ハイレゾを聴くために揃えた機材
ハイレゾ環境を揃えるために買ったイヤホン・ケーブル・DACの紹介と、2026年時点で今から始めるならこれ、という具体的なおすすめ。
ハイレゾの仕組みがわかったら、次は「何を買えばいいのか」が気になります。
ここでは私が実際に揃えた機材と、2026年4月時点で今から始めるならこれ、という具体的なおすすめを書いています。この分野は半年で定番が入れ替わるので、「今買うなら」は定期的に更新します。
イヤホン
バランス接続でハイレゾを聴くなら、リケーブル対応のイヤホンが前提です。ケーブルを差し替えるだけで3.5mm(アンバランス)から4.4mm(バランス)に切り替えられます。
私が使っているもの
FiiO FD3 Pro(購入時約13,000円)。12mmのDLC(ダイヤモンドライクカーボン)ドライバーを1基搭載したシングルダイナミック型。FiiOのフラッグシップFD5の設計を引き継いだセミオープン構造で、音場が広い。MMCX端子。付属ケーブルが8芯の銀メッキ線で、ここが無印FD3との違いです。新品は手に入りにくくなっていますが、メルカリやフリマアプリでは比較的見つかります。
TRN VX(購入時約5,000円)。BA 6基 + DD 1基の計7ドライバー構成。多ドライバーのハイブリッド型で、高音域の解像度が特徴。QDC端子。
KZ ZSN PRO X(購入時約2,000円)。BA 1基 + DD 1基のハイブリッド型。一番安い入門機として買いました。2ピン端子。
この価格帯のイヤホンはメルカリでも状態のいいものが安く出回っていることが多いです。新品にこだわらなければ、いくつか試してみて好みを探るのもありです。
今買うなら(2026年4月更新)
1万円前後:Moondrop Aria 2(約8,000〜9,000円)。2026年時点でこの価格帯の定番。チタンコーティングのダイナミックドライバー搭載で、バランスのとれた自然な音。付属ケーブルに3.5mmと4.4mmの端子を両方同梱しているので、バランスケーブルを別途買わなくてもすぐにバランス接続で聴けます。2ピン0.78mm端子。レビューサイトでの評価も高く、今から1本だけ買うならこれが最も手堅い選択です。
3,000〜5,000円:Truthear x Crinacle Zero(約4,000円)。デュアルダイナミックドライバー構成で、著名なオーディオレビュアーCrinacleとのコラボモデル。ハーマンターゲットに近いバランスの良い音で、この価格帯としては異常なコストパフォーマンス。2ピン端子でリケーブル対応。
2,000円台の入門:Truthear GATe(約2,000円)。2,000円台でバランスのとれた音を出すのが驚き。ハイレゾ対応イヤホンがどういうものか試してみるのに最適。2ピン端子。
バランスケーブル
私が使っているもの
NiceHCK LitzPS 4.4mm QDC。イヤホンのケーブルを交換してバランス接続にするためのもの。
リケーブル対応イヤホンは端子の規格がMMCX、2ピン、QDCなど複数あるので、自分のイヤホンに合った端子を選ぶ必要があります。NiceHCKは中華ケーブルメーカーの中では品質が安定しています。
今買うなら
上でおすすめしたMoondrop Aria 2は4.4mmバランス端子が付属ケーブルに同梱されているので、別途ケーブルを買う必要がありません。これが今Aria 2を推す大きな理由のひとつ。
他のイヤホンを使う場合は、NiceHCKやTRIのケーブルが3,000〜5,000円で手に入ります。端子規格(MMCX / 2ピン / QDC)とプラグ(4.4mm)を間違えないように注意。
USB DAC/アンプ
私が使っているもの
FiiO Q3。スマホやPCに繋いでハイレゾを再生するためのポータブルUSB DAC/アンプ。3.5mmと4.4mmの両出力を持っています。バッテリー内蔵なのでスマホのバッテリーを消費しません。新品は在庫が少なくなっていますが、メルカリで見つかることもあります。
今買うなら(2026年4月更新)
FiiO Q3のようなバッテリー内蔵ポータブル型は減りつつあり、今はスマホに直接差す「ドングル型DAC」が主流です。小さくて持ち運びやすく、価格も手頃。
おすすめ:iFi GO Link Max(約12,000円)。3.5mmと4.4mmバランスの両出力を備えたドングル型DAC。ESS SabreのデュアルDAC搭載で、PCM 384kHz / DSD256まで対応。バランス出力で241mWのパワーがあり、大半のイヤホンを十分に駆動できます。レビューサイトの評価が非常に高く、この価格帯のドングルDACでは2026年の定番。
もっと安く始めるなら:Cayin RU3(約7,000円)。3.5mmと4.4mmの両出力。GO Link Maxほどパワーはないですが、イヤホンで使う分には十分。操作がシンプルで扱いやすい。
最初の一歩
全部一気に揃えなくてもいいです。
一番変化がわかりやすいのはUSB DAC。スマホに繋ぐだけなので導入が簡単で、普段使いのイヤホンでも音の違いが感じられます。そこから興味が湧いたらリケーブル対応イヤホンへ。
今から一式揃えるなら、Moondrop Aria 2 + iFi GO Link Maxの組み合わせが約2万円。Aria 2に4.4mmケーブルが付属しているので、バランスケーブルは別途不要。これだけでハイレゾ・バランス接続の環境が整います。
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