#ks/📖✍️ `= this.file.frontmatter.url` ```dataview LIST FROM #ks/📖✍️ WHERE file.day <= this.file.day - dur(1 d) SORT file.day DESC LIMIT 1 ``` ```dataview LIST FROM #ks/📖✍️ WHERE file.day >= this.file.day + dur(1 d) SORT file.day ASC LIMIT 1 ``` 最近新しく使い始めたObsidian上での「目次案作成モード」(という名前の画面レイアウト)がなかなかいい感じで気に入っているので、これを紹介したいと思います。 大雑把な画面構成はこんな感じです。 ![[2022-12-06_21.36.37ss.jpeg]] 中央は[Obsidian デイリーノート仕事術](https://knowledgestuck.substack.com/p/obsidian-9d2)で紹介したときと同じように、左右のサイズ違いの画面分割をしています。(ドラッグでサイズを変えて、Workspaceに保存する) そして、左サイドバーには[セミナーでも紹介](https://knowledgestuck.substack.com/p/seminar003)した「アウトライン」を表示。右サイドバーは関連ノートを見つけるプラグイン「graph-analysis」で関連ノートを表示。 [SkepticMystic/graph-analysis: Analyse the structure of your Obsidian graph using various analysis techniques](https://github.com/SkepticMystic/graph-analysis) このレイアウトで、本の目次案というか、本作りの素材になる「インデックスノート」「構造ノート」みたいなものを作っています。 ここで目次案を作り上げる過程というのが、今までやってきたObsidianの使い方、アトミック・シンキングの集大成という感じがして、やっててめっちゃ楽しいです。思ってた以上にいい感じに本の「土台」を作り上げていけてる気がしています。 ## 目次案作成モードに至るまでの流れ(迷走記録) ここに至るまでを簡単に振り返ってみます。 まず最初にやったのは、本のコンセプトに関連しそうなキーワードでObsidianを検索。そこで引っかかったノートへのリンクを一つのノートに並べ、並べ替えながら整理しようとしてみました。 [本作りの素材集めをする](https://knowledgestuck.substack.com/p/ksb001) それからしばらく試行錯誤してみたけれども、こうやって集めたノートがごちゃごちゃ過ぎて処理できず、仕方ないから本のコンセプトを決める「はじめに」を書いてみた、というのが2022年10月の出来事。 [読んだ本について語れるようにするための読書術](https://knowledgestuck.substack.com/p/ksb002) その後、再びObsidianのノートから目次案を作ろうとするも上手くいかず、アウトライナーを使って目次案を考え直す、ということをやっていました。 [Obsidianからノートを集めて目次案を考える](https://knowledgestuck.substack.com/p/ksb003) ただ、この方法でもやっぱりなんかどうも上手くいかず、[iPadの本作り](https://amzn.to/3FbfM4O)が忙しくなってしばらく放置。 最近ようやく心の余裕ができて、先日再び目次案を作る、ということに挑戦し、ナレッジスタック有料メンバー向けに原稿作成過程をGitHubで公開する、というところまでたどり着けました。 [アトミックノートを組み合わせて「指向性のあるアウトライン」を作り上げる](https://knowledgestuck.substack.com/p/book004) ## 試行錯誤のあとに心の余裕ができて次の段階に進めた ここまでいろいろ苦労はしたんですが、「試行錯誤したこと」が非常に重要な経験だったと考えています。次の段階に進めるようになったのは、iPadの本作りという目の前の仕事が一段落したから。目の前のことにちょっと余裕ができて、試行錯誤してきたいろいろなことがようやく「つながった」のだろうと考えています。(iPad本が完成してから、本当にいろいろ新しいことを試せるようになった) で、そういう長い前置きを踏まえて、今この画面でどんな感じのことをやっているのか。