ここまでの話を聞いて、ひょっとしたら「ずっと昔のノートを整理してるだけで、全然ノートをまとめていく話が出てこないじゃないか。こんなことやってたら、ノートの整理だけで日が暮れるぞ」なんてことを思われたかもしれません。
ですが、一度改めて目的をよく考えてみましょう。今回の目的は「これまで作ったノートを集めて、ノートと自分の思考を整理すること」です。
これまでに使ったノートを整理しなおすことで、自分の思考も整理されていくのであれば、ノートを整理すること自体で目的が達成できています。
頭を働かせて、なんらかの価値、情報を生み出すことを知的生産と呼ぶのであれば、こうやって既存のノートを整理し、わかりやすくする行為も知的生産の範疇に属する行動です。
判断基準は、これをChatGPT(生成AI)に任せたいことなのかどうかです。
AIに任せて、全部自動で済ませてしまえばいいような「整理」であれば、これは確かに意味がない、という言い方が出来るでしょう。ですが、これまで自分が作ったノートを振り返りながら、頭を働かせて今あるノートをもっとわかりやすくする。こうすることで、ただ「頭の中だけで考える」ことに比べて、自分の知識や思考は「目に見えて」整理されていきます。
頭がよくなることを目的とするならば、こうした整理をChatGPTに任せてしまっては意味がない、ということです。つまりそれは同時に「なにも考えずにただノートにタグを付ける」だとか「なんとなく作ったフォルダにノートを移動させる」といった整理は、人間がやる必要がない、ということでもあります。
せっかくなのでここで、もう少しタグやフォルダを使ったノートの整理、というものについて考えてみましょう。