電子楽器は中古で買えば失敗しても数千円で済む
最初から正解の楽器を選ぼうとせず、中古で試して合わなければ売る。購入価格ではなく売買差額と流通量で考えると、楽器選びを小さなコストでやり直せます。
新しい楽器を始めようとすると、最初の機材選びでかなり悩みます。
本当に自分に合うのか。数万円出して、結局使わなくなったらどうするのか。もっと安い機種でも十分なのではないか。
まだ演奏したことがないのに、自分に合う楽器を買う必要があります。
これはよく考えると、かなり難しい問題です。
実際にしばらく使ってみないと、パッドの感触も、大きさも、毎日触りたくなるかどうかも分かりません。
だったら最初から一発で正解を買うことを目指さず、合わなければ売って別のものを試す前提で楽器を選ぶ方が合理的です。
購入価格より売った後の差額を見る
中古の電子楽器を買うとき、重要なのは値札の金額だけではありません。
たとえば3万円で買った機材を、数か月使ったあと2万5000円で売れたとします。
この場合、手元から一度3万円は出ていますが、その機材を試すために実際に負担した金額は、単純化すれば差額の5000円です。
もちろん実際には送料や販売手数料などもあります。それでも、3万円の買い物に失敗したと考えるのとはかなり違います。
中古の定番機材なら、購入というよりも、数か月単位で自分に合うか試すためのレンタルに近い感覚で考えられます。
安さより売りやすさを優先する
この方法で重要なのは、とにかく安い機材を探すことではありません。
買う人も売る人も多い、定番の機材を選ぶことです。
安く買えても、使わなくなったときに誰も欲しがらなければ、その機材は手元に残ります。
逆に中古市場で継続的に売買されている機材なら、自分に合わなかったときに次へ移りやすくなります。
つまり機材を選ぶときには、いくらで買えるかだけではなく、合わなかったときにいくらくらい戻ってきそうかまで考える。
この考え方なら、少し高価な定番機材の方が、無名の安い機材より試しやすい場合もあります。
中古相場を見てみる
Launchpad Pro mk3は、実際に中古で買って試した機材です。まず現在どのくらいの価格で出品されているかを見るだけでも、売買差額を想像しやすくなります。
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Push 3も中古で流通しているので、より上位のパッドを考える場合は相場を比較できます。
自分に合うかは使ってみないと分からない
楽器のスペックは、購入前にも比較できます。
パッドの数、サイズ、機能、重量、価格。レビューを読めば、かなり詳しいことまで分かります。
でも、毎日触りたくなるかどうかは別です。
机の上に置いて邪魔にならないか。パッドの感度は自分の弾き方に合うか。演奏していて楽しいか。準備するのが面倒にならないか。
こうしたことは、実際の生活の中に置いてみないと判断できません。
だから楽器選びでは、購入前の情報収集だけで正解を出そうとするより、試して判断するためのコストを小さくする方が現実的です。
中古市場を使う意味は、単に安く買うことではありません。
自分の生活の中で楽器を試せることにあります。
間違えても次を試せる
新しく楽器を始めるとき、これを買ったら何年も続けなければいけないと考える必要はありません。
パッドを買ってみたけれど合わなかった。
もっと小さい機種の方がよかった。
逆に、思った以上に楽しくて、もっと感度の高い機種が欲しくなった。
どれも失敗ではなく、実際に使ったから分かったことです。
中古で買って、中古で売れるなら、その判断を比較的小さな金額で繰り返せます。
最初の機材選びに必要なのは、絶対に間違えないことではありません。
間違えても次を試せることです。
新品価格だけを見るのではなく、中古価格と流通量まで含めて考えると、楽器を始めるハードルそのものを下げられます。
パッドという楽器を選ぶ理由は大人が楽器を始めるならパッドが合理的で、最初に音を出すところはパッドを始めるなら最初はiPadに直結するで説明しています。64パッド全体の入口は⭕64パッドを楽器として使う:まとめです。
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