なにが気に入っているのか。 そんなことを簡単に紹介します。 ## 分割画面でノートの移動 ![[2022-12-06_21.36.37ss.jpeg]] 現在はこの画面で、基本的には左右どちらも同じノートを開いています。 このノートは、下の方に数えきれないくらいの「今回の本に関係するかもしれないノートへのリンク」が書いてあります。 最初はこれをなんとか画面1つで整理使用としていました。そこから「画面分割すればノートが整理しやすい」という発見によって、かなりスムーズに進むようになりました。 同じノートを二つの画面で整理するというのは、正直アイデアとしてなにも大したものではないんですが、こういう「本当になにもたいしたことではないこと」が大きな違いを生み出すのです。 右側のノートをスクロールして、目次に使えそうなノートを見つける。そのノートを見つけたら(右側にノートを残したまま)左側で「そのノートを入れられる場所」を探す。 そして、そこに書かれてたノートを「いい場所」に移動させる。 この方法が確立したおかげで、目次案作りは"右から来たものを左に流すだけ"の簡単なお仕事に変貌したのです。 もちろんこれは比喩的な表現であり、さすがにそこまで簡単ではありませんが、たったこれだけでノート整理の負荷が大きく減ったことは事実。人間は、短期記憶が非常に少ない、というのをこういう事例でも思い知ります。 「見ながら考える」というのがすごく重要なことだと今回も思い知りました。 ## アウトラインで全貌を把握 この目次案全体を把握する補助となるのが、画面一番左の「アウトライン」です。 ![[2022-12-06_21.36.37ss.jpeg]] 複数のノートを集めて作った「見出し」のアウトラインのおかげで、全体的な本のバランスなんかも考えやすくなりました。 また、(これまた前回のセミナーで話したことですが)このアウトラインはドラッグドロップで並び替えが可能です。これでちゃんと「アウトライン全体」が簡単に移動できます。これもまた現段階ではメリットが大きいです。 大きな意味ではアウトライナーと同じことをやっているだけですが、アウトラインの「中身」にObsidianのリンクがそのまま使えるという効果は大きいです。 「目次案作成モード」では「左側のアウトライン」で一覧性を追求し、一つ一つの細かな項目の掘り下げは「アトミック・ノート」を使用。その間を取りまとめているのが「目次案ノート」というイメージです。 ## 「graph-analysis」で関連ノートを表示 そして、これらを補助してくれる素晴らしい存在が「graph-analysis」プラグインの存在。 [SkepticMystic/graph-analysis: Analyse the structure of your Obsidian graph using various analysis techniques](https://github.com/SkepticMystic/graph-analysis) 右側のサイドバーに出てるカレンダーの下にあるやつです。 ![[2022-12-06_21.36.37ss.jpeg]] ここには「このノートにしそうなノート」を表示してくれるんですが、これが非常にいい働きをしてくれます。 ここで候補として出てくるノートは、最近かなりの確率で「存在を忘れてたけど確かに関連度が高そうなノート」を表示してくれるようになりました。 基本的にこのプラグインは計算をしてるだけで、自分でノート同士をリンクしなければ関連ノートの表示は全然機能しません。ただ、地道に関連ノートをちまちまとリンクして、それが集まってくると本当に素晴らしい働きをします。 [Obsidianのリンクを元にして関連ノートを見つけ出すプラグイン – ごりゅご.com](https://goryugo.com/20211115/graph-analysis/) なによりも、この土台を作ったのは自分であり、プラグインはその補助してくれているだけ。デジタル使いこなして考えが捗ってる、っていう気分を味わえるところまで含めて素晴らしいプラグインです。 --- このような感じで、現在は目次ノートの中に見出し(ボックス)を作り、その下に順番に「セクションノート」と名付けたノートを作って並べています。 この二つの「ボックス」と「セクションノート」という概念。この2つもまた目次案作りの過程で作った新しい概念なんですが、ここは今試行錯誤の真っ最中な部分なので、もう少し考えがまとまったら改めて紹介したいと思います。 自分の中では「アトミック・シンキング」を次のステップに進めるための概念になりうるんじゃないかな、と期待しているのがこの2つの概念です。