このワークシートは、大きく3つのステップで構成されています。
Obsidianはとにかく「なんでもできる」ことが特徴ですが、まずは、ここで書かれている順番に沿って使い方を覚えていただき、無理なく自然にデジタルノートに慣れていきましょう。
## ステップ1: デイリーノート
まず最初に慣れていきたいのは「デイリーノート」というノートです。
デイリーノートという仕組みは、2020年代以降は多くのデジタルノートアプリに搭載されるようになってきています。日記で言うならば「1日1ページ」の日記の「今日」の部分、という言い方をすればいいでしょうか?
まずはこのデイリーノートを上手に使えるようになることが、デジタルノート環境作りの第一歩として非常に重要です。
なので、このワークシートでもまず最初に「デイリーノート」について学んでいきます。
デイリーノートのどこがどう素晴らしいのかという話から始め、日々のメモの土台として実際にデイリーノートを活用していく方法を順に紹介していきます。
ここで身に付けることは「あらゆるメモをまずデイリーノートに書く」ことです。
まずはこれが当たり前の習慣になることを目指し、それによって整理不要で思考を妨げることのない「なんでも書ける環境」を手に入れていきます。
## ステップ2:アトミックノート
書くための環境と習慣を手に入れることができたら、何度も使うノートを分割していくことで、システム全体を少しずつ再利用可能な、価値ある構造にしていくことを目指していきます。
『アトミック・シンキング』のコアになる「ノートをアトミックにする」という項目がこの部分です。
とは言え、いきなり「1つのノートに1つのことだけを書く」というのは簡単ではありません。
始めのうちは、ノートをリンクでわけて一覧性を高める、というところから始め、少しずつ「リンク」に慣れていきます。
アトミックノートを作る練習は、こうした「ノートをわける」ことや「リンクを作る」ことが当たり前にできるようになってから。
また「ノートをアトミックにする」という概念は理念や思想だけでは分かりにくい部分も多いです。
なのでここでは、アトミックノートのサンプルを複数見ていただくことで、よりリアルで具体的なタイトルのつけ方やノートの中身、リンクの使い方を覚えていきます。
## ステップ3:トピックノート
ステップ3では、ステップ2で作ったアトミックノートを集めて、並べて整理することで、ある特定のトピックについての理解を深め、自分なりの考察を進めるためのノート「トピックノート」を作っていきます。
アトミックノートによって「細かく理解した」内容を、トピックノートを作って俯瞰する。これによってミクロとマクロの視点の両方でものごとを理解したり考えたりしていく。これが「アトミックシンキング」の核となる手法です。
最終的には、トピックノートによって様々なノート同士が有機的に繋がることで、Obsidianを「自分自身の考え」を生み出す補佐として活用できるようになる方法を見出していきます。
ここまでで習得したスキルを使うことで「コンピューターファイルの整理」や「新しい物事を学んで理解する」ためにObsidianを使う道筋がかなり明確に見えてくるはずです。
もちろんそこはあくまでも「自分で次の段階に進む」ためのスタートライン。
これでゴールなどということはありませんが、ここまでくれば「ノート共に考える」ことが自然にできるようになっているでしょう。
---
もちろん、1日や2日でいきなりこれらすべてをすぐに上手にできるようになるかというと、そう簡単なものではありません。
まずは焦らず、あらゆることをデイリーノートに書いていく。これが当たり前にできるようにならないと、ノートは簡単に「ゴミであふれ返る」ことになってしまいます。そうならないためにも、まずはデイリーノートという概念をきっちり理解し、デイリーノートが「あたりまえ」になることを目指すことが重要です。
📖次はこちら→[[書かなかった日があっても気にならないのがデイリーノートの素晴らしさ]]
> [!HELP] ヘルプ
> 困った時は→[[Obsidianの基本的な使い方(概要)]]