[進化を超える進化 サピエンスに人類を超越させた4つの秘密](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163915532/room510-22/) ![[46de975ec509cc0fdaece0c21689d18f_MD5.jpg|100]] (著) [[ガイア・ヴィンス]] (翻訳) [[野中香方子]] 文藝春秋 (2022/6/8) 2022/6/8 # 関連・思い出した本 [[『サピエンス全史』]] [[『Humankind 希望の歴史』]](翻訳者が同じ) 暗記したい # 読書メモ どういう作用が、今の人類を作り上げたのか。 なにが影響して、他と異なる進化ができたのか。 それを、4つの軸でかんがえる。 はじめに、でニール・ハービンソンの[[ボディハッキング]]の話が出てきた。 ## 1章 概念 恐竜絶滅は6600万年前 [[5000万年前人類は赤色の色覚を手に入れた]] [[果実を食べる霊長類は、草木を食べるものより25%脳の容積が大きい]] [[300万年前の氷河時代に東アフリカがサバンナになった]] ## 2章 誕生 —ネアンデルタール人でなく人間を生き延びさせたもの [[サピエンスは他の種とも多く交配する好色な生物]] [[サピエンスが生き残ることができたのは好奇心によってあちこち探検したから]] ## 第一部 火 ## 第3章 環境 —道具を使って狩猟をする人類が環境を飼い慣らすまで 火の力で、より美味しく、より衛生的に、効率的に食物が摂取できる [[火を守るために堅牢な社会的ネットワークが必要になった]] [[人類が火を使った最古の証拠は150万年前]] [[狩猟を行った最古の証拠は200万年前]] [[人類は体毛がなくなり汗で体温を低く保てるようになった]] [[道具を使い分けるのは汎用的な筋肉よりも効率がいい]] [[狩猟のために人は協力し社会的な組織を作っていった]] [[単独で狩りをしない人間は分業ができるようになった]] [[狩猟能力のピークは40歳をすぎてからやってくる]] [[社会化を推し進める音楽や舞踊は脳内物質の報酬が多い]] [[人類は火を手に入れ社交は夜に行われるようになった]] ## 4章 脳を育てる [[火で調理したことでエネルギー摂取が効率的になり脳を大きくすることができた]] [[火を使わず今の脳を維持するためには9時間咀嚼しないといけない]] [[咀嚼が楽になったことで発声のスキルも向上した]] [[環境圧力が強い時期は小さな遺伝的変化が生存に大きく影響する]] ## 5章 文化の爆発 [[人間の脳の可塑性の高さは学習が必須であることの裏返し]] [[真似をしないチンパンジーは車輪の再発明が「必要」]] [[生き残りに必要なのはイノベーションではなく最新の方法のコピー]] [[人間は目的がはっきりしないものほど慎重かつ正確に模倣する]] ## 第2部 言葉 ## 第6章 物語 [[事実ではなく物語のほうが記憶に残る]] [[事実は言語域のみが活性化するが物語は運動野も感覚野も反応する]] [[物語が好きな人ほど実生活で親切な行動をとる]] [[文字の発明は5000年前]] [[識字能力の有無で8歳くらいから脳の違いが生じる]] ## 7章 言語 それはいかにはじまり思考と人格と集団を形成したか [[チンパンジーは捕食者がいるときしか「捕食者がいる」ことを話さない]] 言語がなければ心の中の対話はなく、過去や未来に思いを馳せることができないし、ものごとのつながりを理解できないし、議論の経過を追えない [[口笛でコミュニケーションできる言語も存在する]] [[言語は、気温、降水量、植物、標高の起伏に影響を受けている]] [[アフリカには、ドラム音で成立する言語もあった]] [[北アメリカではかつて手話は広く使われていた]] [[発声は窒息の可能性が上がるリスクの高い進化]] [[FOXP2遺伝子が言語能力に大きな違いをもたらした]] [[言語認知には関係性カテゴリの理解が重要]] [[文法がなくてもことばの意味はわかる]] [[マルチリンガルは社会的、心理的に有利で、メンタルヘルスにも恩恵がある]] [[マルチリンガルは過去にはおそらく当たり前だった]] [[個人的な質問も言語の影響を受ける]] [[バイリンガルは「実験が行われている国」によって考え方が変わる]] [[言語が変わるとマインドセットが変わる]] [[バイリンガルは認知、社会的タスクの成績がいい]] ## 8章 話す 嘘とうわさと名声の伝達が協力的な社会を強化した [[ダンバー数は大脳新皮質の容積に比例する]] [[人類はグルーミングの代わりに雑談をする]] [[国や地域で羞恥心か、罪悪感、どちらに訴えた方がいいかは分かれる]] ## 第3部 美 ## 9章 所有 [[ジュエリーは裕福さや所属する部族を表す象徴的な機能を持つ]] [[人間は個人の顔より複数の顔を混ぜて平均化した顔を好む傾向がある]] [[美意識の土台は性的なものだった]] [[美を識別する能力はパターンを見つけようとする衝動と共に進化した]] [[あらゆる人間社会が槍に凝った装飾をする]] ↓どんどん「美」じゃない話になっている 章タイトルの「所有」でもない気がする [[バスと電車と線路から「関連するもの」を選ぶときも「国民性」が現れる]] ## 10章 宝物 取引できる美が文化の交易を生み世界をネットワーク化した [[西洋でスパイスの価値が高かったのは「美への欲求」]] [[「美しいもの」は物々交換の取引コストとリスクを減らす媒体になった]] ネアンデルタール人は、装飾品を作ったが、交易の証拠は残っていない ## 11章 建築 人間世界を自然界と分離させた家と巨大都市 [[男尊女卑は農業が始まってから]] [[両親の系図をたどっていくと40世代で1兆人の祖先が存在することになる]] [[人間は都市環境にストレスを感じている]] ## 第4部 時間 ## 12章 時計 時間を意識することがいかに技術を進め人の生き方を変えたか 🐷全体的にやっぱ、一本筋があるというよらは、雑多な豆知識が多い [[人間は体内時計を持つが意識しないと時間は認識できない]] [[セックスで子供が産まれるとわかるのは人間だけ]] [[自身の死を理解しているのは人間だけ]] [[かつて最も信頼できる時計は「空」にあった]] [[時間という言葉のおかげで未来を話しあえるようになった]] [[時間を知ることで生活のエントロピーを減らせた]] [[14世紀の機械式時計から度量衡や貨幣などの進歩につながる]] [[機械式時計の発明はものごとを数字で捉え時間の浪費が愚かなことだという考えにつながった]] ## 13章 理性 自らの直感に相反する客観的事実の認識が科学を生む 🐷ここ、またも全然時間じゃないなあ… だましおの、ソマティックマーカー仮説とか、ダニエルカーネマンのシステム1とか、なんかいいけど関係なくない? [[理性に基づいていない考えを、理性によって正すことはできない]] [[他者をコピーする性質は信用できないモデルもコピーするという弱点がある]] ## 14章 ホムニ 超協力的超個体として、生物種を超えた集合性人類へ 人間は超生物になりつつある これをホモ・オムニス(集合性人類) 略してホムニと呼ぶ