り返りです。(遅くなったけどちゃんと月に一回の振り返りができた!)
6月は「スロージョギングとZettelkasten」の1ヶ月でしたが、7月を振り返ると「Padと文学の一ヶ月」という感じでまとめられそうです。
## PUSH3買った
一番大きいのは「セルフ誕生日プレゼント」としてAbleton Push3を買ったこと。
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超雑なことをいうと「パッドの一番すごいやつ」です。
→[m.ap🎛️Ableton Push3 - ごりゅご.com](https://goryugo.com/ableton_push3)
そもそもPUSHを使う人でも「DAWを操作するコントローラー」として使い、ちょこっとだけメロディを演奏したりする、というのが大半。
自分のように「演奏する楽器」として使う人は少ない(らしい)んですが、触ってみて明らかに「これは楽器的に演奏できるな」ということを感じました。
ちゃんと楽器的な表現が出来る可能性は大いにある。
まあこれ、ナレッジスタックとはほとんど関係ない話なんですが、自分はそういう「メインテーマと関係ない記事」みたいなの好きだったことを思い出したのです。だから、鬱陶しくなり過ぎない程度に、今後も月に一回くらいはなんでも好きなことを好きなように書いていきたいと思ってます。
ちなみに、実物が届いて感じたのは、想像以上にくっっっっそでかくて重い、ということかな。さらにこれ専用に電源も必要で、まあ決して扱いやすいとは言えない大きさ、重さです。
でも同時にこれがあるとDAWの操作もくっっっっっそ便利になって、音楽をする時間が超快適になって、単純に「効率もよくなっている」んですよねえ。
現在の使い方は、普段パソコンを使うときはこいつを横の方に追いやって、音楽するときだけ正面に持ってくる、という方式です。
購入のための費用は、家のものをひたすらメルカリして全額稼ぎました。つまり実質無料!
こういうのはマッチポンプじゃなくてなんていうんだろう。自家発電?的なもの?十分にお高いけど、それでも本格的な楽器を買うことを考えたらまだギリギリ「趣味」で収まる値段だし、なんてったって「実質無料」だったので、満足感しかありません。
→[Ableton Push 3 | Ableton Live プッシュ (コントローラー版)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0DFV4JMST/room510-22/)
今になって振り返ってみると「おれ、PUSH買うためにメルカリ頑張るんや」っていう期間も、目標があって、ついでに家まで片づいて、これまたいいことしかなかったような気がします。
## Padの記事
また、月に1回更新目標の「パッドの記事」も、ちゃんと書くことができました。
[音楽理論は「物理」ではなく「心理」の話|五藤隆介(goryugo)](https://note.com/goryugo/n/nea7fddb2a56a?from=notice)
今回のやつは、ほとんどなにもパッドの話しはしてなくて、ごりゅごが思っている「音楽理論と音楽の本質」に関する意見をまとめた、という感じ。
また、8月のことだけど、久しぶりに演奏の動画を撮って公開しました。
パッドとか全然知らん人にこそ聞いて欲しいんですが、今回は「ボサノヴァ」です。
元々パッドって「ギターとほぼ同じ音の並び方」をしてる楽器なので、ギター的なコードは弾きやすい。
そして、クラシックギターの音源を使ってやれば、かなりちゃんと「ギターっぽい」音がします。
たぶんごりゅごの演奏程度でも、目をつむることでそれなりに「ギター弾いてる」みたいに聞こえるはずです。

もちろんこれはソフトウェア音源(サンプリング)で作ったものなので、本物と違うところはたくさんあります。でも、今の技術ならば、プロではない素人でも、これだけ手軽に「ギターっぽい演奏」ができるんですよ。
ギターよりも明らかにパッドの方が小さいし、ピアノ(同じくらいの音域が演奏できる鍵盤楽器)よりも小さい。
初期投資がゼロとは決して言えないけど、ある程度の道具(音源とソフトウェア)が揃えば、ギターもピアノもベースもドラムも全部これだけで演奏できる。
