[[書き留めるとは思考を固定化すること]]なので、なにかを書き留めたらその段階で「他の可能性」が切り捨てられる。 多くの人の「書けない理由」の1つには、この「他の可能性が捨てられてしまう恐怖」がある。
だが、[[思考を前に進めるためには有限化は欠かせない]]し、[[文章はリニアにしか読み書きできない]]。そもそも人間の[[体験は必ずリニアなもの]]なので、なにかを体験するときには必ず「次」の選択肢を1つに絞り、それ以外を切り捨てなければならない。
それこそが書くことの本質であり、価値であり、それによって生み出される「制約」こそが新しいものを生み出すために必要なこと。
物理的な解決策として、切り捨てられたものは「未使用」という項目を作り、そこに置いておくことで心の平穏には役立つ。
→[[未使用があると「捨てる」ことができる]]
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[[書くという行為は「翻訳」である]]
[[思考の過程を書くのは結果を書くよりも簡単]]