2016年11月、iA Writerのアップデートに大興奮しております。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2016/11/iawriter_update.png) ざっとまとめると、新しく追加されたのは以下のような機能。 * ローカル画像の埋め込み * テーブルの埋め込み(CSVファイルを読み込める) * その他テキストファイルの読み込み これ、この前の金曜日に「iPhone版のアップデート」が来てて、すごい興奮しながらMediumにiPhoneだけで記事を書きました。 [iA Writerの天才的アップデートで画像埋め込みとソースコード埋め込みが可能になった – ごりゅご.com – Medium](https://medium.com/goryugo/iawriter-98d5cdfe8ef9#.qpxebt979) で、本日11月21日に、Mac版も無事にアップデートされ、Mac OS ,iOS両方でシームレスに「画像付き記事」を編集・投稿できるようになりました。 画像埋め込みできるのが嬉しくて、今もこんな風にプレビュー付きでiA Writerでブログ書いてます。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-21-14.27.16.jpg) ## ローカル画像の埋め込み iA Writerの画像埋め込みは、画像を投稿する際には**画像を一旦iCloud上のiA Writerフォルダにアップロードして**、WordPressやMediumへの投稿の際にはその画像を使う、って仕組みで動いてます。 いやー、これが賢くってすごいなーって思うんですが、確かにこうしてやることで、iPhoneでもMacでも同じように画像のプレビューも書き出しもできるし、元になるテキストファイル自体もただ単純に「ファイルのパスを書く」ってだけで方法で済ませることができて、txtファイルのままで済んでしまう。 唯一、iPhoneからの画像の埋め込みがわかりにくくて「コピぺウインドウ出して」「コンテンツブロックを追加」って操作をしないとけないんですが、**Macからは画像をドラッグドロップするだけですんなりと画像の埋め込みができてしまいます**。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2016/11/unnamed-file.png) 参考までに、WordPressに画像を埋め込んだときは、imgタグを「Figure」というタグで囲んでいて、altタグなどは空白のままでタグが埋め込まれていました。(width等の指定はなし) 今のところの唯一の難点は、URLをペロって1行貼るだけのoEmbedリンクを作ろうとしても、iA Writerが無駄にpタグで囲ってくれてしまうせいで、そのリンクが機能しなくなるところ。 ## テキストファイルやcsvファイルも埋め込める 今回のアップデートは「画像の埋め込み」以外にも「csv埋め込み」「テキストファイル自体の埋め込み」といういろんな埋め込みに対応してます。 プログラマな人的にはプログラムのソースコード埋め込むことができる、ってのが良いかと思いますが、個人的に「csv読み込み」は結構重宝しそうな感じです。 HTMLに存在する「テーブル」って正直史上最強にごちゃごちゃして分かりにくいHTMLだと思ってます。 これを、マークダウンで記述すれば多少マシになるとはいえ、それでもまぁごちゃごちゃしてわかりにくい。 これが、csvの埋め込みができるなら、ExceltとかNumbersでちょいと表を作って、csvで書き出し。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-21-15.25.23.png) で、このcsvファイルをiA Writerに貼り付けてやればこれだけでテーブル完成。 iA Writerの比較 Mac iOS 値段 1200円 480円 このレベルの表ならぶっちゃけほとんど意味ないですが、5x5くらいの表ならばかなり「作りやすさ」に違いが出そう。 ## テキストファイルを埋め込むと「インライン表示」ができる もう一個面白いのが、テキストのインライン表示。 テキストのインライン表示とか言っても一体全体どういうことかわかりにくいんですが、こんな感じで「テキストファイルを埋め込むと、プレビュー画面で埋め込んだテキストがそのまま表示される」というもの。(テキストの入れ子にも対応) ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-21-15.43.01.png) 例えば、本の目次を作るときなんかに、1個1個のコンテンツを書きためていって、それをペロッと貼り付けてやれば「自分で順番を調節して」文章を並べられるようになった、って感じでしょうか。 これに関してはまだ正直「発展途上」て感じで、なぜかiA Writerの天才機能「行移動」に対応していないので、並べたコンテンツを自由自在に並べ換える、ってことはできません。 [[iPhoneで長文を書くときにiA Writerの行移動が天才でめっちゃ使える]] とは言え、基本的に「ファイル1個ずつ」しか扱えなかったiA Writerが、知恵を振り絞ってテキストファイルだけで「長文を扱える」ようにしてきたってところが素晴らしくて、今後に期待が持てそうな感じがしております。 また、この「埋め込み」はiA Writerの「目次機能」もちゃんと上手いこといい感じに動作してくれます。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-21-15.50.07.png) 書く側としても、断片を大量に集めて、それをちょいちょい整理していったら1個の文章ができちゃった、みたいななんか新しい書き方とかもできるようになるかもしれません。 ## 「書く」って場合はiA Writer1つで全部済ませられそうな予感 iA Writerのこのアップデートのおかげで、長年の悲願であった「クラウド同期できるブログ下書き環境」というものが、ほぼ理想の形で手に入ることになりました。 これ、ホントにめっちゃ嬉しい。 ここ最近は、iPhoneでもMacでもiA Writerが一番お気に入りで、最近はiA Writerいいわーってことをよく思ってたんですが、今回のアップデートによってもう**iA Writerは最強すぎるエディタ**へとパワーアップしました。 マークダウン記法だけでなく、エディタにHTMLを直接書いても、それをきちんとプレビューしてくれるから、マークダウンに対応できないようなHTMLも気にせずいくらでも使える。 テキストとプレビューをスクロールした場合にも、ちゃんと「両方が同じ場所を表示してくれる」ってのも、地味ながらもすごく便利でいい機能。 で、そうやってiPhoneやMacで書いたものは、MediumにでもWordpressにでも簡単に投稿可能。もちろん複数のWordPressを使ってる場合でも、どのブログに投稿するのかを選択することも可能です。 いやー、素晴らしいっすなぁ天才っすなぁこれ。 もうブログかブログ以外の文章とか細かいこと気にせず、文章書くときはとりあえず全部iA Writerだけで済ませられそうでめっちゃ嬉しいです。 ![|80](https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple126/v4/9a/5b/df/9a5bdf78-7503-3132-a1ea-7a753c5edb14/Icon-0-0-1x_U007emarketing-0-0-0-6-0-0-sRGB-0-0-0-GLES2_U002c0-512MB-85-220-0-0.png/512x512bb.png) [iA Writer](https://apps.apple.com/jp/app/ia-writer/id775737172?uo=4) 価格: 7000円(2023/11/19 15:56)