もともとキーボードは、日本語を入力するために作られたものではない。日本人は、海外(欧米文化)で作られたコンピュータを日本向けにカスタマイズして利用しているだけである。
キーボードに「日本語配列」というものは存在するが、そもそもの設計思想が日本語入力をすることを想定して作られたものではない。
たとえば、日本語は「変換」という操作を多用するが、それに伴いエンターキーは他の言語に比べれば明らかにの使用頻度が高い。
欧米仕様のキーボードの「エンター」が遠いのは、日本語と違い「確定」という操作が必要ないから。
→英語圏の人が、いわゆる変態キーボードにならないのは、日本語を入力しないからではないか?
また、この「日本語配列キーボード」というものが考え出された時代は、インターネットなどというものを誰も使っていなかったような時代だった(今とはほぼ確実にコンピュータで行っていた行為が異なる)ということも忘れてはいけない。
2021年現在の日本で使われている日本語配列は『JIS X 6002 情報処理系けん盤配列』に準拠したもの。
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