大人が、趣味として音楽を作ったり、演奏したりして楽しむのに、こんな素晴らしい道具はない。是非多くの人に広まって欲しいと思っている。
そして、そのために自分が出来ることとして、なに買ったらいい?どうやって始めたらいい?というような悩みを解決するためのシリーズとして、ごりゅごは「64パッドの記事」を毎月書いているのです。
→[64パッドで始める音楽生活|五藤隆介(goryugo)|note](https://note.com/goryugo/m/mfce72e1b2171)
## オフ会
これも8月の出来事なんですが、ナレッジスタックのオフ会は、たぶん今までで一番多くの人が参加してくれて、たぶん今までで一番いい感じに盛り上がったんじゃないかな、と思っています。
集まってくれるひとは多様でありつつも、でもどこか似たところがあったりもして、そういう人から「これ面白い」みたいな話が聞けると、だいたいそれは全部面白い。
当面は、毎月第一土曜日の20時から。セミナー開催した日の夜に、オフ会も開催する予定です。
## 室内でのスロージョギング
残り半分は主に「健康のための運動」の話です。
まず、6月末から始めたスロージョギング。
できる限り無理をしないように、苦しくなく続けられることを最優先にして、少しずつ時間と距離を伸ばしていっています。そして、そろそろ最近は30分以上走り続けたりするようになりました。そしてこのくらいの時間を走るようになったことで、今の自分が逆に「全然走れない」ことをものすごく実感しました。
くっそゆっくり走ってても、30分以上走ってると(息は切れないけど)かなり疲れる。
こんなゆっくり走るだけでも「走る筋肉」が疲れるし、けっこうな疲労感がある。
筋トレは1年前くらいから始めてたけど、当たり前ながら筋トレとジョギングは大きく異なる運動なんだと実感しました。
これはちゃんと両方やらないといかんわ。
あと、もうひとつの発見として「暑いとめちゃめちゃ心拍数が上がる」というのも、自分で走ってみて強く実感した面白い発見でしたねえ。
まじで、25度を超えてくると、同じスピードで走ると、目に見えて心拍数が高くなってしまう。(身体の冷却のために心臓が血液を循環させようとするみたい)
7月後半くらいからはちょっとあまりにも暑くなり過ぎてしまったので、その時期からは外で走ることを諦め、スロージョギングの本に書かれてた「家で走る」のを実践しています。
気温25度以下の環境が現われたら、もう一回外で走ろう。そのくらいでいいや、と思ってます。
[「つらい練習が正解だ」という価値観を手放す - by goryugo - ナレッジスタック](https://knowledgestuck.substack.com/p/cb0)(書籍リンクもこちらから)
## プリズナートレーニングのマインド変更
スロージョギングをするようになって、これまでとは比べ物にならないくらい運動量が増えました。
また、[練習論](https://knowledgestuck.substack.com/p/88f)からも影響を受けて、もうひとつの運動の「[プリズナートレーニング](https://bookcatalyst.substack.com/p/bc101-d74)」は根本的にマインドを変えました。
簡単に言うと、プリズナートレーニングでは今まで以上に「簡単なことを丁寧にやる」ことに専念して、決して無理しない。つらいことをしない。たくさんやらない。
こういうのを徹底するようにしました。
とにかくまず「先に進めようとしない」こと。そして「回数を増やそうとしない」こと。
ちょっとフォームが乱れるようなことがあれば、もうそこで終了。
ただし、一回一回の動作は、今まで以上に大きく身体を動かして、超ゆっくり丁寧にやる。
腕立てひとつでも、超ゆっくり、限界まで下げて、止めて、上げる。筋肉の稼働域を最大化するため、可能な限り大きな動きをする。
そして、回数を増やそうとしない。前回と同じ回数ができたら十分だし、前回と同じ回数ができなくてもいい。
あまりにも余裕があると思ったときだけ、2セット目の最後に1回だけ増やす(増やしてもよい)
こういうやり方に変えると、次のステップに進むにはどんなに早くても数ヶ月かかるようになってきます。一部の種目では、年単位で同じことを繰り返すことになるかもしれません。
