【書評】人生は1冊のノートにまとめなさい を読んだよ

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人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ posted with ヨメレバ 奥野 […]

最終更新日:2011年4月14日

100円ノート本第三作。アナログノートにはあまり興味がないから、以前の作品は読んでいない。

しかし今回はテーマが「ライフログ」

ライフログがキーワードな本は読む!把握できる範囲で全部読む!

ということで、読んだ。

良い本だった。

全部をそのままマネをする気はない。しかし、根底に溢れるライフログに対する思想、活用法。非常に参考になった。

アナログノートを使う気はない

私は、アナログはメンドくさいからあんまり使う気はない。Amazonのレビューなどに「スマートフォンやデジタルツールを使うイメージで面倒に見える」と書いてあるが、デジタルツールを使わない方が遙かにメンドくさい。ライフログはだいたい全部Evernoteである。

(ちなみに、唯一こだわりがあるアナログツールが、RhodiaメモとJetStreamのボールペン。この二つだけは文句なしに良い)

アナログメモは「すばやく書く(起動の素早さ)」と「考える」にはいいのだが、どうしてもそこから一手間が大きい。デジタルに依存した生活を送っているからかもしれないが、とにかくアナログは「再利用」や「集計」の為のコストが大きい。

アナログの「空気感」よりも、デジタルで自動で残せる情報の方が、私にとっては質も量も優秀なものになる。

たとえば、自動で残せる日時や位置情報。これらは、デジタルツールであれば「記入」する必要が無い。つまりメンドくさくない。これが、私にとって非常に重要な要素。

切ったり貼ったりも、メンドくさいから好きでない。工作とかお絵かきとかあんま興味ないんだ。手を動かさない怠惰な人間なんだ。

100文字書くとしたら、手書きするよりタイプした方が早い。切り貼りするより、写真を撮った方が早い。そんな理由で、アナログツールはあんまり使わないし、使わないようにしている。

しかし、である。

マネしたい要素はたくさんあったのである。

とにかく記録する

自分が残そうとしているライフログは甘いものだった。著者の「ライフログ」に対する気合いには脱帽である。

私は、わかる範囲での24時間の記録などは一切していない。寝た時間も起きた時間も記録していない。今記録している事は、どこかに行った、何かを食べた、なにか思いついた。その程度である。

著者は、隙間時間を使って、出来る範囲で何をしたかちゃんと記録している。この、ふと時間が出来た時というのが非常に重要な要素なのだろう。

「〜まで」「いま〜」「〜から」

この三つのキーワードを使うだけで、隙間時間の記録だけでもかなり詳細なライフログを残すことが出来る。

そして、気が向いた時にはそれらについての感想を残す。

とにかくまずは記録していくのである。

するとそれが、絶対に自分からしか得られない貴重なデータとなっていく。

ライフログの有効活用

そして、これらの「とにかくためた記録」これをどのように活用すればいいのかということも、具体例を交え、非常にいい感じに書かれている。

大事なのはためることではなく、ためたデータを活用すること。

私の場合、基本的には「ためる」事が楽しい&何かの役に立つかもしれない、というだけでとにかくデータを集めているが、筆者はこれをちゃんと「活用」している。

これは、やはり長年の蓄積が成せる技。ただ口で言っているだけと、実際にログをためた上での発言では言葉の重みが違う。

ライフログは、役に立つものなのだ。

まとめ

アナログノートを使う、という意味で、私にとってはある意味なんの興味も無いような内容ではあった。同時に、ライフログを取って、それを使う、という観点ではもっともわかりやすく、実践的な本だった。

以前読んだiPhoneでライフログは、主にアプリの紹介。アプリ紹介が多すぎてライフログの思想、活用について書いてある部分は少なすぎた。

この本「人生は一冊のノートにまとめなさい」も、アナログノートの使い方や選び方、そのた文房具などは興味のない分野ではあったが、そうでない根本の部分が非常に充実していた。

ちょっと、100円ノート使ってみるかな、という気にもさせられてしまった。

参考

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