『iPad Workers ノートアプリとApple Pencilの活用』という本を作りました

1年ぶりくらいで新しい本を作ることができました。

Amazon.co.jp: iPad Workers ノートアプリとApple Pencilの活用 eBook: 五藤晴菜, 五藤隆介: Kindleストア

本のスタイルは、だいたいこのブログごりゅご.comと一緒で「解説書ではなくて自分は実際どのように使っているのか」という話が基本になっています。

iPadとApple Pencilがメインテーマで、これらを便利に使うためのアプリの選び方や、実際にどんなアプリが、どういう特徴を持っているのか。それらを踏まえて、具体的にどういうアプリをどういう目的で使っているか、というようなことを書いています。(3〜4万字くらい)

Kindle Unlimitedでも読めるので、iPadをお持ちの方も、iPadが気になる方も、是非お手にとっていただけたら嬉しいです。

以下に、書籍の目次と「はじめに」に相当する部分を掲載しますので、どんなものなのかの参考にしていただけたら幸いです。

書籍情報

2021年4月2日発売(予約注文受付中)

Kindle Unlimited対応

Kindle価格:700円

Amazon.co.jp: iPad Workers ノートアプリとApple Pencilの活用 eBook: 五藤晴菜, 五藤隆介: Kindleストア

目次

目次

はじめに

Apple Pencil2の登場によって紙とペンを完全に捨てた話

■ 第1章:紙を捨ててiPadだけで生活するようになるまで

■ 第2章:iPad x Apple Pencilが手書きよりも便利なところ

iPadは紙と同じくらい便利になった?

iPadは考えるための最強のツール

■ 第3章:手書きアプリの選び方とおすすめアプリの紹介

どんな手書きアプリがオススメですか?と聞かれた時に答えること

まずはコストをかけずにApple標準メモアプリを覚える

手書きアプリを選ぶ際に知っておきたい「3大ノートアプリ」

全てのバランスが取れた万能ノートアプリ GoodNotes 5

機能の多彩さと書き心地にこだわった Noteshelf

録音しながらノートをとって再生ができる唯一無二のノートアプリNotability

その他のおすすめ手書きアプリ

無限のキャンバスに自由に手書きできるコンセプト

手書き文字をきれいに清書 数式を書いたら答えまで出てくるNebo

■ 第4章:実例を交えた手書きアプリの使い方

GoodNotes 5でバレットジャーナル

Apple標準メモアプリを使ってプレゼンやセミナーの準備をする

グラレコの練習と実践

コンセプトでマインドマップ作り

Apple標準メモアプリと音声入力を使った読書メモ

■ おわりに

iPad Workersについて

■ 付録 Apple標準メモアプリでできること一覧

はじめに

Apple Pencil2の登場によって紙とペンを完全に捨てた話

私が「紙とペン」を完全に使わなくなってから、およそ2年が経ちました。今の私は「手書き」というものは完全にiPadとApple Pencilしか使っていません。

初代のiPadが登場して以来、ずっとiPadだけで手書きができるようにしたいと思い続けて、何年も何年も試行錯誤してきました。

デザイナーという仕事柄からも、手書きでデザイン案やイラストなどを書くことも多く、ここがデジタル化できれば仕事はもっとスムーズになるはず、という期待も大きかったのかもしれません。

こうして何年も試行錯誤を繰り返し、今は仕事の8割程度のことはiPadだけで済ませることができるようになり、手書きでのメモや考え事のようなものは100%完全にiPadだけで行うようになりました。

すでに「紙とペン」を超えているApple Pencilの機能

iPadの登場でデジタルでの手書きの可能性が広がり、初代Apple Pencilの登場でiPadは「デジタルの鉛筆」を手に入れました。その後、Apple Pencilはバージョンアップして2代目になり、充電の仕方、持ち運びの方法や使い勝手などが大きく改善されました。

iPad x Apple Pencilという話をすると、よく「紙と同じような感覚で使えるようになった」と言われたりもしますが、Apple Pencil2の登場以降、iPad x Apple Pencil2の組み合わせは「紙のようにも使える紙よりも便利なもの」です。

例えば1枚の紙にマインドマップを書こうとするとき。ある程度書き進めてから「もうちょっとこっちの方に書けば良かった」とか「もっと小さくor大きく書けば良かった」ということが起こりがちです。

紙に書いた場合にこのマインドマップを修正するのは難しいですが、iPadにApple Pencilで書いたものであれば、移動もコピペもサイズ変更も簡単です。なんなら書いた文字の色を後から変えることもできるし、手書き文字の検索だって後からできてしまいます。

こういったことは「パソコンで書いたテキストデータ」では当たり前のことだったんですが、今や「手書きで書いたデジタルデータ」でも同じように当たり前になってきています。

持ち物の「個数」を減らせる

もう1つ「iPadだけ」の生活を始めて便利になったこととして「持ち物の個数が減った」ということが挙げられます。

紙とペンを使っていた時の持ち物は、重さだけならばiPadよりは(たぶん)軽かったんですが、ノートを持って、ペンを何種類も持って、ハサミやマスキングテープまで一緒に持ち歩いて、、、みたいな感じで持っていく荷物の絶対数がすごく多かったです。

