[私たちはどう学んでいるのか: 創発から見る認知の変化 (ちくまプリマー新書 403)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448068431X/room510-22/) ![[6a363b8be31a7afe8c33ca6d6a84e833_MD5.jpg|100]] (著) [[鈴木宏昭]] 筑摩書房 (2022/6/9) 2022/6/9 # 関連・思い出した本 [[『学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)』]] # 読書メモ 「創発」という観点から「認知的変化」に働く「無意識のメカニズム」を検討していく。 創発は、発明や発見とは違う「還元不可能」で「意図の不在」のもの。 ## 1章 能力という虚構 [[能力の存在はあくまでも仮説]] [[アブダクションとは?]] [[〜力ということばは潜在的能力をイメージさせるが誤解がある]] [[認知は文脈に依存する]] ## 2章 知識は構築される [[知識は創発するもので伝えることはできない]] [[書物は知識を文字にしたものでそれ自身は知識ではない]] [[哲学での知識の定義は正当化された(根拠がある)真なる(正しい)信念(信じている)]] [[有用性を持つ知識の条件]] [[経験のマルチ・モーダルネットワーク]] [[知識は「ある」のではなく「創発」される]] [[知識の構成主義]] [[知識の身体化ができるとシステム1で処理できる]] [[ことばは全体性を持つ場面や対象、直感的理解をうまく表現できない]] [[人間は他者を認知のリソースとして活用する]] [[知識とはその場で誘発される「モノ」ではなく「コト」だという知識感を持たねばならない]] [[アンディ・クラーク]]の著書 ## 3章 上達する 練習による認知的変化 [[ある意識化された運動は無数の無意識から創発される]] 練習から得られるもの [[練習の成果はべき乗で現れる]] 練習でなにがかわるか? マクロ化 次にやることが記憶され、まとまりをもって、一連の動作として記憶される 並列化 右手と左手を同時に動かすなど、複数のことが同時にできる [[上達はマクロ化によって意識の外で働くようになって起こる]] [[スキルは実行環境と一体化しており単独ではスキルにならない]] [[スキルにプラトーと後退とスパートがある理由]] ![[A5EEA94E-9430-4F93-862B-8771E77F17D6_1_105_c.jpeg]] ## 4章 育つ 発達による認知的変化 [[発達とは加齢による非可逆な変化]] [[発達は段階を踏まなず冗長性と揺らぎで生み出される]] ![[532018B6-CAB3-4CD7-B0A7-645EB5CFA6EE_1_102_o.jpeg]] ## 5章 ひらめく 洞察による認知的変化 [[ひらめきは突然現れるのではなく多様な認知リソースの競合から創発される]] [[失敗は「思い込み」という制約を緩和する]] [[制約に囚われないためには評価の目の確かさや試行の回数が重要]] [[無意識下で理解が進んでも意識は気がつかない]] [[環境との相互作用は問題解決に大きな効果をもたらす]] ![[BC078F5F-52B6-498B-B13E-FCCD461539BF_1_102_o.jpeg]] ## 6章 教育をどう考えるか [[素朴教育理論とは?]] [[現実は学校とは違い問題も正解もない]] [[基礎を学んで応用を学ぶという考えは現実的ではない]] [[知性がすべて頭の中にあるという考えは間違い]] [[人は教えればできるという考えは間違い]] [[スモールステップで教えると近視眼的な目線でしかものごとを見られなくなる]] [[盲人の杖は手のひらを通して杖の先にあるものを感じ取る]] [[包摂的理解は徒弟制から学ぶ]] ![[2360CAE1-64E1-4AA3-98C7-FA5C6F6C2275_1_102_o.jpeg]]