[蜜蜂と遠雷](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344030036/room510-22/)
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(著) [[恩田陸]]
幻冬舎 (2016/9/23)
2016/9/23
# 関連・思い出した本
[[『夜のピクニック(新潮文庫)』]]
# 読書メモ
本の内容と関係ないところで、図書館の本がとてつもなくボロボロで萎える。
数年で、ここまでボロくなるのか、というのにおどろく。
音楽聞きながら(作中のものを聴きたいと思った)読んだりできるくらいにはよい作品だった。5つけてもいいのかな?くらい。
なんだかんだこれも連載が元になっているのな。
## オープニング
風間塵の登場
ピアノコンクール。圧倒的才能の謎の子供。(伝説の音楽家から、この子は私の教え子である、という照会状付き)
兄弟子たちが審査員で、おばちゃんだけは本能的に毛嫌いする。そして、そのことも亡き師匠にも予測されていた。
続いて英伝亜夜
お母さんが亡くなって、一気にピアノに興味を亡くしたが、運良く有名音大の学長が入学させてくれた、という天才少女。
2022-07-04
3人目、高島明石
普通の人代表。楽器屋で働く年上の大人。ピアノの記念受験、的なもの。
その後、メインのコンクールに話が進んでいく。
🐷なにも起こらないとしても、文章が好みで、この人のは読めるな
また謎の、とんでもなく耳がいい若者?亜夜が音大で出会った謎の相手
→風間塵だった
## 一次予選
一次予選始まり、いろんなキャラが登場。
最初の方の、審査員目線の話とかもわりと好き。
マサル・カルロスというスケールのでかいピアニスト。
圧倒的な変わった感じの風間塵。
ピアノの音はなんでもいい。場所だけ動かして、調律2つだけ「デコボコしてる」
とんでもなく自由で賛否両論呼ぶ演奏。マサルカルロスと正反対の反応。
マサルカルロスにピアノを弾くきっかけを与えたのは英伝亜夜だった(あるいみなんの捻りもない展開)
## 二次予選へ
チャンの演奏は、ダイナミックでドラマチックなのに感動しない。最近のハリウッドはエンターテイメントでなくアトラクション、というのと繋がる話。
マーケットリサーチの行き届いたアメリカ音楽市場での、観客が望む姿を具現化したようなピアニスト。
マサルの演奏の後に現れる、典型的モブのチャン。恋心まで含めて、完璧なテンプレ。まあでも、やっぱそこがいいんだろうなあ、と思う文章力がある。
高島明石は二次で落選。
めっちゃ当て馬のジェニファ・チャンも二次で落選。
ジェニファチャンは懇親会で猛抗議。めちゃテンプレなんだけど、これもそれでいいんだろうなあ。なんだこの懐の広いテンプレは、という印象。
## 三次予選
その後、3次予選前の休日で主役3人が海を眺めて街を散策。
うなぎとか楽器とか、浜松の設定ぽいことがわかった。
🐷文学的な表現をすることで、優劣つけずにそれぞれの凄さを表現できるのか。で、それが面白いと思えている。ただ、毎回一番すごいのは亜夜なのかな、と思う。順番もある?
風間塵は、他の才能を秘めた天才たちを弾けさせている。そういう『ギフト』である。
英伝亜夜が覚醒した。
終わってから、亜夜と明石が泣く場面で泣けてしまった。すごい。
めっちゃ当て馬のジェニファ・チャンと、高島明石は二次で落選
ジェニファチャンは懇親会で猛抗議。めちゃテンプレなんだけど、これもそれでいいんだろうなあ。なんだこの懐の広いテンプレは、という印象。
## 決勝
ここは、特に大きな出来事なし。
塵の驚異的な耳で、オーケストラの位置を調整したりするシーン。
えいでんあやの演奏シーンはなくて、エンディングになる。
最終ページは、コンクールの結果。これはこれでなかなか興味深い。