リンクで整理されたノート「トピックノート」 ここからは、Obsidianを使ったアトミックシンキングの第2の重要ノート「トピックノート」について解説していきます。 まずそもそも、トピックノートとはどういうノートなのか。 現時点での私のトピックノートの定義は「特定のトピックについてリンクを使って整理されたノート」です。その目的は大きく2つあり、1つは特定のノートにアクセスしやすくすること。そしてもう一つはノートを作ることでそのトピックについての理解を深めること。 (このトピックノートという言葉は、私が独自に作った言葉で、他人に通じる一般的な言葉ではないので注意してください) そして同時に、まず知っておいていただきたいのは、このリンクを使ってノートを整理するというのは口で言うほど簡単ではない、ということです。 Obsidianというデジタルノートの特徴は、現実世界のノートとは異なるデジタル的な整理が得意である、というところです。かつて世の中に登場した多くのデジタルノートツールは、アナログノートの感覚でノートを整理できる(だから直観的にわかりやすい)ことが特徴でした。 これが、2020年ごろから少しずつデジタルの特性を活かしたノートアプリ、というのが増え始め、紙とは違う、デジタルだから出来る便利さ、というものを追求するようになってきています。 このこと自体は大変すばらしいことだと思っていますが、問題はそれを使う私たちの方です。 たとえば日本の場合、幼稚園や保育園の頃からノートや鉛筆を使い始め、小学校や中学校で徹底的にノートを書き写す練習を繰り返していきます。国語、算数、理科、社会、といった具合に、学ぶ科目ごとにノートをわけて整理していきます。 トピックノートというノートの整理の方法は、一見この科目ごとに分ける感覚に似ているように見えますが、実は大きく異なります。(何が違うのか、については〜で説明します) このことから言えるのは、私たちは「デジタルノート的なノート作り・情報整理」に対する経験が圧倒的に少ない、ということです。 紙のノートを上手に書いて、使い分ける練習は、多くの人が10年以上の経験を積んで、当たり前のようにごく自然に使うことが出来ます。 しかし、デジタルノートを使ってリンクで整理する、という行為はほとんどの人は10年も経験していないでしょう。 練習していないこと・やったことがないことが行きなり上手にできないのは、当たり前のことです。なんら恥ずべきことではありません。 それを知り、練習して、経験するためにこの解説があるのです。 まず知っておくべきは、このように「デジタルノート的な整理はいきなり上手くはいかない・思ったより難しい」ということを知っておくこと。 残念ながら、読んですぐにいきなり完璧にできてしまう、なんて都合のいい方法はありません。 このことを知っておくだけでも、ノート整理に悩んだ時に諦めず、継続してノートを使い続けていくための役に立つはずです。