非エンジニアがSlackを使い始めて1ヶ月経ったのでその使い道をまとめてみる

Slack

1ヶ月ほど前にプログラムを改めて学ぼうと思うって記事を書いたら、知り合いの@loop99さんから、なんかSlackっていうメッセージングツールを使わないかと誘われました。

元々嫁@haruna1221がお仕事でSlackを使ってるのを見て羨ましがっていた俺は、喜び勇んでSlackを使い始め、そのまま新しく「家族用Slack」も立ち上げて、割と結構楽しく便利に活用しております。

この記事はいわゆる「Slackの何がいいのか」「どんなことができるのか」っての書くんじゃなくて、非エンジニアな夫婦で、どういう用途でSlackを使っているのか、ということをまとめてみたいと思います。

今から帰るメールを自動で送る

Moving log slack

とりあえずなんかギークっぽいことをしてみたくて設定したのがこれ。

私goryugoが特定の場所から離れると、自動でSlackに通知が送られます。

と言っても、自力でプログラムを作ったりとかそういうのは微塵もなくて、使ってるのはIFTTTです。

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IFTTTのiPhoneアプリをインストールするとiPhoneの「場所」に連動して何らかのアクションを行うことができるようになります。

IMG 2869

これを使って「職場エリア」から移動した時に、Slackに「今から帰る」(職場エリアを離れた)の通知をする、って仕組み。

別にこれ、出力先にSlackを使う必然性はないんですが、LINEだとかiMassageとかのメッセージサービスと違って「通知」って感じなところが便利なのです。

通知センターで確認さえできればいい、みたいな。

カレンダーに予定が追加されたことを通知する

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「俺予定」「嫁予定」「家族予定」という3つのカレンダーをGoogleカレンダーで共有しています。

これだけで十分ちゃ十分なんだけど、Slackを使うようになってからは新しく「予定が追加されたらSlackに通知する」ってのも行うようにしました。

これに関しては、IFTTTを使うと「カレンダー1個しか設定できない」という問題があるため、YahooのMyThingsというツールを使っています。

大雑把に言えば、IFTTTと同じようなものですが、Wunderlistなど一部IFTTTにはまだ存在していないサービスなどもあって、これもまた結構いろいろ使い道があって便利です。

今日のご飯の相談をするチャンネル

Slack gorugohan

今日の晩御飯どうする?的な相談に使う専用Slackチャンネル。

これもはっきり言って「メッセージアプリ」でも大して変わらないんですが、URLを貼り付けると自動で展開してくれて見やすく、メッセージよりも「流れない」のもいいところ。

割と頻繁に「あれ?今日の献立って決めたよね?何にしたっけ?」が頻発するので、それを忘れないようにマメにメモするようになりました。

iPhoneではSlackアプリはほぼ「今日の献立メモ」アプリとして利用されています。

ちなみに、作り終えたご飯は、写真撮ってEvernoteにメモ付きで保存してます。

この「作った料理記録」はSlackとは関係ないですが、我が家の自炊ライフにものすごく役立っております。

エゴサーチの結果をまとめて表示

これは家族向け、ってよりは「ごりゅご.com」という家族で運営しているブログ用に、ってやつですが、Twitterなどで常に行ってるエゴサーチの結果は、基本全てSlackから眺めるようになりました。

Twitterのエゴサーチと違って「複数の検索ワードの結果を1つのタイムラインで眺められる」というのが便利なところ。

「goryugo」とか「goryugohan」「理系の料理」あたりを検索ワードに。

これもまた自作プログラムとかも活用できるんだけど、MyThingsでこんな感じのレシピを使っています。

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投稿内容をいろいろいじったり、IFTTTで同じようなことをしてみたりしたけど、MyThingsを使って上記画面のような設定にしてやるのが一番見やすかったです。
Growthhack

問い合わせのメールの通知

これも「ごりゅご.com」用のSlack。

問い合わせのメールが届いたら、goryugo,haruna両方が確認できるように問い合わせメールをSlackに通知するようにしています。

これに関しては、有料版のSlackを導入するのが一番便利そうなんだけど、とりあえず「gmailに特定タイトルのメールが届いたらIFTTTからSlackに通知する」っていう方法で実践中。

できればやり取りを全部Slackから確認できるようにしたいんだけど、返信したメールにBCC付けるの忘れたりとかしたりすることも多く、もう少し良い手段を検討中。

プログラムのお勉強ログ

最後に、改めてやっぱりSlackが便利だなーと思うのが「プログラム」

Terminalのコードだったり、プログラムのコードなどをSnippetとして投稿してやれば、勝手に色つけてわりと見やすい感じに保存してくれるというのは、実に便利で快適です。

Programming

こんな感じでお勉強して、実践したコードなんかをぽいぽい貼り付けておく用途であれば「一人だけでも」十分に便利に使えそうな感じ。

Slackの場合は基本時系列に並ぶので、サーバにこういうことやった記録、とか残しておくにはとても良さげです。

ていうか、さくらVPS借りて、実際にどういう設定をしたのか、ってのをこの俺専用Slackに残してます。

こういう履歴管理的な用途でも(主にコードがきれいに色がつくという理由で)まぁまぁ使い道ありそう。

HTMLとかWordPressテンプレートの履歴ログなんかにもいいかもです。

まとめ

基本的に、ここで紹介した手段というのは、どれもこれも別にSlackを使わなくてもできることばかりです。

とはいえ、こういうたくさんの用途を、Salckというツール1つだけでうまいこと使うことができて、今後さらに用途が増えた場合にも柔軟に対応できるであろうところがやはり素晴らしいです。

一時は、嫁とのメインのメッセージのやり取りもiMassageからSlackのDM機能にしてみようとおも思ったんですが、さすがにこれは通知が遅れたり、送信に一手間かかるのが面倒になったりでやめました。

多分、我が家の用途では、Slackは「見なくてもいいけど見とくと便利になるかもしれない」フロー情報をひとまとめにしておく場所。

一般的には、家族でSlackを使うなんてことはないでしょうが、家族を「チーム」として考えるならば、これはこれでアリなんじゃないかとも思います。

息子が日本語読めるようになったら家族Slackに参加させる、という新しい目標ができました。

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この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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