[[ABC Music Notetion]]で使えるabc記法の簡単な使い方。 基本的には、楽譜にしたい部分をコードブロック(バッククオート3つ)で囲み、いくつかの基本的なパラメータを書いたあとに、音名(CDEFGAB)を書く。 これでテキストが楽譜に変換される。 以下のようなサンプルによって、次の楽譜が出力される。 ```` ```music-abc %%MIDI program 80 X:1 T:The Legacy Jig M:6/8 L:1/8 R:jig K:G GFG BAB | gfg gab | GFG BAB | d2A AFD | GFG BAB | gfg gab | age edB |1 dBA AFD :|2 dBA ABd |: efe edB | dBA ABd | efe edB | gdB ABd | efe edB | d2d def | gfe edB |1 dBA ABd :|2 dBA AFD |] ``` ```` ![[2024-01-09_11.15.32ss.jpeg]] M:6/8は拍子、K:Gは曲のキー。 ちょっと難しいのが、L:1/8という項目。これは、楽譜を表記する時に「アルファベット1文字だけ書いた時の音符の長さ」 GFG、で8分音符の音が並んでいく。 4分音符を書くには「G2」(Gの音を、8分音符2個分) 2分音符なら「G4」 オクターブ上げる時は小文字。もっと上は`'`を付ける。低い音は`,`を付ける。 C,D,E,F,...CDEF...cdef...c'd'e'... という感じ。 その他、縦線は小節の区切りだったり、数字やコロンは繰り返し記号に使われる。 いくつかサンプルを見て、ちょっとずつ改造してみると、なんとなくの感覚は掴める。