ただ、こうやって「少なく、丁寧に」することよって、筋トレ自体がものすごく楽で簡単になったんですよ。まじで無理せず筋トレできる。今までは「まあまあ時間に余裕があるからできる」だったけど、今は「5分あればいい」
だから「やりたくない」と思う気持ちが限りなくゼロに近づく。
基本的に、どれも全部2セットやることを目標にしてるけど、準備とか記録まで含めて、トレーニング時間はマジで1日5分です。しかも基本的に土日は休み(休息日であり、平日にやれなかったときのバッファでもある)
これならほとんど誰でもできるはず。
運動が辛いからって1回も運動しないことと比べたら、どんなにラクでも1回でもトレーニングした方が、筋力の発達には寄与するはず。これに関してはきっと誰もが同意してくれると思います。
だから、つらくてやりたくないと思う要素を極限まで減らし、やったら確実に「プラスになるはず」と考えて、楽にできることを、ちゃんと丁寧にやる。
その方が「心身共に健全に過ごせるかな」と思った次第です。
[BC101 『プリズナー・トレーニング』 - by goryugo - ブックカタリスト](https://bookcatalyst.substack.com/p/bc101-d74)
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ごりゅごのパートナーであるはるなさんが『書いて考える技術』という新しい本を作りました。
[書いて考える技術 | TTW](https://gotoharuna.com/)
元々、ナレッジスタックで[書いて考える技術](https://knowledgestuck.substack.com/p/haruna009)という形式で連載していたものを、大幅に加筆修正して1冊の書籍として(縦書きで)整理してまとめたもの。
「構想5年の巨大プロジェクト」である本書について、ちょっとごりゅご目線で本を紹介してみたいと思います。
## 「目隠し将棋」は難し過ぎる
頭の中だけで何かを考えようとして、結局同じところを堂々巡り……。そんな経験はありませんか?
『アトミック・シンキング』の中でごりゅごは「目隠し将棋は難しい」というたとえ話を使って「頭穴化だけで思考を進めることの困難さ」について解説しました。
「思考のプロ」のような人になれば、プロが目隠し将棋を指すかのように頭の中だけでも(ある程度)思考を進めることはできるかもしれませんが、それでもそこに制限があることは事実。
とは言え「書いて考える」という説明をされても、真っ白の紙を眼前に置いてみると、逆に何から書けばいいのか分からなくなってしまう。
### 「文章術」ではなく「思考法」を身に付ける
『アトミック・シンキング』では、そのことに対して基本的に「文章を書いて向かい合う」ことを考えてきました。
が、文章の形式でなにかを考えるというのは、それが得意な人がいれば、不得意な人もいる。
はるなさんもどちらかと言うと「文章で考えるのは不得意」な派閥。
じゃあそんな人は「書いて考える」ことはできないのか。といえば、もちろんそんなことはありません。
文章で考えるというアプローチを身に付けること自体は、決して損をしない素晴らしいスキルだと思いますが、別に「それ以外の方法」を使ったっていいわけです。
そして、そんなはるなさんの特性を踏まえて辿り着いた答えがこの**『書いて考える技術』**という本です。
このストレートなタイトルに、彼女が伝えたかったことのすべてが詰まっています。
まずお伝えしたいのは、これは美しい文章を書くための「文章術」の本ではありません。
これは、文章を書くよりもずっと手前の段階、つまり、頭の中でごちゃごちゃになった思考の断片を整理し、構造を見つけ出し、進むべき道筋を発見するための**「思考のナビゲーション方法」**を整理した一冊です。
ごりゅごが普段、テキスト(タイピング)を使って行っている思考の整理法と考え方の根っこは同じですが、彼女のアプローチはもっとストレートで直感的。ごく簡単な「ビジュアル化」の技術を使って、誰でも思考を前に進められるように工夫がされています。
### 「絵が苦手」な人にこそ、届けたい
ただ、ビジュアル化、という言い方をすると、必ずしり込みするひとが出てくるんですよ。「ビジュアル」という言葉を聞くと、つい「自分は絵が苦手だから…」と反応してしまう。
