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Keynoteの資料を外部のAIやプログラムで作る新形式「.keyx」をAppleが発表

Keynoteの新形式 .keyx。外部プログラムと資料をやり取り

Appleは10月27日、Keynoteに新しいファイル形式「Keynote Interchange Format(.keyx)」を導入すると発表しました。外部ツールやAIがプレゼンテーションの内容を扱いやすいように設計された、JSONベースの交換形式です。KeynoteにAIチャットを追加する話ではなく、Keynoteの外で資料を作成・加工しやすくする変更です。(Apple)

従来の.keyファイルも、外部から編集する方法がなかったわけではありません。ただし、非公式ツールでは内部の圧縮された独自形式を解析する必要があり、Keynoteの更新に合わせて対応する負担がありました。今回の違いは、Apple自身が外部ツールとの連携を想定した形式を用意することです。(PyPI)

Appleの開発担当者はPythonライブラリにも言及し、どのプラットフォームでも、プログラムからKeynote資料を作成できるようにすると説明しています。Mac上でKeynoteを操作して一枚ずつスライドを組み立てるのではなく、別の環境で資料ファイルを作ってKeynoteへ持ち込む使い方を想定しています。(LinkedIn)

例えば、自分のノートや画像を材料にAIで資料を組み立て、最後はKeynoteで手直しして発表する、といった連携が考えられます。これは用途の例ですが、重要なのは、Apple内蔵のAIに限らず、自分が使うAIやプログラムとKeynoteを組み合わせやすくする方向の変更だということです。(apple.com)

同時発表のMCP対応は、これとは別です。MCPでは外部AIからKeynoteなどのアプリに処理を依頼します。.keyxではファイルそのものを外部で扱うため、MCP接続が前提ではありません。アプリに編集を実行させるのがMCP、外部で資料データを作成・加工するための形式が.keyxという違いです。(MacStories)

提供状況はOS別に見る必要があります。iPhone・iPad版の10月22日付の更新履歴には、.keyxの読み込み・書き出しが全ユーザー向けのベータ機能として記載されています。一方、11月7日に確認したMac版の更新履歴は9月29日の15.4まで。Appleが予告している11月の更新について、具体的な配信日は示されていません。(App Store)