Amazonによる電子書籍サービス「Kindle」についての基礎知識やレビューなどをまとめたページです。
Kindle各モデルの簡単な解説
Kindle各モデルの違いを簡単にまとめます。
モデルは大きく5種類あります。
5種類のモデルの簡単な解説
- Kindle:ライトなし 解像度少し低い(167 ppi)
- Kindle Paperwhite:ライトあり 一番標準的なやつ
- Kindle Oasis:片手持ち用の特殊な形状 すごく高い
「キャンペーン情報つき」と「キャンペーン情報なし」の違い
- 「電源ボタン」を押したらすぐに本が読み始められる
- 2000円安い
- キャンペーン情報なし
- 電源を押したら広告が出る
- 「電源を押した後にさらに画面のスワイプ」が必要
- 2000円高い
Wi-FiとWi-Fi+無料3Gの違い
- 無料3Gは外でネットに繋がる
- ただし、マンガなどの大容量モデルのダウンロードは不可
- 「ここまで読んだ」が同期できるのは結構便利
- 通信料は「ずっと0円」
- 5000円程度値段が違う
- 一番安い無印Kindleとマンガモデルは「Wi-Fiモデル」しかない
Kindleレビュー一覧
電子インクを搭載したKindleは大きく3モデルあります。
物理ボタンを搭載したKindle oasis、ベーシック端末であるKindle Paperwhiteの3機種に、Paperwhiteの解像度を下げ、フロントライトを取り払った無印の「Kindle」
個人的なオススメとしては、予算に制限がないならばKindle Oasis。コスパ等考慮したベスト端末は「Kindle Paperwhite キャンペーン情報なし Wi-Fiモデル」です。
Kindleシリーズに採用されている電子インクは、画面の切り替え時間が少々遅い分、安価で高精細で、何よりもスマートフォンやタブレットと違い目に優しい読み心地と紙に非常に近いレベルの「画質」が大きな特徴で、読書好きの方々に大きく支持されています。
無印の「Kindle」以外は全てフロントライト(バックライトではないので目に優しい)を搭載し、暗いところでも安定して読書が楽しめる、というのも特徴です。
最上位機種 Kindle Oasis
基本にして最強のKindle paperwhite
Kindleの全般の基本
まず最初に知っておきたいのは「Kindleっていったいなんなのか」ということ。
Kindleという名前は「Amazonが運営している電子書籍サービス」を指す名前です。
Amazonの中にある「Kindleストア」で本を買い、Kindle用の読書端末で本を読む、というのが基本。
勘違いされやすいのですが、Kindleの本を読むのに専用の端末は必要ありません。
多くの人が持っているiPhoneやAndroidに「Kindleアプリ」をインストールすれば、誰でも本を読むことができます。
電子インクの専用端末には「紙に近い見え方」「目に優しい画面」「他のことができないから読書に集中できる」「非常に長持ちするバッテリー」といったメリットがありますが、それ以外は「変わりません」
詳しくはこちら
唯一の違いは、Kindle専用端末を持っていて、プライム会員に入会している場合には、月に1冊無料で本を読める、というサービスがあるところです。(対象の書籍のみ)
本が1冊無料で読めること以外にも、プライム会員に入会すると特典としてついてくる「Amazonの動画見放題サービス」の対象動画がかなり増えてきており、それだけでも「年間3900円=月々約300円」は払う価値があるものだと思っています。
その他にも、人によっては「音楽聴き放題」なども便利に感じるかもしれません。
Kindle本のセール
2016年現在 Kindleストアでは毎日1冊がセール価格で購入できる日替わりセール、そして毎月数十冊のセールの2種類のセールが定期的に行われています。(だいたい30%~50%オフくらい)
これらを定期的にチェックするために、Kindleストアのセール品のページをブックマークしておくのがオススメです。
Kindleのセール品だけが出てくるページをブクマしとくと便利
Amazon.co.jp: Kindleストア: Kindle本セール
また、それ以外にも他の電子書籍ストアに対抗した「対抗セール」もほぼ100%?行われています。
このセールはほとんどの場合が「何事もなくセール価格」になっていることが多く、比較的気が付きにくいものになっています。
セールを発見次第、Kindleのセール本まとめ
や、このページの最下部にも現在のセール情報を掲載していますので、気になる方は随時そちらもチェックしていただくとよいかもしれません。
大抵は20-30%程度、一部の出版社の書籍がポイント還元される、というものですが、過去最高のものでは「角川書店のほとんど全ての書籍、コミックが70%オフ、だとか、Kindleストアの書籍のほとんどすべてが50%ポイント還元される、などということもありました。
Kindleストアの商品のキャンセル
Kindleストアの商品は基本的に「1Click注文」のシステムになっており、操作を間違えて注文してしまう、ということがおこりがちです。(特にタブレット端末など)
そのような場合には、以下の手順でキャンセルを行うことが可能です。
また、2014年頃から、キャンセルの申し込みを「チャットから」行うことができるようになっており、これも非常に便利です。
Kindleで利用できるサービス色々
Kindleというサービスにはたくさんの「便利な機能」がついています。
たとえば、Kindleで買った本はどの端末からでも「続き」から読むことが出来ます。
家でiPadで本を読んで、移動中にはiPhoneで。そして家に帰ってきたらまた続きをiPadで。
さらには、Kindleで読んでいる本に「線を引く」ことや「メモする」ことも可能です
(そしてこれらも全ての端末で「同期」される)
また他にも、Kindleで本を読みながら「辞書」を引くことが出来たり、読んだ本に線を引いた部分(ハイライト)をウェブページから一覧する、なんて事も可能です。
2013年モデルからは新機能「ページフリップ」も搭載されました。
5GBのクラウドスペースもあり