ただ、この本はいい意味で「図解」の本ではありません。基本的に使うのは、**ただの「線」と「矢印」だけ。「四角」や「丸」くらいならあってもいいけど、それ以上の「ビジュアル」は使いません。
「囲む」「線を引く」といった誰にでもできる単純な行為だけでも、驚くほど思考をクリアにしてくれるのです。むしろこれは、絵が苦手だと感じている人ほど効果が大きいはず。
### あなたのiPadが、最高の「思考ツール」に変わる
今回この本は、(期間限定で)あえてPDF/EPUBというファイル形式で、直接ダウンロード販売するという形式を採用しています。
それは、この本が単に「読む」ためのものではなく、**あなたが「書き込み、実践する」ことで初めて完成する**ように設計されているからです。
もしあなたがiPadとApple Pencilをお持ちなら、ぜひこのPDFを開いてみてください。
読みながら、気になった言葉を囲み、余白に自分の考えを書きなぐっていく。最高の「書いて考える読書」の体験が味わえます。
またこれはiPadがただの動画視聴マシーンと化してしまっている悩みを解決してくれる「救いの書」にもなりえるでしょう。iPadとApple Pencilを使ってこの本を読むだけでも「iPadを有意義に使ってる感」を堪能できます。
実際にApple Pencilを使って書いた、という体験がこの1回「だけ」だったとしても、こうした体験は必ず次につながります。
一度でもこうした体験が出来れば、なにかの機会に「iPad x Apple Pencilが使えるかも」ということを思い出しやすくなるのです。
また、Kindleとは違い、PDF、EPUBという形式でのデータ保存ができるということの価値。そのスピード感、自由度の高さ。こうした素晴らしさは、ローカルでファイルを管理するObsidianをお使いの方々であれば、強く共感していただけるでしょう。
## 著者より
こんにちは、春菜です。この度、『書いて考える技術』という本を出版いたしました。この場をお借りして、この本に込めた想いを少しだけお話させてください。
### 書くことに、何度も助けられてきた
私自身は、昔から「書くこと」で自分の考えを整理し、これまで何度も助けられてきました。
頭の中が混乱してしまった時、ただ紙に書き出すだけで、不思議と心が落ち着き、進むべき道が見えてくる。そのシンプルですが強力な体験を、かつての私と同じように悩んでいる誰かに届けたいと思ったのが、この本のはじまりです。
### 5年間の停滞を破った「1枚のメモ」
実は、「書いて考える」というテーマで本を作りたいという想いは、5年以上も前からありました。ですが、あまりにテーマが自分の中で大きすぎて、どこから手をつければいいのか分からず、ずっと形にできずにいました。
そんな長い停滞を打ち破ってくれたのが、ある日、何気なく書き出した**「1枚の手書きのメモ」**でした。そのメモの上で、バラバラだった思考がスルスルと線で結ばれていく感覚があったのです。
その瞬間に、「これなら、伝えられるかもしれない」と確信しました。本書には、あのメモから生まれた思考の「核」が、そのまま詰め込まれています。
### まずは、一本の線を引くことから
この本で紹介しているのは、小難しい理論ではありません。立派な絵を描く必要もありません。
ただ、自分の思考に「四角」や「矢印」といった“しるし”をつけて、目で見てわかるように整理してあげる。たったそれだけです。
もしあなたが、何か考えたいことがあるけれど一歩を踏み出せないでいるなら、ぜひ、ペンを手に取ってみてください。そして、**ただグルグルと円を描くだけでもいい。その一本の線が、きっとあなたの思考を前に進める、力強いきっかけになってくれるはずです。**
この本が、皆さんの「書いて考える」旅の、ささやかな伴走者となれたら、これほど嬉しいことはありません。
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**▼『書いて考える技術』はこちらからご購入いただけます**(PDF、EPUB形式での販売は、ニュースレター購読者向けの期間限定販売です。一定期間経過後、Kindleでの販売に変更いたします)
[書いて考える技術 | TTW](https://gotoharuna.com/)