書きながら考えると思考は前に進む
頭の中だけで考えようとすると曖昧なまま止まる。書いて言葉にした瞬間に、わかっていることとわかっていないことが分かれる。
書きながら考えると思考は前に進む
考えがまとまってから書こう、とすると手が止まります。頭の中だけで考えを整理しようとすると、全体がぼんやりしたまま同じところを何度も回ってしまう。将棋を目隠しで打つようなもので、盤面が見えないまま先を読もうとしても限界があります。
書いて言葉にすると状況が変わります。曖昧だった考えが文字になった瞬間、何をわかっていて何をわかっていないかがはっきり分かれます。「ここは説明できるけど、ここはまだ言葉にできない」という境界が見える。そこが考えるべきポイントです。
アトミック・シンキングでは、考えがまとまっていなくても書き始めます。何を書けばいいかわからないときは「何を書けばいいかわからない」とそのまま書く。5分間だけ手を止めずに書き続けるフリーライティングも、考えを掘り起こす方法の1つです。書くことは考えをきれいに書き写す作業ではなく、考えを言葉にしていく作業そのものです。
分かり切っていると思っていることでも、書いてみると新しい気づきが出てくることがあります。頭の中では「わかっている」つもりでも、言葉にしようとすると穴に気づく。その穴を埋めるのが、考えを前に進めるということです。
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