アトミック・シンキング実践ワークシートが完成しました

長い間、アップデートを続けてきたアトミック・シンキング実践ワークシート、ようやく完成させることができました。

2025年3月の販売開始から約1年。当初「1年後に完成予定」とお伝えしていましたが、一応なんとかギリギリ1年くらいで最終版をお届けできることになりました。


今回の最終アップデートは、構成全体を大きく見直し、以下の5章構成になっています。

  1. 導入:まずはここから
  2. 収集:デイリーノートで「習慣」を作る
  3. 処理:ノートを「アトミック」に磨く
  4. 持続:長く快適に使い続けるために
  5. まとめる

デイリーノートから始めて、少しずつノートを磨いて、長く使い続けるための心構えまで。Obsidianを通じてアトミックシンキングを実践するための一連の流れは、これで一通り揃えることができました。

大きな変更点で言うと「読書メモの話」と「ノートをまとめていく」という部分が追加され、それと同時に少し順番などを入れ替えています。


改めて全体を振り返りながら感じたのは「この練習には終わりがない」ということでした。

デイリーノートを書く、タイトルを付ける、ノートをつなげる。どれも、1年やったからといって「完璧にできた」とはならない。むしろ、続けているうちにどんどんその奥深さがわかってくる。そしてその積み重ねが「書いて考える力」になっていく。

ワークシートとしての形は完成しましたが、むしろここからが本番です。

「ここからが本番」と書いたのには、もう一つ理由があります。

実はこの1年で、「ノートを作る」ということの意味そのものが、大きく変わってしまったのです。そして、逆説的ではあるんですが、だからこそ、ワークシートで紹介する練習は、これまでとは違う価値あるものになってくるのだと考えます。


ワークシートの中で実践する「ノートを作る」ことの結果のみに関していうと、もはやAIの方が、人間よりも早く正確に適切なノートを作ることができるようになってしまったのです。

ただし同時に、これからは「適切な指示を出す能力」がものすごく重要になってきます。

そして、AIに指示を出す時に、ワークシートで紹介する「書かれていることをアトミックに分解する」という機能が非常に大きな効果を発揮するのです。

「曖昧な指示」を出してAIから得られる結果は「曖昧な回答」だけです。

これを自分が求める答えに変換するためには、細かな部分、一つ一つの物事を分解して整理し、適切な場面で、適切な指示を出せる能力が必要です。

この話は、以前書いた記事でも触れています。

デイリーノートとAIで始める知的生産の新しい形 - by goryugo - ナレッジスタック

少なくとも私自身に関して言えば、数年間に渡ってアトミックノートを「自分で」作り続けたことで、この能力は大きく向上した、と確信しています。

どんな天才でも必ず練習が必要であるという基本に立てば、こうした「知的生産の基礎」も、練習しなければ上達しない。当然「凡人」の自分に練習が必須なのは言うまでもない。

と同時に、どんな人間でも適切に練習計画を立て、実行することで、こうやって書いて考える能力は必ず上達する、ということは確信しています。

昨年から取り組んでいただいていた方は「今こそもう一度自分でノートを作る」いい機会だと思うし、今から改めて取り組んでみても、まったく遅いなんてことはありません。むしろ、今までよりも価値があるものになっていると確信しています。


これから始めてみたい方へ

最終版は Stripe 販売ページからご購入いただけます。(購入後、ダウンロードページが開きます)


これまで使ってくださり、フィードバックをくださった方々に、心からお礼を申し上げます。Discord でやり取りしながら作ってきた内容が、このワークシートの骨格になっています。

これからも、急がず焦らず、楽しくデジタルノートと付き合っていきましょう。

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