[意識はなぜ生まれたか――その起源から人工意識まで](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826902352/room510-22/)
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(著) [[マイケル・グラツィアーノ]] (翻訳) [[鈴木光太郎]]
白揚社 (2022/4/16)
2022/4/16
# 関連・思い出した本
[[『意識はどこから生まれてくるのか』]]
[[『意識はいつ生まれるのか』]]
# 読書メモ
2022-04-18:図書館リクエスト
2022-05-17:借りてくる
2022-05-18:今まで読んだこの手の本で一番わかりやすくさと面白さのバランスがいい
注意スキーマ理論についての本。この本は、意識のハードプロブレムを解くものではなく、なぜそれがあると思ってしまうのか。なぜそれが脳の働きに有利なのか。さらには、そう思ってしまうことがもしかすると必要ですらあるのはなぜか?
それをついてまとめた本
[[人間はあらゆるものが意識を持つと感じるバイアスを持つ]]
## 3章
[[視蓋は脊椎動物が情報を統合するための高度な脳の部位]]
[[カエルは「目があるよ、体があるよ、今そっちを向いてるよ」以上の意識を持たない]]
[[注意スキーマは注意をモニターして次の瞬間を予測する]]
## 4章
[[視蓋バージョン2 爬虫類の外套]]
[[脳がしわくちゃな生き物はすくない]]
[[大脳皮質はバイアスのある判断ができる処理装置]]
[[顕在的注意だけでは「意識」は生まれない]]
[[複雑さが意識を生み出すという考えは恣意性や矛盾が生じることになる]]
[[脳はモニターすることを減らすために本質をモデル化する]]
[[複雑な環境を生きるにはモデルを用いる方が効率良く生き延びられる]]
[[注意スキーマがないと自分の注意を制御できず意図を持った行動ができない]]
[[注意スキーマがないと他者の心の社会的なモデルが作れない]]
[[注意スキーマ理論は意識の錯覚説の仲間の一つ]]
[[意識の錯覚とは「現実を単純化した不完全なもの」を見ているということ]]
[[視覚情報や医学的な知識などと関係なく身体スキーマは外部のものを自分の一部かのように取り込んでしまう]]
[[幻視と意識、身体スキーマと注意スキーマには密接な類似性があるのでは?]]
[[脳のグローバルワークスペース理論]]
[[注意と意識は混同しやすい]]
[[注意と意識は20世紀終わりにはじめて説得力を持って区別された]]
[[人間は注意を向けるべきものに注意を向けないことができる]]
[[注意スキーマ理論を使って意識を持つ機械について考察]]
[[会話する検索エンジンは連想に頼らない仕組みが必要]]
[[コネクトームとは?]]
[[現在のfMRIではシナプスの解析にはほど遠い]]
[[脳のアップロードは可能になる]]
[[脳がアップロードできる場合の倫理的な問題]]
全般的に前向きで楽天的な意見。
機械が意識を持っても問題はない、という論調だが、時間がかかる、という話も多かった。
結局、注意スキーマ理論がまともに書かれていないというのはどうなのか?
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スキーマ 〖schema〗
①データベースで,論理構造や物理構造を定めた仕様。
②新しい経験をする際に,過去の経験に基づいて作られた心理的な枠組みや認知的な構えの総称。