私たちは、幼いことから「自分のことばで書く」練習をほとんど行っていない。
夏休みの宿題で書かされた日記は、事実を並べるだけで完成した。そこに「面白かった」が追加されれば、なんの面白みのない小学生用最強テンプレ日記の完成である。
[[我々には実用文が必要である]]のにも関わらず、学校ではそうした体系だった文章の書き方を学ぶことはほとんどない。
大人になってから重要なのは、こうした「日記」が書けることではなく「実用文=クイズ文」が書けることなのだ。
だが現実として、現在は教える側すらまともな実用文が書けない。(小学校で配られるプリントの分かりにくさは、30年進化していないと感じてしまう)
実用文を書くための手法として「クイズ文」は重要だが、その書き方を学ぶことはない。
[[日記には反論できないがクイズ文は反論が出来る]]
[[クイズ文は主観を排し一つの考えを伝えるもの]]
実は、わたしたちがこのようについつい「コピペ」してしまうのは、人間である以上は仕方がないことなのです。
- 実は、コピペしてしまうのはある程度仕方ない
- 我々は、自分のことばで書くという練習をほとんどしていない
- 自分が考えたこと、といきなりいわれても、そんなものは人間の遺伝子に根付いた本能などではない
- 本能は、腹減った、眠い、セックスしたい
- この3つさえ満たせば人類の目的は達成できていたので、
- そうなるのが普通
- なにより、書くなんてことは本能と真逆の行為
- とは言え、本能ではなく、理性をはたらかせるための行為である、ともいえる