安さとおいしさのバランスをとるためにコーヒー豆を自力で焙煎するようになりましたが、豆の焙煎がどうにも面倒になり、自動で焙煎してくれる道具を購入しました。
お値段約2万円と決して安いものではないですが、うまく使えば大変に素晴らしいものだったので、紹介したいと思います。
生豆は安いが焙煎は面倒
生豆をフライパンで焙煎する、ということを始めて、大体3年くらい経過しました。
Amazonの生豆でコーヒー豆の焙煎をやってみた – ごりゅご.com HOME
フライパン焙煎が素晴らしいのは、Amazonで買える激安豆と同じくらいの費用で、鮮度が高い「美味しい」コーヒーを作れること。(コーヒー豆は焙煎してから時間が経つと大きく味が落ちる)
以前まで買っていた激安豆
こんな感じでおよそ3年、自宅でコーヒー豆の焙煎をやってきたわけですが、3年もやっていると飽きてくるんですよね。
最初はいろいろ「美味しい焙煎加減」を試行錯誤するのも楽しかったんですが、ある程度なれてくるとだんだん雑になり、そのうち面倒になってくる。
ただ、新鮮な豆で作ったコーヒーに慣れると、Amazonの激安豆は余り飲みたくない。じゃあ近所のカルディとかで豆を買うか?って考えると、カルディの豆(200g500円)レベルのものなら、自家焙煎で半分以下の値段で「自作」できる(500g500円)ってなると、なんか買うのはもったいない気がする。
でも焙煎はめんどくさいからなんとかしたい。そういうことを色々考えて「まあまあ安い」と「手軽で美味しい」を両立させるためにコーヒー豆の自動焙煎機買うことを決意。
すごい大雑把な計算なんですが、毎日コンビニのコーヒー(100円)を飲むことを考えると、家のコーヒーは1杯10円+α程度。これなら1年以下で「元が取れる」
また、カルディの豆と比較しても、だいたい2〜3年使えば元が取れる計算。
ならば、3年自家焙煎した俺はもう元を取っているから買ってもいい!そんな理屈で購入した次第です。
すごいうるさいし電力消費すごいけど仕上がりは満足
購入して実際に使ってみて最初に気になったのは「音」
この焙煎機、すごいうるさいです。レビューとか色々見て、うるさいという感想は見つけられなかったけど、すごいうるさいです。気になったという程度ではなく、これは同じ部屋にいる気にならない、というレベルの音。
例えるなら同じ部屋でずっと「ドライヤー」のスイッチを強にしてぶん回してるくらいの音。これが、スイッチオンから完成までの20分くらい、ずっと続きます。そしてさらに、電気の消費量が半端ないのか、これを動かしていると家の照明(LED)がチカチカして気になります。
また、豆の焙煎具合も(古いモデルを買ったので)中煎り、深入りの設定しかなくて、これをどうにかするには「途中で止める」みたいな面倒なことをやらないといけないぽい。
ただ、不満点はあっても、できあがる豆は大変素晴らしい。フライパン焙煎では真似できなかった、お店で売ってるものと区別できない素晴らしいレベルの豆ができあがります。

豆のできあがりは素晴らしいので、ここはなんとかしたい。もうあとは運用でカバーするしかない。うるさい対策は「出かける前に動かす」とか「寝る前に動かす」ことにして、豆が深煎り過ぎるは豆の量を多めにして、ちょっとだけ煎りが浅くなるようにする。
そんな運用と工夫によって、不満点はほぼほぼ解消。後ほど紹介する予定の「微粉を取る」ことと組み合わせることによって、家のコーヒーがこれまでより遙かに美味しいものになりました。
買った直後は「良いけど俺に合わない」みたいな感想でしたが、今は「だいぶ満足」できるくらいのものになってくれてます。
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3年くらい使っている