[自分のことをAIに理解してもらおう](https://knowledgestuck.substack.com/p/antigravity500)という前回の記事を書いてからいろんなことを考えていたら、もういっこ新しいことを思いつきました。
ごりゅごの12年分の行動ログ(たすくまの記録+α)を、AIに理解してもらったら便利かもしれん!
そんなことを思いついて、これまでのデータを掘り返したり整形したりということを人間とAIで一緒にやってみて、ひとまず「どんなもんなのか」というデータを取得するところまではできました。
## 4181日分の記録を整理した
とりあえず最初に「結果」というか数字だけお見せしておきます。
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ごりゅごがたすくまを使いはじめておよそ12年。50日くらいの空白はあるっぽい(記憶にない)んだけど、4234日中4181日分、98.75%の記録。データとして8万件以上の記録が残っているならば、少なくともある程度統計的に面白いことがわかったりしそうな感じはしています。
今どき生成AIはマジですごくて、基本的にメールで保存してたり、Evernoteに保存していたデータ(ある程度正規化されている)を渡したら、あとはほとんど待っているだけでなんかいい感じのデータに変換することができました。
(実際は、たすくまからsqliteのファイルを書き出せばそれで事足りる。ただ、一部の古いデータはリセット時に消失していたり、過去にはEvernoteの記録を直接編集して「日記」にしていたりした。それらを救い出すためにデータをある程度綺麗にしたかった)
外にも、dynalistの中だとかDayOneの中に残っているもっと古いデータとか、性質の違うデータがあったり、Scrapbox(現Cosense)の中にも日記的なものがあったりもするので、そういうのもうまく整理して合体して、うまく生成AIで分析できたり、過去の自分について質問できるようなデータとしてまとめてみたいなあと思っています。
## 容量「40MB」
データはJSONLという形式にした(後日sqliteに変更予定)んですが、12年分の記録ก็テキストだけならば40MB未満……
1年で言えば、大ざっぱに4MB未満。1年分の記録は、イマドキのiPhoneで撮った写真2〜3枚分程度の容量しかありません。
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なんかあまりにも容量が少なくて拍子抜けするんですが、これを好意的に捉えるならば、とてつもなく偏執的に記録を残しまくったとしても、テキストだけならば今後50年記録を残し続けても数百MB未満のデータにしかならない、ということ。
この程度の量ならば、スマホに保存したり、USBメモリに保存したり、何重にもバックアップが残せるし、生成AIが余裕で「全部読める」ようなデータでもある。
(ちなみに、Evernoteから書き出した約2000日分のデータは3GBあった。ある意味重厚感はあって、記録残した、という感じはするかもしれない……)
で、これがどんな風に役に立つのか。
それは、とりあえず今のところわからないことの方が多い。
個人的にめっちゃ面白そうだと思うけど、たぶん大抵の人にとっては「へー」っていうレベルのことにしかならない。
でも、こういうのめっちゃ面白いやん、楽しいやん、て思ってくれる人は自分以外にもきっといるはずだと信じている!
たとえば「過去10年分の正月ってどんなことしてた」って聞いてみたら、こんな感じでまとめを返してくれたりはしました。このくらいならばとりあえず実現できる(データが不揃いの段階で試したものなので、数年分が欠落していた)
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昔沖縄に行ったのはいつだっけ?とかなら余裕で聞けるだろうし、その時にどうしていたか、とかも(記録さえちゃんと残っていれば)綺麗に取り出せるはず。
もうちょっとタスク管理の方向に寄せるならば、こういうデータとかが多ければ多いほど「あなたはこういう傾向があるからこうしたらいいよ」というようなアドバイスもしてもらいやすくなるはず。
うまくObsidianのデイリーノートを組み合せて、記録も追加していけるようになれば、今自分が実験している「生成AIに仕事のやる気を出させてもらう」というスキルが、もう一段階現実的で、やる気だけじゃなくてタイムマネージメントまでしてくれるような仕組みに出来るかもしれない。
## 文脈を理解して書かせる
あとは、自分が別路線で考えているのは、この「個人のデータ」というのは、生成AIに物語を語らせるために役に立つのではないのか、ということ。
[Antigravityを使って過去記事500記事をアトミックノートに整理しました](https://knowledgestuck.substack.com/p/Antigravity500)
↑ この記事で紹介した
[anki](https://portal.goryugo.com/topics/anki/)
[spaced-repetition](https://portal.goryugo.com/topics/spaced-repetition/)
↑ これらの記事。
これらの記事を生成AIに任せたら「思想としては間違ってない(自分の考えが反映されてる)」けど、そこで語られる物語がめちゃくちゃなんですよ。
