[虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07L816PN9/room510-22/) ![[dec47b12bd9da5b16d5a9c23df8f3fca_MD5.jpg|100]] (著) [[城平京]] (イラスト) [[片瀬茶柴]] B07L816PN9 講談社 (2018/12/20) # 関連・思い出した本 [[『虚構推理』(講談社タイガ)]](前作) [[『虚構推理 スリーピング・マーダー (講談社タイガ)』]](次作) # 読書メモ コミックスの何巻に相当するのか確認してみてもいいかも。 ## 第一話 ヌシの大蛇は聞いていた 2022-04-21 読んだ。 たぶん活字は1回目。ほとんど忘れているなあ、と思う。 そして、毎回納得できにくい話からきちんと腑に落ちる話にして、そしてオチを付けるというのが凄いなあ。 ## 第二話 うなぎ屋の幸運日 友人に、奥さんを殺したことを疑われながらウナギを食べる。 奥さんを殺したことを気に留めないと思っていたら、体の調子が悪い。 原因は、幽霊だった。 ## 第三話 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを 喋る化け猫とばあさん。 化け猫は酒が飲みたくて、孤独死したら知らせてやる、という契約で住んでいる。 ピノキオの化け物はどうとでも倒せるのに、みんな混乱してわからない それよりも、なぜ攻撃対象が事故を起こした大学生ではないのか? わら人形的な効果が、呪いが込められている。そうすればつじつまが合う。 そしてそれは、実は多江さんの思いも込められていたのではないか?隕石はあまり強くなさそう。 英雄的な死を望むものは存在する。 ## 第四話 ギロチン三四郎 人を殺したあとにギロチンで首を落したという衝撃的な事件。 拷問器具と招き猫の絵を描くイラストレーター 父を殺してしまった小夜子を助ける甲次郎。ギロチンでバラして、埋めた。 その後、甥を殺して、ギロチンを使ったのはなぜなのか。 小夜子が父を殺したあと、一緒にギロチンで死体をバラバラにした。 それを隠すために甲次郎は「使ってみたかった」といってギロチンで死体損壊を行った。 そんなわかりやすい理由じゃないでしょ? ## 第五話 幻の自販機 🐷[[『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』]]を踏まえると、地の分が岩永目線、岩永擁護の書き方なのに、文体が客観にしようとしている、というのも特殊なところなのかもしれない。 たぬきが作った異界にある自販機。ここに殺人者が迷い込み、アリバイが成立するようになってしまう。 何が困ったのか? 都市伝説にあるうどん自販機を利用してアリバイを主張したのはなぜなのか? 気になって個人的に調べている刑事を納得させる虚構を用意して、追い払う。 “捕まらない方法ではなく、捕まった後の策こそ最善。それも二段構えの安全策” 「正義がどうあるか、個人が勝手に決めていいものではない」 “では個人的なこだわりで単独捜査をしているあなたは、正義を個人で決めていないとでも? それで迷惑するものがあるかもしれないのに?” --- 1-4話は7-9巻に収録