1週間分の食べたものを思いだし、ノートを見てみると「頭の中で思いだす」だけとは桁違いに多くのことを思いだすことがでるでしょう。
また同時に、自分の記録だけでは思いだせないものや足りないものがあることにも気がつけるかもしれません。
晩ごはんで食べたものが「サラダ」とだけ書かれていた場合、具体的にどんな材料が含まれていたのか。
「牛丼が美味しかった」と書かれていた場合、なにと比較して美味しかったのか。昨日の食事よりも美味しいと感じたのか、これまでの牛丼と比較して美味しいと感じたのか。
どんな記録が足りないのか、というのはあなた自身が記録に求めるものによって異なります。ここで重要なのは、記録を振り返りながら、自分が記録にどんなものを求めているのかを知ること。振り返りながら、自分にとってのよりよい記録を模索していくことです。
食べたものを思いだすテストが記録のすばらしさを知るための体験だとするならば、足りないものを見つけることは、記録の改善方法を見つけ出すための練習です。
そして、こうやって改善方法を見つけていく練習は、これがそのまま書いて考える練習にもダイレクトにつながっています。
「サラダ」と書かれていた記録から、実際に食べたサラダはどんなものだったのか、と疑問を持ち、食べたサラダについて「考える」
牛丼が美味しかったという記録から、美味しいと言うことばだけでは記録として不完全なのではないか、と「考える」
食べたものを記録した程度のことでも、このくらいの「考える」アイデアが得られます。
これを仕事や日常生活に応用していけば、無限とも言えるほどの考える材料があるように感じないでしょうか?