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高城剛さんは、まあ色々な人の色々な意見があると思いますが、ちょうど自分がオーバーツーリズムというものに興味を持っていたまさにそのタイミングで出会ってしまい、そのままサラッと読みました。
めちゃすごいことが書いてある、という感じではないけど、オーバーツーリズムとはなにか?何が問題なのか、どうすればよいのか。これを読んで基本的な部分はひと通り見えてきた感じがします。
BC094 アフタートーク - ブックカタリストでも紹介しています。
ひとの目、驚異の進化: 4つの凄い視覚能力があるわけ
(著) マークチャンギージー (原名) MarkChangizi (翻訳) 柴田裕之
人間が「色」を認識できるようになった大きな目的は(肌色の変化を読み取って)相手の感情を読み取るためだ。
実は人間の肌の色って、色相反射のスペクトラムで言うとどんな人種でもほとんど一緒。それなのに人間の目では全然違う色のように見える。この話だけでもいかに人間が「肌色の変化に敏感なのか」というのがよくわかるような気がするし、文字通り「人類皆兄弟」なんだろうな、というのもこういう点からも想像できる。
ブックカタリストでも、近日中に取り上げてきちんと紹介する予定です。
先月読んだ早回し全歴史 ──宇宙誕生から今の世界まで一気にわかるによって宇宙の話(マルチバース論)に興味が出てきてしまい、もう少し知りたくなって読んだ本。
まずそもそも「たくさんの宇宙」という考え方がきちんと科学的な仮説である、というだけで面白いし、それがなぜ確からしいのか。その一端が見えるだけで面白い。
平均思考は捨てなさい
(著) トッド・ローズ (翻訳) 小坂恵理
早川書房 (2017/5/24)
我々が当たり前に使っている「平均」という概念。あまりにも当たり前すぎて、これについてきちんと考える機会はなかなか存在しない。
だが、実は平均というのはかなりの部分が「作られた」もので、それゆえの誤解、歪みなどはたくさんある。
どんなことが問題で、どんな解決が出来そうか。そんなことがまとめられていた。