1枚のノートに1つのアイデア、概念だけを書くというアナログのカード型構造システム。(zettel = カード、kasten = 箱)
ドイツの社会学者[[ニクラス・ルーマン]](ニクラス・ルーマン)が考案した発想法。考えるための手段。
1枚のカードに1つのアイデアを自分の言葉で書き、それらをリンクで繋ぐ、という管理方法。将来いつ見返してもわかるように書くのが重要。
(詳しいルールは[[Zettelkastenの基本ルール]]参照)
書籍[[『How to Take Smart Notes』]]では、このシステムを「Slipbox」と呼び、詳しい使い方を紹介している。
→[[『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』]](邦訳版)
梅棹忠夫の情報カードも、本質としてほとんど同じことだと考えられる。
## Zettelkastenからの派生
この考え方に影響を受け、以下のような概念が人気になってきている。
[[🌱エバーグリーンノートについてまとめたノート|Evergreen note]]
[[Linking Your Thinking]]
これらの概念を取り入れ、現在自分は[[『アトミック・シンキング:書いて考える、ノートと思考の整理術』]]という手法として実践している。
例:[[💎Obsidianでアトミックシンキングを実践する]]、[[📅アトミック・仕事術]]
## 参考リンク
[効率的なノートを作成できるドイツの社会学者が生み出した方法「Zettelkasten」とは? - GIGAZINE](https://gigazine.net/news/20200604-zettelkasten-note/)
[ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンが研究と執筆の相棒にしたアナログのカード型ノートシステムZettelkasten(ツェッテルカステン)とは? | jMatsuzaki](https://jmatsuzaki.com/archives/26856)
[最強のノート術「Zettelkasten」メソッド (2020/11/27放送) / Voicy(ボイシー)- 今日を彩るボイスメディア](https://voicy.jp/channel/1380/110685)