[幸福とは何か (ちくまプリマー新書)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480683291/room510-22/) ![[f7a62efed59e0df5291659dc8032ffb7_MD5.jpg|100]] (著) [[森村進]] 筑摩書房 (2018/9/6) 2018/9/6 # 関連・思い出した本 [[『差別の哲学入門』]](ここで紹介されてたから読むこと決意した) [[『21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える (犀の教室)』]] [[『生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)』]] # 読書メモ どうすれば幸福になれるかの本ではなく「幸福の哲学」の入門書。 これをきっかけに自身で「考える」ことを始めてほしい。幸福は、他の倫理、哲学に比べ前提知識がほとんど必要ない、というのもテーマにした理由。 [[幸福とは何かの前提なしに人生の教訓は語れない]] [[幸福は「わかる」が「説明できない」もの]] [[デレク・パーフィットの提唱する幸福の3つの説]] 本の中では、幸福、ウェルビーイングなどのことばは厳密な区別はしない。今は幸福を「あるものの生を一番うまくいかせるもの(what makes someone's life go best)」と表現したりする。 happinesはpleasureと同じような意味で捉えられ、心的状態だけを指す傾向がある。 [[幸福は非人格的によいのではなく当人にとってよいもの]] ## 1章 快楽説 [[幸福の哲学:快楽説]] ## 2章 欲求実現説 快楽説では、経験機械をうまく説明できない。 そこで欲求実現説に話を移す。 [[幸福の哲学:欲求実現説]] ## 3章 客観的リスト説 [[幸福の哲学:客観的リスト説]] ## 4章 折衷説 幸福のあり方についての説は、複数の説を組み合わせたハイブリッド説や、多様な次元で展開すると考える多元主義などがある。 ハイブリッド説は、結局どの場面でどの説を採用するかというときに個人の恣意的な作用が加わり、それぞれの説が改善されたとは言いにくい。 ## 5章 幸福度判断の時間的単位と時間の向き 幸福度の判断には、どういうものが幸福なのか、という定義だけでなく、時間的なスケールでの幸福の評価も必要になる。 [[時間スケールでの幸福判定基準の複数の説]] [[時間単位での幸福の経験をいかに評価するか]] [[幸福の総計を測るべきか平均を計るべきか]]