アトミック・シンキングを身に付けるための一歩目は「デイリーノート」です。一見すると「アトミックノート」作りとは関係がないように見えるかもしれませんが、そんなことはありません。ここからじっくりと「なぜデイリーノートが重要なのか」という話を進めていきますので、まずは焦らずにいきましょう。
デイリーノートを使う時に便利なのは「カレンダー」です。
この画面の右の方にカレンダーが見えるでしょうか?(見えない時は[[テンプレートを使い始めるための初期設定]]を確認してください)
カレンダー上の日付をクリックすると、現在の画面が切り替わり、2025-03-30のような「タイトルが日付になったページ」に移動します。こうした1つ1つの日付がタイトルのノートが「デイリーノート」と呼ばれるノートです。
デイリーノートとは、今日の日付に対応して自動的に作られる今日のノート。1つの日付に対して必ず1つまでしかノートが存在しない。この、一見当たり前のことが、デジタルノートを上手く使っていく中で非常に重要になってくるのです。
たとえば、2024年1月1日には`2024-01-01`、というタイトルのノートが作られ、2024年1月2日には`2024-01-02`という具合に、1日1つずつ、自動的にその日付に対応したノートが作られていきます。
1日1ページの紙の手帳、というものをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
基本的に1日1ページタイプの紙の手帳は、その日に起こったことを「なんでも」その日付のページに書き込んでいくことが基本的な手帳の使い方です。
Obsidianのデイリーノートもそれと同じように、その日に起こったことをなんでも「今日の日付のデイリーノート」に書くのが基本的な使い方です。
Obsidianの(デジタル)のデイリーノートには、書ける量に一切の制限がないという特徴があります。
紙の手帳では、どんなに小さな文字を書いても、1ページに書ける量には限界があります。しかし、デジタルのデイリーノートは「1ページ」に数万文字でも数十万文字でも書き込むことが可能です。
数万文字でも数十万文字でも書けるデイリーノートですが、デジタルのデイリーノートにはもう1つ「見えない」という特徴も存在します。
いったいどういうことなのかというと、デジタルのデイリーノートは「何も書いていない日」が存在しても、その日になにが書かれているのか。なにも書かれていないのか。そういったことが直感的にわかりにくいのです。
紙の手帳になにか記入しようとする場合、良くも悪くも必ず前後のページなどが自然に目に入ってきてしまいます。
そして、過去のページが空白だらけであることが見えてしまうと、どうしても「書かなかった」「書けなかった」というマイナスのイメージを持ちやすくなってしまいます。
しかし、デジタルのデイリーノートはそうした感情が生まれにくいのです。デジタルのデータというのは、良い意味でも悪い意味でも非連続的で、自然に見えてしまう、ということが起こりにくいのです。(もちろんこれは同時に弱点にもなるし、Obsidianはそれをリンクという仕組みを使って、紙とは違った観点での解決を目指すところが特徴でもあります)
仮に、昨日は忙しくてデイリーノートになにも記録が残せなかったなんてことがあっても大丈夫。明日になれば、そんなことはなにも気にならなくなります。
人間というのはわりと単純なもので、書いてないということが目に入ってこなければ、実際にノートになにも書かれてなくても意外に気にならないものなんです。
「今日からノートにいろんなことをたくさん書くぞ」と意気込んでも、実際のところいきなり毎日毎日ノートにたくさんのことを書く、なんてことは難しいし、できないことが普通です。
ただ、できてないことが「見える」と、いくら「できないことが普通」と言われても、やる気が落ちてしまいます。
だから、見えないようにしてしまえばいい。
Obsidianのデイリーノートは「今日のノート」をページをめくらずに、いきなりすぐに開けます。いきなり今日のノートを開くことができれば、昨日のノートは目に入りません。おかげで、昨日のノートを書かなかったことなんか気にせず、毎日「今日」に集中できるのです。
そもそも、別にデイリーノートに毎日たくさんのことを書かねばならないなんてルールはないのです。
だから、まずは「書かない日」を気にするのではなく、書けた日を自慢する。
できなかった日を数える減点式の評価ではなく、できた日を数える加点式の評価をする。
そして、人間やってりゃいつか慣れるもので、書くことを繰り返していれば、いつのまにか書くことは当たり前になってきます。
📖次はこちら→[[デイリーノートは整理不要で見つけやすい「最強のデジタルノート」]]
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