ソニーのレンズだけカメラ QX10 QX100 実機触ってきましたレポ

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レビュー・紹介

ソニーのレンズだけカメラ QX10 QX100 実機触ってきましたレポ

最近話題になったSonyの「レンズだけ」のカメラ QX10 & QX100。 「モニター」の部分にはスマフォを […]

最終更新日:2013年9月22日
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最近話題になったSonyの「レンズだけ」のカメラ QX10 & QX100。

「モニター」の部分にはスマフォを使い「本体」は「レンズだけ」な形をしているという、なんというか実に面白い製品です。

日本での発売は10月25日からなのですが、東京、大阪、名古屋のソニーストアでは実機を触って試すことができるということで、実際に行ってきて色々触ってまいりました。

ソニーストア名古屋へ

行ってきたのは、名古屋は栄にあるソニーストア名古屋(GoogleMap

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平日真っ昼間を狙ったおかげからか、訪れた時にはQX10,QX100の前には誰もおらず、触りたい放題の状態でした。

お店の人に聞いてみると、写真撮ったりとか自分のスマホを接続したりとかもいくらでもやっていいですよ、という事だったので、iPhoneとAndroidの2台を準備して、色々といじくりまくらせて頂きました。

QX10 本体各部の写真

とりあえずまずは手近にあったQX10から。

軽いという話はいろいろと聞いていたのですが、とにかくホントに軽い!

バッテリーやメモリースティックを含めて約105gという数字だとよくわかんないんですが、実際に持ってみると「あれ、これプラスチックのモックなの?」って思えそうな軽さ。

iPhone5の重さが112gで、数字だけ見るとそれと同じなのですが、同じ重さでも「大きさ」が違うので、持ってみた感触は別世界のものです。

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撮影用に持っていったSONYのRX100と比べてみた写真がこれ。RX100の重さは約240gなんだけど、両方持ってみるとRX100がものすごーく重く感じます。

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電源ボタンは上部にあり、本体左側に「シャッター」と「ズーム」のボタンがあります。

個人的に素晴らしいと思ったのは、本体充電用の端子がmicroUSB端子であるということ。

これならば(メーカー的には非公認かもしれないけど)モバイルバッテリーさえ持ってれば電池切れても問題なし!

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QX100 本体の写真

続いて「高い方」のQX100

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こっちには、スマホと「合体」するための、取り外し可能なアタッチメントが付いていたので、実際に本体と合体させて「カメラっぽい感じ」にすることが出来ました。

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「バネ」でQX100とスマホを固定する仕組みです。

参考動画

ただ、これはかなーりデカいし重い。

アタッチメントが付いているQX100(211g)と、付いていないQX10(105g)での比較になってしまうので、余計に違いが気になった、ってのもありますが、それでもやっぱり「デカさ」含めてちょっと「お手軽」とは言い難い感じでした。

参考:(アタッチメントありとなしでの重さ)
QX100 179g 211g
QX10 105g 137g

スマホとの接続はNFCがないとわりと面倒

「本体」についてはこんな感じですが、もうちょっと大事な「運用」に関すること。

QX10、QX100単体で写真を撮影、保存することは可能ですが、それだと「ファインダー」がない状態での撮影になるので、現実的には「スマホと接続してから写真を撮る」という流れになるかと思います。

で、この「接続」に付いてですが、Eye-FiやFlashAir、PQIカードをお持ちの方であれば、それを使う時と同じ感じの手間が撮影前に必要だとイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。

まず本体の電源を入れて、スマホが本体とWi-Fiで繋がったら撮影用のアプリを起動。

で「機器を検索中」が終わると、ようやく「撮影できる状態になる」という手順

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メンドクサイのは、スマホがWi-Fiに繋がっていたりする場合には、Wi-Fiの設定を手動でいじって、カメラに繋がないといけない、ということ。

また、店内にはWi-Fi電波が大量(10以上)に飛んでおり、接続にやたら時間がかかったり、タイムアウトで接続に失敗したり、ということもありました。

スムーズに行けば、アプリ立ち上げから接続までには1秒かかるかどうか、なのですが、苦戦するとここで1分くらいロスしたり、ということもあるのかなと。

プレビューの遅延と写真の保存

なお、QX100とスマートフォンはWi-Fiで繋がっているため、どうしてもスマホに写っている画像はカメラが実際に捉えている画像よりも「少し遅れたもの」になります。

その辺りの「遅延」のイメージと、撮影した画像を保存するまでにかかる時間を見てみたのが以下の動画。

個人的な意見でいうと「動いているものを撮るのでなければ問題なし」&「保存はめっちゃ速い」

ただ、連写をしようとするのは完全に不可能で、なおかつ写真を撮ったら「戻る」ボタンを押すまでずっとプレビュー画面のまま?というのは、本体側のシャッターで写真を撮るような場合にはちょっと不便かもな、と思いました(設定で変更できる?)

