## 🎯RINKの特徴(3つの柱) ### 紙のカードのように「他のカードが常に見える」 - デジタルが苦手にする「隣のページ」「前後のカード」を見えやすくする ### あとから構造が生まれる - 最初にフォルダやカテゴリーは「決めない」 - 書きながら関係性を見出し、番号を通して「構造」が後から見えてくる ### 番号はショートカットであり構造のヒントである - 各ノートに振られた番号(例:`ri.0a1`, `ri.0a2`)は、情報の“位置”ではなく“つながり” - メモ同士、思考同士をつなげて、知識の断片から構造が見えてくる > [!NOTE]+ 目次 > ```dataview >LIST >FROM "Publish" >WHERE startswith(file.name, "ri.") >SORT file.name asc >``` > [!NOTE]+ 目次 > ```dataview >LIST >FROM !"Publish" >WHERE startswith(file.name, "ri") >SORT file.name asc >``` --- ## 🧭 なぜRINKなのか? - 「RI(Relational Index)」という記法に、「つながりの知識(Networked Knowledge)」という目的を込めました - 単なる番号づけではなく、**思考と知識をつなぐ“記号の言語”**です - 「RINK」という語には、「link(つなぐ)」の響きも込められています --- --- ## ✍️ 一言で言うなら… > **RINKは、思考をつなげ、知識を育てる「記号による地図」のようなシステムです。** --- # 🧠🔗 思考と構造を育てる、ボトムアップのインデックス手法:RI **RI(Relational Index / Referenced Idea)**は、思考を「点」としてではなく、「線」として記録するためのナンバリング手法です。 各ノートは一つのアイデアを表すと同時に、他のノートとの関係を持ち、参照し合う構造の一部になります。 「記録する」のではなく、「接続する」。 RI記法は、Zettelkastenの核心である「つながり思考(relational thinking)」を、より操作可能な形で日常に実装するための枠組みです。 特徴的なのは、この仕組みがボトムアップで育つこと。 最初にすべての構造を設計する必要はありません。 ただ、ひとつ「てっぺん」となる分類(例:`RI10 思考法`)を決めれば、そこからノートは自然に分岐し、連なり、やがて有機的なネットワークを形づくります。 これは分類ではなく、**思考と発見の地形図を描く方法**なのです。 またRIは、情報整理のためのインデックス手法としても有効です。 メモ、引用、資料、インスピレーション——それらを単にストックするのではなく、**関係性と文脈で整理する**。 静的な情報群を、動的な知識ネットワークへと変換する。 RIは、「あとから構造化する」ことを前提に設計された、**しなやかな記述体系**です。 ## 関連 [[ria1a RINK紹介ページの構成案と伝え方の設計]]