ものすごく近くの課題とものすごく遠くの関心事の両方を大事にする。これを意識する。 なぜか。実は、その間にある中間的な領域はなかなか思い通りにならない。 どんな大学に行きたい、どんな会社に行きたい。こういうのを目標に置くと、とても苦しい。そうではなく来週の定期試験の勉強をする。そして「なんでもいいけどなにか世の中をよくすることをしたいな」とぼんやり考える。 P20 [[§10年先を見据えるためにも目の前の目標を忘れてはいけない]]、ということの言い換えといえるか? [[目標はそれ自体が習慣的になり得る]] from 『目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)』