アウトライン・プロセッシング入門という本を1週間くらい前に読み終えました。 https://twitter.com/goryugo/status/608528346654228480 ちょうど1年くらい前から[WorkFlowyというクラウドベースのアウトライナー](https://goryugo.com/20140614/outliner_workflowy/)は使っていて、たまにアウトラインを使ってなんかやってたりしたんですが、本を読み終えてからはとにかくまぁアウトライナー熱が激しく加速。 ![アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術|200](https://m.media-amazon.com/images/I/71vWjE-8IIL._SY522_.jpg) 🚚『アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術』🚚[PR] 📖[Kindle(Amazon)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00XCIETIG/room510-22/) 本当に「なんにでも」アウトライナーを使うようになり、しかもこれが実に自分にとっていい感じで使いやすい! 本に書いてあったいいことをまとめつつ、同時に今現在のアウトライナーの使い方とかいろいろをまとめてみたいと思います。 <!-- more --> ## アウトライン通りに文章なんて書けるわけがない この本を買うきっかけになったのは「シゴタノ」に書いてあったこのフレーズに心打たれたから。 > 書いてみるとアウトライン以上の内容が出てこない。 (中略) 逆に何かの拍子に筆が走り出すと、今度は決めてあったアウトラインからどんどん逸脱してしまう。 [『アウトライン・プロセッシング入門』は「考える仕事」をたくさん抱えている人のための一冊 シゴタノ!](http://cyblog.jp/modules/weblogs/18371) 本の目次を考えるにしても、ブログの下書きを考えるにしても、まぁまさに自分も見事にこの「アウトライン書いても全然うまくいかない問題」を抱えていたんですが、この本では**アウトライン通りに書けないのが普通**って教えてくれるのが最強に素晴らしいところでした。 アウトライナーのいいところというのは、あくまでも「今現在の状態」を考えてまとめるために存在しているわけで、**アウトラインが途中で変化するのは当たり前**みたいなのです。 ていうか、こうやってアウトライン書いて、いじって、全体の構成を確認して、細かい部分を確認して、っていう「シェイク」を繰り返すことで、内容がブラッシュアップされていくわけで、つまり無理矢理な言い方をすれば**アウトラインをどんどん変えることができるのがアウトライナーのいいところなんだ**、という感じで理解をしました。 ## アウトラインはあくまでも「今の状態」 アウトラインというのはあくまでも「今現在の状態」を「自分なりに整理する」ために使うツールなので、時間が経過して自分の今現在の状態が変化すれば、それに伴ってまたアウトラインを組み替えてしまえばいい。 実際に、自分が**アウトライナーに書いた項目をあーだこーだといろいろ組み替えてみたりしてると、ごちゃごちゃした頭の中が整理されていく**ような気分を味わうことができてて実に楽しいです。 で、そういうのを踏まえて今現在試しているのが、自分の頭の中の状態(アイデアだったりメモだったり思いついたフレーズ)みたいなものはとりあえず全部アウトライナーに書く、という方法。 これらのメモを必要に応じて整理してやるって手段をとることで、GTDに近い、自分の頭の中がスッキリアウトラインに整理されているような感覚を味わえるのではないか、と目論んでおります。 ## アウトライナーになんでもメモする > という事で試しにWorkFlowyドックに置いてみた。 [pic.twitter.com/oKWAg3T4gA](http://t.co/oKWAg3T4gA) > > — 五藤隆介 (@goryugo) [2015, 6月 10](https://twitter.com/goryugo/status/608537939610472449) 今現在はそんな状態が楽しくて、とりあえずなんかずーっとアウトライナーにメモしてはアウトライナーを組み替える、ってことを試しまくっています。 メモしたものがアイデアみたいなものであれば、それをそのまま「アイデア」のところにどんどんまとめていけばいいし、ToDoなんかであれば「完了」(WorkFlowyにはそういう概念がある)してやれば簡単に「見えない」状態にできる。 ToDoがちょっと複雑な場合でも、ToDoを細かく分解して「下に」まとめていく。これだけでもToDoがかなり進めやすく、全体も把握しやすくなりました。 ブログネタなんかをメモした場合であれば、これをそのままブログのアウトラインとして進めていけば、実際にブログを書くときが結構ラクで快適。 それ以外にも、持ち物リストみたいなものを作って、アウトラインで複数のリストを管理、なんて方法も便利で楽しくてついついハマってしまっています。 ## WorkFlowyでなんでもメモする WorkFlowyに関していうと、iPhoneアプリがあるおかげでこういうことを「ちょっとした隙間時間にできる」というのがとにかく素晴らしいのです。 ていうかiPhoneアプリが存在してなかったら「アウトライナーにメモを集約させる」なんて手法は確実に実現不可能なことでありました。 アウトライナー(WorkFlowy)使ってるのが面白すぎて、他にもいろいろ「WorkFlowyならではのいいところ」とか「アウトライナーをこういうことに使うと面白いと思うよ」ってのがあるんですが、これはこれでまた改めてまとめてみたいと思います。 ていうか、こんだけアウトライナーが面白いと思えたのは、完全にこの「アウトライン・プロセッシング入門」のおかげでありまして、ブログで紹介してくれた大橋さんとか、著者のTak.さんには感謝の気持ちでいっぱいでありますあざます。 ## 参考 ちなみに、WorkFlowyに関して少し補足すると、WorkFlowyは無料で使えますが、**無料だと1ヶ月に追加できる項目数に制限があります。**(250個) とにかくアウトライナーにメモしまくるって用途だと、多分この量では足りない可能性も高いです。 こちらのリンクからWorkFlowyに登録いただくことで、新しく登録する人も月々の追加項目が250増えて500になり、私もこれまた250増えて思う存分アウトライナーを満喫できる、両者Win-Winで幸せになれると思いますのでどうぞよろしくおねがいいたします。 招待リンク → [https://workflowy.com/invite/23adb3ef.emlx](https://workflowy.com/invite/23adb3ef.emlx) [[ブラウザ&iOSで連携出来るアウトライナー WorkFlowy - iPhoneで考えごとが捗るようになった]] [[メモもToDoもやりたいことリストも全てアウトライナーにまとめて3ヶ月経った]] ![アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術|200](https://m.media-amazon.com/images/I/71vWjE-8IIL._SY522_.jpg) 🚚『アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術』🚚[PR] 📖[Kindle(Amazon)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00XCIETIG/room510-22/) ![[6236d0d291b5a738f26e080b15db3bfe_MD5.png]] **[WorkFlowy](https://itunes.apple.com/jp/app/workflowy/id551139514?mt=8&uo=4&at=11l5XR)** 価格: 0円(2018/03/27 14:05)