また、Kindleには「パーソナルドキュメントサービス」というものも付いており、ユーザー1人に付き5GBまで、pdfや画像、Wordのファイルなどを保存しておくことも可能です。
Kindleまとめ買い
最近は新しくKindle本の「まとめ買い」という仕組みが導入されました。
要するにたくさんのシリーズものをまとめて一気に買えるというだけの仕組みではありますが、実に楽チンで素晴らしい仕組みです。
3G機能の有無、キャンペーン情報の有無
Kindle PaperwhiteとKindle Voyageには
「キャンペーン情報つき」か「キャンペーン情報なし」
「Wi-Fi」「Wi-Fi + 無料3G」
の2×2種類のモデルが存在します。
3G搭載(どこでもネットに繋がる)の端末では、国内ならばほとんどどこでも書籍の購入は可能。
また、通信料金は一切かかりません。
実際には「マンガはダウンロード出来ない」とか制限があるので、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
キャンペーン情報「つき」か「なし」かは、大雑把に言えばKindleに広告が付いてくるのかどうか、という話。
広告が表示されるおかげでちょっと本体が安くなるよ、ってモデルなんですが、個人的には「広告なし」をオススメします。
キャンペーン情報付きモデルを購入すると「電源を入れるとき」に「電源ボタン」+「スワイプでの起動」が必要になります。
これが個人的にものすごく不便で面倒。Kindleの読書効率が、この存在によって大幅にダウンしてしまいます。
もともと、Kindle Pepaerwhiteという端末自体「スマホでもできることをより便利にする道具」であることを考えると、中途半端に安価で、不便さを併せ持った端末を購入する、というのはもったいないのではないか、と思います。
付属品を買うべきかどうか
また、Kindleを購入する際に「専用のACアダプター」の購入を勧められるのですが、実際は付属microUSBケーブルさえあれば充電は問題ありません。
ぶっちゃけ、AndroidやiPhoneについてくるACアダプタでも問題なくKindleを充電することも可能です。
容量5GBってどのくらい?
もう1つ、電子書籍のメリットとして「嵩張らないこと」が挙げられます。
Kindle Paperwhite1台あれば、何十冊もの本を持ち歩くことが可能です。
では一体、実際の所何冊くらいの本を入れておくことが出来るのか調べたのが下記記事
Kidnel Paperwhiteのバッテリーの持ち
カタログ上は8週間バッテリーがもつというKindle Paperwhite。とは言えこれは「通信機能をオフにして、1日30分利用したとき」という条件下での数字。
現実的には「ネット使わない」のは不便だし、1日30分以上利用する可能性も十分にあります。
で、実際にバッテリーが空になるまでどのくらい使えたのか、という実験結果が下記の記事
Kindle Fireのレビュー
Kindleの電子タブレット「Kindle Fire」についてもレビューを書いています。
ものすごーく安くてお得(その分ちょっと厚くて重い)の「HDシリーズ」と、まぁまぁ高いけどすごく薄くていい感じの「HDXシリーズ」と覚えておくと便利かも。
Kindleの使用感
実際にKindleを使ってみたらどんな感じだったのか、というレビューなど。
iPhoneとiPadでマンガを読んでみた場合はこんな感じ。
そして、iPad miniで漫画を読んでみた場合はこんな感じ。
個人的にオススメなのはやはり「専用端末」であるKindle Paperwhite。
マンガにはあまり向いているとは言えませんが、活字の本を読むにはやはりKindle Paperwhiteが圧倒的に優れています。
Kindle Paperwhite購入後は、活字の本を読む量が絶対的に増えました。
Kindle Paperwhiteが壊れたかも?って時には
Kindle Paperwhiteの調子が悪く、本の続きが読めない、って症状になってしまいました。
その際の詳しい症状から、サポートとのやり取り、商品交換までの流れです。
Kindleオーナーライブラリ
Kindle専用端末(Kindle Paperwhite or Kindle Fire)を所有しており、Amazonプライムの会員に登録していると、1ヶ月に1冊無料で本を読むことが出来る「Kindleオーナライブラリ」というサービスも新しく始まりました。
条件を満たしている人にとっては、素直にうれしいサービスでありがたい限りです。ていうか、Kindle専用端末を持っていれば、本を買う代金でAmazonプライムの元が取れてしまうわけですね。
Amazon.co.jp: Kindleオーナー ライブラリー
Kindle Paperwhiteで自炊本を読む
Kindle Paperwhiteで「自炊」した本を読みたい、という方も居るかもしれません。
一応、下記手順で「わりとキレイに」自炊した本を読むことは出来ますが、正直あまり快適とは言えません。
自炊した本を読むのならば、iPadやiPad mini、その他Androidタブレットなどの端末の方が向いていると思いました。
Kindle Paperwhite小ネタ
その他、個人的にオススメなのが「お風呂Kindle」
小型サイズのZiplocがKindleにピッタリはまり、お風呂で本を読むというのがものすごく快適です。
また、Kindle Paperwhiteで画面をそのまま保存する「スクリーンショット」という機能を使うことも可能です。
気になる点があれば調べてみます
もし上記レビューでわからない点、他に気になる点や、お役立ちテクニックなどがあればお問い合わせよりご連絡ください。可能な限りブログにてお答えしたいと思います。
質問いただけることでこのページの情報が充実し、他の方にもより役立つページになるのではないかと思います。
過去のKindleのレビュー
最後に、参考までに過去のKindle端末のレビューもこちらに掲載しておきます。
新型のKindle Paperwhiteがものすげー早くなってて感動して3Gモデルを予約した
Kindle PaperWhite 新旧モデル比較 速度や画面の色の違いなど