フローリングが汚すぎたのでワックスを剥がしてニスを塗った

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フローリングのニス塗り

1年ほど前に、雨降りやらなんやらでやばいことになってた家のフローリングの床を、ニスを塗って補修しました。

雨で剥がれたり変色したフローリングをニスで補修した | ごりゅご.com

その後、部屋全体のニス塗りというやつをずーっとやろうと思ってて、1年後にようやく「半分だけ」ニス塗りを済ませることができました。

これまで、何年もかけて塗り重ねられていたワックスを剥がし、その後ニスを塗ってやることで、黒ずんだ床の塗りムラはほとんど消え去り、素人仕事(DIY)としては十分すぎるほどに満足できる綺麗な床になりました。

以前は、やすりがけがしにくくてiPhoneを台座にする、なんてこともしてましたが、今回は学習してちゃんとそれらの道具も揃えました。

今回使った道具や手順をまとめてみたいと思います。

ニス塗りの手順

今回の床のニス塗りの手順は、だいたい以下のような流れで行いました。

  • ホームセンターで必要な道具の購入
    • ニス
    • ニスを塗るハケ
    • サンドペーパー(紙やすり。目のサイズは180-240番)
    • ヤスリの台座(New!)
    • コテバケ(New!コテの形をしたスポンジ状のハケ。ニスをムラなく塗る)
  • 部屋を片付けて軽く掃除機
  • サンドペーパーでひたすら古いワックスを剥がす
  • 再び掃除機
  • ニスを塗る
  • 乾かして二度塗り
  • 部屋を元に戻して完成

これまでに購入した道具などはこちらです。
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ニスを塗りやすくするパテみたいな奴と、やすりがけのための台座を購入

今回のニス塗りや、前回のフローリング補修時の反省を生かし、塗るためのパテみたいなのと、ヤスリがけしやすくする台みたいなのを買いました。(素手でやすりがけが大変すぎて、iPhoneを台座にした。また、ハケでニスを均一に塗るのは素人には難しい)

ホームセンターで買ってきた「ヤスリがけ用の台座」354円


(Amazonで売ってるこれは高いけど評価も高い)

そしてもう一つが「ハケがわりに使うパテ」321円(裏面がスポンジ状。これがものすごく役立った)


これさえあれば、床のヤスリがけも簡単だし、ニスもハケよりもムラなく均一に塗れるはず!

床のワックスが全然剥がれない…

部屋の邪魔なものを片付けて、いざ気合を入れて床のやすりがけを開始。


…したんだけど、フローリングに何度も塗り重ねられたワックスはは、ちょっとやそっとでは剥がれません。

10分くらいヤスリがけをしても全く成果が見られず、ここで挫折、というかワックス剥がしの方法を再考。

ワックスを剥がす「ワックスリムーバー」みたいなのを買ってきた方がいいのかなぁ、と色々調べてみると、どうもワックスリムーバーというのはアルカリ性の溶剤らしい。

と、ここで出てきたのが自家製掃除グッズの王道「セスキ炭酸ソーダ」


我が家では「クエン酸」と「セスキ炭酸ソーダ(重曹でも良い)」そして「アルコール」という、めっちゃ安いお掃除三種の神器が常備されております。

どのくらい安いのかというと、例えば今回使ったセスキ炭酸ソーダでいうと、Amazon1番人気のこの「激落ちくん」が500mlで約400円。

対して、この粉状のセスキ炭酸ソーダは1kg500円なんだけど、掃除用として使うときの分量が、水500mlに対して5g

まぁもちろん、厳密に同じ製品ではないんですが、どっちも使い比べてみた限り、そんなに大した違いは感じませんでした。

このセスキ炭酸ソーダを使ってやれば、激落ちくん200本分の分量を500円で手に入れることができるわけです。

これだけ安いと、何もケチらずにガンガン使えます。

セスキ炭酸ソーダでワックスを剥がしてみる

で、同じアルカリ性なので、これで何とか家のワックスも剥がせないかな、とセスキ炭酸ソーダを床に吹き付け、紙やすりでゴリゴリと削ってみました。


ちゃんとしたワックスの剥離剤に比べたら、それはまぁ効果は低いんですが、何も使わずヤスリがけをすることを考えたら、効率は20倍くらい良くなった感じがします。

セスキ炭酸のスプレーで濡れた床をやすりがけしたので、紙やすりはワックスが変なこびりつきかたをしましたが、スプレーを使い始めてから15分から20分くらいで4畳分くらいの床のワックスを剥がすことができました(紙やすり4枚使った)


コテバケのおかげでニス塗りがめっちゃ簡単

ワックスを剥がし終わったら、次はニス塗り。

ワックスを剥がしたばかりの床はセスキ炭酸ソーダ水で濡れてるので、全体を軽く水拭きして、30分程度床を乾かしました。

その間に昼ごはんを食べて、ニス塗りの準備。

床の色より少し薄い感?ってくらいのニスを用意して、ニスをハケにつけます。


で、床にざっとニスを塗りつけて、その後は「コテバケ」で全体に塗り広げていくんですが、このコテバケがめっちゃ使いやすくて便利すぎてすごい!


前回普通のハケでニスを塗った時は、とにかくムラなく均一に塗るのが難しく、どうしても全体が波打った感じになり、結果無駄にニスもたくさん消費してしまうことになったんですが、このコテ型のハケ(ブラシ?)はとにかく簡単。

私みたいな素人のテクニックがない人間が使っても、全く塗りムラなく均一にニスを塗り広げられます。

全体に薄く塗り広げることができるおかげで乾燥も早く、1時間も待てば完全に乾き、二度塗りするのも全然苦になりませんでした。

あえて難点を挙げるとすれば、簡単に薄く塗り広げられるため、1回塗るだけだとニスが塗れずに終わってしまう部分があることくらい。

一度塗るだけだと結構ムラ(塗れてない部分)が残ってしまった


塗れてない部分も、二度塗りでほぼ完璧(半分だけ塗った状態)


(ワックスを剥がすことを除けば)思ったより手間もかからず、少なくとも見た目的には20年もののフローリングがすごーく綺麗になってくれました。

金額的にも、ニス、ハケなど全部含めても5000円に満たない程度でこれならば、十分に満足できるものができたのかな、と思います。

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参考

雨で剥がれたり変色したフローリングをニスで補修した | ごりゅご.com

基本的に、こういったホームセンターなどで買えるものは、Amazonよりもホームセンターの方が安く済む場合が多いです。

とは言え、基本的にAmazonで売れているものは高確率で「失敗しない」ので、買いに行く手間や、失敗するリスクを踏まえるとAmazonも便利かもしれません。

Amazonで一番人気なのは無色透明のニスみたいです。確かにこれなら、色が濃くなった、とかの心配は少ないかも。

実際に私が使ったのは(同じものであありませんが)こういった水性のニス。意外と高いです。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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