自分だけのホームノートの原則は(無理のない範囲で)常に自分が「いま」必要としているノートへのリンクを作っておく、ということでした。
となると次は、ここまで触れてこなかった「リンクの作り方」をきちんと説明しなければなりません。
Obsidianの使い方をある程度ご存知の方であれば「ノートの作り方なんて初歩的なこと、なにを今更そんなこと……」なんて考えられるかもしれませんが、大事なのはそうした細かなテクニックではありません。
Obsidianの中で新しいリンクを作る時は、 `[[` (角括弧を2つ)入力し、そこに続けてなんらかの文字を入力します。
すると、入力した文字と一致するノートが候補として表示され、それをマウスや矢印キー+Enterで選択すればリンクは完成です。
![[make_link.mp4]]
技術的な話であれば、これでおしまいです。
重要なのは、この仕組みから「いかにわかりやすいタイトルを付けるのが重要か」ということに気がつくこと。そして、それに気がつける「デジタル的センス」を養っていくことです。
日本語は、アルファベット圏の言語と違い、同じ文字をひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットの複数の方法で表記することがあります。この問題には、[[エイリアスを作る]]という方法でも対処は可能ですが、正直これはそれなりに手間がかかり、面倒です。
できれば、自分なりのルールや、方法論、リンクを作りやすくする工夫、まで考えていきたいところです。
たとえば私は、料理の材料に関しては「悩んだらカタカナ」で表記することを原則にしています。鶏肉は漢字で書きますが、鶏モモ肉の場合の「モモ」は必ずカタカナです。キュウリなども、胡瓜という漢字を使うことや、ひらがなできゅうり、と表記することもできますが、カタカナにする、というのがマイルールです。
もちろん、こうしたルールもそう簡単に完成するわけではないので、失敗を繰り返しながら学んでいくしかありません。大事なのはまず「日本語には表記の揺れがある」という課題を認識しておくこと。技術が発展すればいずれ解決する可能性があるものとはいえ、現状はその辺りにも気を配っておいた方が、結果的に高い汎用性を持ったシステムを作りあげることができるようになります。
そしてもう一つ、リンクの使い方以外に是非とも覚えて活用していただきたいのが「見出し」と「行の入れ換え」というテクニックです。
どちらもひとまず今回は「使える」レベルだけの簡単な解説にとどめます。
まずは見出し。これは「マークダウン記法」というものを活用するもので、行の先頭に(半角で)`#` (シャープ)を入力し、続けて文字を入力する、というもの。
# これが見出しです
このように文字サイズや行間の大きさがかわり、複数のリンクを分類して整理しやすくなります。
[[HOMEノートのサンプル]]でも、いくつか見出しの例を載せておきます。
また、こうしたノートの項目をちょっと編集したい時。
この項目だけちょっと上に移動したいな、このかたまりだけちょっと