ネタ論文なんだが、こういうことをまじめにやるのが楽しいのだ。
著者はAI・ディープラーニング方面で有名な研究者。
松尾 豊
独立行政法人 産業技術総合研究所
締め切り,効率,バタ男,創造性,最適化
>研究者はいつも締め切りに追われている。余裕をもって早くやらないといけないのは分かっている。毎回反省するのに、今回もまた締め切りぎりぎりになる。なぜできないのだろうか?我々はあほなのだろうか?本論文では、研究者の創造的なタスクにとって、締め切りが重要な要素となっていることを、リソース配分のモデルを使って説明する。まず、効率的なタスク遂行と精神的なゆとりのために必要なネルー値を提案した後、リソース配分の モデルの説明を行なう。評価実験について説明し、今後の課題を述べる。
![[なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか.pdf]]
http://ymatsuo.com/papers/neru.pdf?fbclid=IwAR3y2n8rpeLveDO63bI9YdqtMulDW9upb9awjq5xToM_Xrdsqb6AxREcakg
ネルー値とは?
研究者における精神的ゆとりを表す単位、 ネルー
>「今日、このまま寝てし まっても締め切り等に影響がない状態」が 1ネルーであり、「n日寝てしまっても締め切り等に影響がない状態」 がnネルーである。今日締め切りの仕事をまだ達成していない状態は0ネルーである。
>一部に、ネルーは「寝る」だという安易な説があるが、イン ドの首相ジャワハルラール・ネルー(1889-1964。ガンジーの父である)がこの概念を最初に唱えたという説が専門家の間では有力である。