[夏への扉[新訳版]](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152090596/room510-22/) ![[35a56791bbb73687c1fd38f43508a9f7_MD5.jpg|100]] (著) [[ロバート・A・ハインライン]] (翻訳) [[小尾芙佐]] 早川書房; 新訳版 (2009/8/7) 2009/8/7 # 関連・思い出した本 [[『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』]](一個前に読んだ古典SF) # 読書メモ 電気羊と違って、違和感なく読める。一つは翻訳が新しいことだと思うが、文章自体が時代に耐える文章になっているような感じもする。変に未来過ぎる世界を描写しすぎていない。 序盤のコールドスリープに入る前は、ものすごくジュブナイル小説という感じで、若いころに読んでいたらもっと楽しめるような可能性も感じた。(というか、一冊通してジュブナイルだったようにも感じる) 今でいうルンバを作って一儲けして、ビザネスパートナーと恋人にはめられ、猫だけが救いとなった主人公。 🐷けっこう時代の先を読んだ発明を思いついていたんだな、とこの本読むと思う。 文化女中機ではなく、この翻訳では「おそうじガール」 英語は hired girlとのこと。 恋人との出会いから、結婚しようとなるまでの会話は、時代を感じまくる。 人間の冷凍技術も、1930年に密かに軍で研究されてて、戦争で使われた、という設定。4℃なら、凍らず、不活性化する。この辺は、上手だし楽しい。 やはりアンドロイドとかなり違う好みな感じ。 本は1950年のもので、文中は1970年。そこから2000年に変わる。 2022-08-16 婚約者と相棒が裏で手を組んでいて、だまされていたことがわかる。 失意で冷凍睡眠をしようとしていたけれども、怒りで相棒のマイルスの家に踏み込んで対決。 (気分的には)勝利かと思われ、その場を去ろうとしたら、悪意持ちまくりの婚約者からゾンビ注射を打たれ、そのまま30年間の冷凍睡眠へ。 おそらくマイルスも、このできる美人秘書にだまされているだろう、と言い残して去っていく。猫は戦って、二人をボロボロにして外に逃げていく。 2000年に冷凍睡眠から目覚めたら、証券会社?保険会社が倒産して無一文に。 4日分の無料の宿泊費相当の金を貸してくれ、って言ったらそれだけくれた。 壊すためだけの車をスクラップにする仕事につく。 🐷このあたり、示唆深い内容。細かな部分ではやはり古いんだけど、これはいい意味で分かりにくい。 冷凍睡眠明けに連絡してきたのは、ゾンビ注射してきた元婚約者。相手は、完全なデブババアで、頭の切れもなくなっているのに、まだ魅力があると勘違いしていると言う見事な設定。なぜか仲良くしようとしてくる。男パートナーはすでに死んだと言う情報。 自分が創業した会社を見つけて、冷凍睡眠してた創業者だ、とアピール。 広告塔として使おうと採用されながら、広告になるのには抵抗しようとする。 目標は、技術を身に付けて再び技術者になること。 🐷このあたりも、当時こういう思想あったなあ、というイメージで、逆に「技術をバカにするな」という表現が古いイメージはある。リメイクしやすそうな話で、映画見て見たいとも思う。 タイムマシン出てきた。 半分を過去に、半分を未来に。 mT=mTで、質量を基準。 タイムマシン作った博士を見つけて、挑発して作動させる。1970年への転移成功。 なぜか真っ裸の夫婦の家に落ちる。 夫婦に助けてもらいながら、腹に巻いた金を換金してもらい、ロボット作りに必死になる。時間がギリギリすぎて足りない。 何度火傷しようと、ひとを信用しなければならないときがあるのだ。 真実をすべて告げて、マイルズの家へ。ばんのうフランク破壊と、ピートの救出。 もはやベタというレベルの平和なエンディングを迎えて終わる。 あー、これはテンプレのような映画になるな、と感じた。 2022-08-20 読了