ごりゅごは勝手に「GTDにハマりまくってありとあらゆることをGTDで管理しようとしていた」ことになったり、そのあとは「EvernoteのすべてのデータをObsidianに移し替えて、リンクですべてをつなげようと試行錯誤し続けた」なんてことになったりと**嘘ばっかり書いてくる**。
ナラティブがないノウハウだとか、案件なのか本当にオススメなのか疑わないといけないようなレビュー記事、とにかくあらゆるものに点数をつけて優劣を決めようとする比較記事。
そういう、人だとか物語が見えないコンテンツはどんどん需要が少なくなり、淘汰されていくだろうと確信しています。(少なくとも自分はそういうものに興味がなくなってきている)
だから、自分が書くものや自分が作るものは、ちゃんと自分の物語と歴史が感じられるものにしたい。
そういう時に、自分の歴史をより詳しく、正確に見つけられる補助として自分の行動記録が役立つ可能性は、少しくらいならばあるかもしれない。
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## たった一度の人生は記録して活用できる
というかこれって『[たった一度の人生を記録しなさい](https://amzn.to/3Ovbo9b)』が、再び2026年になって価値あるものになってきた。そんな風にも考えられる気がするんですよね。
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■ライフログは「人生を再体験するトリガー」
誰にとっても人生はたった一度きりですが、
自分が見たこと、聞いたこと、食べたことなどの
個別の体験を積極的に記録している人はまだ少数です。
しかし、ライフログを残していれば、
大切な思い出や、自分だけの気づきを風化させることなく、
後から人生を再体験することが可能です。
自分だけの「感動」と「発見」を積み上げることは、
自分を深く知ることにもつながり、成長のエンジンを生み出します。
■ライフログで「自分専用Google」を作る
自分の体験を記録するということは、
「自分専用Google」を作ることと同じです。
このデータベースの中には、自分の頭が反応した
ことだけが蓄積されています。
これこそが、かえがたい体験の集積であり、
このデータベースを活用して、
仕事やプライベートでのリスト管理など、
さまざまな効用を実感することができます。
■手間いらず!整理不要!続けられる!
面倒なことは一切ありません。
第2の脳としてのEvernoteを母艦にして、
写真や動画、文章もただ投げ込んでいくだけです。
デジタルなら、飲食店データをもとにした
自分だけのグルメマップを地図やカレンダーでも表示できます。
また、アナログではなかなか続かない読書リスト、観た映画リスト、
聴いた音楽リスト、あるいは「自分目録」、家計簿、名刺なども
簡単に管理できるのです。
デジタルの利点を活かした自動記録で、ブログ記事やTo Doリスト、
Twitterやクレジットカード明細書などを
仕組みで記録することもできます。
■デジタル時代、ライフログが格段にラクになった!
もちろん、アナログのノートを使ったライフログも
多くの効果がありますが、現在、スマートフォンは
手帳の役割を十分に担えるようになっています。
本書では、アナログノートとデジタルノートの使い分けを前提に、
デジタルツールを活用したライフログの実践法について、
役立つ各種アプリやサービスも交えて、具体的に紹介していきます。
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生成AIによってあらゆることが「わかる」「できる」ようになってしまったが故にわからない「自分のこと」
ビッグデータとしての「あなたのこと」はもはやいくらでも存在しているけど、自分のための自分のデータというやつは、ある程度は自分で作るしかない。(企業は金にならないデータには価値を感じてくれない)
この書籍紹介文、ところどころに突っ込みどころはあれど、15年前のものだと考えれば、案外「価値あるものだった」と言えるかもしれない。
そんなことを思ったりもしたのでした。
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## 🔗参考記事
- [Antigravityを使って過去記事500記事をアトミックノートに整理しました](https://knowledgestuck.substack.com/p/Antigravity500)
- 大量の過去記事をAIが扱える形に構造化した実践記録です。行動ログの整理と組み合わせることで、自分自身の理解がより深まります。
- [日付やプロパティから関連するノートを自動で見つけるObsidianのプラグイン](https://knowledgestuck.substack.com/p/atomic-insights-2)
- 整理したデータを活用し、AIに「自分」を理解させるための具体的な仕組み(Atomic Insights)の最新状況を解説しています。
- [生成AIと「作る」が(自分の中で)始まった](https://knowledgestuck.substack.com/p/2026-01)
- 日々の記録がどのように月次の振り返りや戦略に繋がっていくのか、ライフログ活用の出口戦略を知る実例として最適です。