NFC接続はすごく賢い

それに対して、NFCを使った接続というのはすごーーく賢いです。

NFCでの撮影準備は、スマホとQX100を「くっつけるだけ」

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接続距離がすごく短く、カメラ上部のNFCマークとスマホのNFC部分とをわりと「ぴったり」とくっつける必要があり、その点については初めてで苦戦しましたが、たぶんここは「慣れ」だけの問題。

NFC接続でステキなのは、アプリを立ち上げておく必要がなく、他のWi-Fiと繋がっていても問題ないというところ。

「くっつける」だけで、QX100とWi-Fiで繋げる&アプリを立ち上げるをワンタッチで行ってくれます。

もちろん通常のデジカメが電源を入れるだけの「1アクション」に対し、電源を入れて、スマホとくっつけるという「2アクション」はかかるんですが、これならばかなり「お手軽に使える」と言っても良さそう。

撮影後もわりと賢い

そしてもう1つ、この辺りも「ちゃんと作ってある」と感じたのが撮影後の「共有」のこと。

写真を撮影するとこんな感じで「戻る」「共有」が選択できるようになるのですが、この状態で「共有」をしようにも、スマホはカメラと繋がっているために、ネットへの接続が出来ません。

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ここで「共有」を押してみると、自動でカメラとの接続を切ってくれるため、その後に問題なくTwitterやFacebookに写真をアップロードすることが可能です。

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カメラとの接続をオフにした後、共有先の選択画面が現れる
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iOSでも仕組みは同じ
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ちなみに、当然といえば当然ですが、カメラ単体で撮影した写真も「あとで」スマホに転送することも可能だし、画像の一括ダウンロードも可能です(あくまでも転送されるのはリサイズされた画像のみ)

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QX10は「まぁキレイ」でQX100は「とてもキレイ」

ちなみにQX10とQX100の「画質」について。

QX10のレンズはソニーのコンデジWX200相当

QX100のレンズはRX100M2相当だと言われています。

主観を多分に交えた感想で言うと、QX10の画像は「まぁキレイ」で、QX100の画像は「とてもキレイ」

実際にQX10でオートで撮ったものがこんな感じ

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これがQX100だと、自然に「ボケ」も生まれたりしてわりと「それっぽい」画像になります

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今現在私が普段使っているカメラ「RX100」と比べて、QX100の写真は「ほぼ同じくらい」だと感じました。

大してQX10は、iPhone5と同程度?ちょっと上?くらいのイメージでした。

もちろん「10倍ズーム」に関してはほとんどのスマホでは不可能だし、確認は出来ませんでしたが「暗いところ」での撮影能力などではQX10が圧倒的に有利だと思うのですが、iPhone 5sのカメラは「めっちゃすごい」らしいので、QX10使うくらいならiPhone 5sでいいんじゃね?少なくともiPhone 5sを触ってから考えた方が良さそうだな、と思っています。

まとめ

とりあえず現段階での私の結論は「保留」

QX10の画質に関しては正直「しょぼい」と感じでしまいました。

QX100は「かなり良い」と思ったんですが、なんかRX100持ってるのにこれを買うのはちょいと勿体ないかなぁ、という感じ。

あとやっぱり接続方法に関して言うと、NFCが付いてないスマフォ(iPhone)だと接続が面倒で、すぐに使わなくなりそうな予感もある。

NFCが付いてるAndroidをメインで使っていて、デジカメ持ってない、とかだったらQX100をサクッと買っただろうけど、メインで使ってるのはiPhoneだし、カメラはRX100持ってるしなぁ…

それでもやっぱり、レンズだけ三脚に固定して、遠くからシャッター押したりとか、自分撮りが簡単にできたりなどの「これでしかできないこと」ってのもあるわけで、それをうまく生かした使い方を出来そうならば是非欲しいんだけど、現段階ではそこまで使うかって言うと使わない感じなんですよねぇ。

とは言えそれでもやっぱり「すごく欲しい製品」なんで、今から頑張ってなんとかして「俺向けの利用方法」ってのを考えて、ぼくの心を納得させられるように頑張ってみたいと思います。