今私が持ち歩く筆記用具と言えるものは、iPadとApple Pencilの2つだけ。

初代Apple Pencilの時代はiPadと別でApple Pencilを持ち歩く必要がありましたが、Apple Pencil 2はマグネットでiPadにくっつけて持ち運べるようになりました。

そういう意味で私が持ち歩く筆記用具は1個になったとも言えるんじゃないか?というくらい便利で身軽です。

荷物の個数が減らせると、荷物の管理の手間も大きく減らすことができます。荷物が減ったことで出かける準備も楽になり、忘れ物をする確率も減っています。持ち物がシンプルになることはカバンが軽くなること以上に便利で身軽で、家でも出先でもiPadをササっと取り出してメモをしたりもできるようになりました。

アプリの充実で仕事の多くはiPadだけでできるようになってきた

初代iPadの登場から10年がすぎ、Apple Pencilが発売されてからもすでに5年の年月が経過し、今までパソコンでやってきた多くのことは、iPadだけでこなせるようになってきています。

有名どころで言うと、お絵かきアプリのProcreate。

このアプリが登場してから、お絵かきは完全にiPadのみで完結するようになりました。

画像を扱うような場合には、Affinity PhotoやAffinity Desingerというアプリがあります。

いわゆる「Photoshop」や「Illustrator」に変わるアプリで、AdobeのPhotoshopと違いAffinityシリーズは「MacでもiPadでも同じ機能が使える」というのが特徴です。(もちろん、データはシームレスにMac、iPadでやりとりができます)

Adobe社もこの流れに乗り遅れまいと、2019年にPhotoshop、2020年にはIllustratorをリリースし、デザイン業界も「iPadをもっと活用しよう」という流れになってきています。

他にも、今現在「ごりゅごcast」の名前でYouTubeのチャンネルを作っていますが、この動画も全てiPadアプリLuma Fusionだけで作っています。

唯一最後まで紙を使っていたのが「ノートをとる」という用途だったんですが、これも2019年にGoodNotesというノートアプリがバージョン5になったことで全て解決しました。

GoodNotes 5は以前のバージョン4からデザイン、使い勝手が洗練され、紙のノートでやっていたようなことは全てこのアプリだけでまかなえるようになりました。(手書き文字の拡大縮小やコピペ、移動などは全てこのアプリで実現できます。GoodNotes5については3章で詳しく紹介します)

紙かパソコンかiPad、どれか1つだけ選べと言われたら迷わずiPadを選ぶ

と、ここまでずっとiPadを褒めてきていますが、もちろん紙やパソコンならではのメリットがあることは理解しています。

現在のiPadは最大でも12.9インチ。それよりも大きなA3サイズの紙には面積では劣ります。

iPadをモニターに接続すればサイズの拡張はできますが、パソコンのように大きな画面サイズで快適に表示できるような最適化もされていません(一部アプリは外付けモニタ用のレイアウトというものが存在していますが、機能的にこなれていないし、絶対数自体が少ないです)

それでも、仕事で使うツールを1つだけ選べと言われたら私は迷わずにiPad x Apple Pencilを選びます。

その理由はたった1つ。iPadはApple Pencilが使えるから。Apple Pencilのおかげで、パソコンでやっていたことも、紙でやっていたことも、どちらも今までよりもずっと直感的で、便利になったから。

スクリブル(ブラウザの検索窓など、どこでも手書きができる)のように、これからApple Pencilがもっと便利になっていくことに大きな期待が持てる、という点も、iPad x Apple Pencilの組み合わせを選ぶ理由でもあります。

なぜiPadなのか iPadのなにが良いのか 実際にどんなアプリで「手書き」をしているのか

本書では、Apple Pencilを使ってiPadで「手書き」をする、ということをテーマに、私がApple Pencilに出会うまでの話から始まり、iPadで手書きをする場合に、どういう部分が紙より便利なのか、といった「iPadで手書きをするメリット」について紹介していきます。

そして、実際にiPadで手書きをするにあたって「よく使われているiPadの定番手書きアプリとその特徴」などについて、アプリ1つ1つ、それぞれの得意なところ、不得意なところを解説します。

最後に、これらのアプリの具体的な事例として、私が実際にこれらをどのような目的で利用しているのかについて、できるだけ詳しく、わかりやすくご説明します。

iPadとApple Pencilを活用することで、こんなにも便利になるんだということをより多くの人に知っていただけたら、著者としてこんな嬉しいことはありません。

—五藤晴菜

この記事を書いた人

haruna1221

1985年生まれ。2010年よりフリーランスのデザイナー。
iPad Pro 11インチとApple Pencil2を使ってデザインラフ・イラスト・デジタルバレットジャーナルなど手書き中心にiPad活用しています。
夫ごりゅごとブログ執筆、WEBデザイン、SNS運営代行、iPadを使ったワークショップやセミナー主催など。
2014年生まれの息子ポン吉を子育て中。

iPad Workers

月額1500円で月1回のiPadオンラインセミナー
受講&iPad活用のヒントになる情報をお届けします。iPad Meetup(Zoom座談会)も開催します。
ライスワークやライフワークにiPadを活用したい人におすすめのコミュニティです。