2020年の2月に、一太郎Padという名前のノートアプリがiOS/iPad OSで登場しました。
なんか「一太郎Pad」っていう名前から、一太郎がないと使えないとか、一太郎と連携してこそ便利になる、みたいな印象を受けるんですが、全然そんなことはなく写真からの文字認識アプリとしてものすごく優秀で、正直その用途のためだけに使っても十分に便利と言えるアプリです。
日本語の文書を読み取ることにかけては、もうこれ以上ないくらい素晴らしいのではないかというアプリ。
— 五藤隆介(⌚️あなたの知らないApple Watch🖋著者) (@goryugo) February 19, 2020
いろんな使い道ありそうで、これは試してみる価値あり。
https://t.co/8CR4wLDPY8
この記事は、以下のPodcastを元にして書いた記事です。
一太郎Padの文字認識が超優秀ですごいぞ by ごりゅごcast • A podcast on Anchor紙の本のメモを取りたいときに最強に役立つ
一太郎Padをいろいろ試してみた限り、印刷された文字の認識率はもう100%と言っていいんじゃないかというレベルで精度高く認識してくれます。
国産アプリなので縦書きもきちんと認識してくれるというのも強み。
それの何がいいのかって、紙の本を読むときに「あ、ここメモっときたいな」という項目を写真1枚で超簡単にテキスト化できてしまうこと。
実際の認識精度
人様の本を読み込んだりすると問題があるかもしれないので、自著「理系の料理」にて、どのくらいの精度で文字が認識できてるかお見せしたいと思います。

基本的に、写真を撮ったら(すぐに)テキストが作られる

何故か1箇所、謎の「カレー」というフレーズが入ってるところがあるんですが、基本的に改行位置まで含めて完璧と言える精度で文字認識してくれてます。
親指で横書きのところが隠れちゃったんですが、これも見えてる範囲は全部見えてる感じ。
こういう感じで、多少は縦横混在していようと、ちゃんと向きを理解した上で読み込んでくれてて素晴らしいです。
保存した画像はこんな感じで一覧に並ぶし、写真から読み込んだテキストは右上のボタンを押せば画像を表示させて、中身を確認させることができます。

一太郎Padという名前のせいで、なんか一太郎を使う人のためのアプリ、みたいな印象を持ってしまいがちですが、そういうの抜きにして「今現在考えられる圧倒的最強の文字認識アプリ」として大変素晴らしいので、是非使ってみてください。