現行44Lは購入品の寸法と自分の便の条件を合わせて選ぶ
キャビンゼロの44Lモデルは機内持ち込みができるのか。結論から言うと、現在のメーカー公称寸法(51×36×18cm)は、ジェットスター・ジャパン(GK)の手荷物サイズ規定(56×36×23cm)の範囲に収まっています。
ただし、「44L」という製品名だけで持ち込み可能と判断することはできません。実際に手にする製品の寸法、荷物を詰めた状態の実寸、バッグとお手回り品を合わせた総重量、そして利用する便の規定を照らし合わせて確認する必要があります。
| 区分 | 寸法(高さ×幅×奥行) | 備考 |
|---|---|---|
| 2017年購入当時の公称寸法 | 55 × 40 × 20cm | 横幅が規定値を超えやすかった旧仕様 |
| 現行メーカー公称寸法 | 51 × 36 × 18cm | 重さ約760g |
| ジェットスター(GK)上限 | 56 × 36 × 23cm | ハンドルやポケットを含む |
ジェットスター・ジャパン(GK)や2027年2月1日以前に出発するJQ便では、機内に持ち込める手荷物はキャリーオンバッグ1個とお手回り品1個の計2個で、合計重量は基本7kgまでです。一部の運賃や有料オプションで14kgまで増やせる枠もありますが、その場合でも手荷物1個あたりの上限は10kgまでに制限されます。なお、2027年2月2日以降に出発するJQ便は手荷物の条件が異なるため、予約済みの旅程表や公式の条件案内で自分の便の許容量を確認してください。
購入を検討する際は、販売先で案内されている寸法や型番を個別に確認してください。流通経路によっては現行の公式仕様と異なる世代の製品が扱われている場合もあります。
※上記カードの販売先が現在のメーカー公式寸法と同一であるとは限りません。また、以降に掲載している写真はすべて2017年当時の旧仕様品であり、現行の製品仕様とは細部が異なります。
海の道具を運ぶためにカバン自体の重さを減らしたかった
2017年に私がキャビンゼロの44Lを購入した目的は、スーツケース自体の重さを削り、かさばる荷物をひとまとめにして飛行機に乗せることでした。
子供と一緒にLCCを利用する機会が増えた際、手荷物の預け入れ料金や機内持ち込みの制限が気になるようになりました。機内持ち込み対応を謳うスーツケースにも、本体だけで約3kgの重さがあるものがありました。LCCの7kg制限を前にすると、カバン自体の重さだけで上限の半分近くを消費してしまいます。
当時計画していた沖縄旅行では海でシュノーケリングをする予定があり、かさばる海の道具を運ぶ必要がありました。普段の旅行では極力荷物を減らすようにしていましたが、アクティビティ用の装備を収めるにはある程度の容積が欠かせませんでした。
そこで選んだのがキャビンゼロの44Lでした。当時は楽天で約6,000円で購入しています。当時の公称サイズは55×40×20cmで、ジェットスターの規定幅(36cm)と比べると数値上は横幅がオーバーしていました。
那覇空港の搭乗口付近には、手荷物の大きさと重さを確認する計測器が置かれていました。
実際に2017年の旅行時、空港の計測枠に当時のカバンを入れてみたところ、枠内に収まりました。ただし、これは当時の布地とパッキング状態による過去の体験であり、現在の基準や寸法への適合を保証するものではありません。
仕切りの少ない袋と横の持ち手が移動に役立った
2017年に購入した44Lモデルは、内部の細かな仕切りを排した、いわば「大きな袋」のような構造でした。
外側には、横向きで持った状態からアクセスできるジッパーポケットが1つ配置されています。
メインの収納部を大きく開くと、背中側に15インチのノートパソコンが収まるスペースがあり、フタ側にはファスナーのないメッシュポケットと、その下に小さめのジッパー付きポケットが備わっていました。
道中の移動で特に重宝したのが、側面に付いている持ち手でした。電車の車内で背中から下ろして手持ちするときや、空港の保安検査場でカバンを持ち上げるときに役立ちました。
底面に向かってわずかに広がる形状だったため、荷物の詰め方次第で縦向きに自立しやすい点も扱いやすいところでした。胸元で固定するチェストストラップはありませんでしたが、荷物の総重量が5〜6kg程度であれば背負い心地に無理はなく、空港までの1〜2時間の移動であれば負担を感じずに運ぶことができました。
44Lは旅行用で日常には28Lを選んだ
44Lの容量は、かさばる装備を大雑把に詰め込んで飛行機に乗る旅には適していましたが、普段の生活で持ち歩くには大きすぎるサイズでした。
一方で、「余計な仕切りを省いた袋にまとめて軽く運ぶ」という割り切った作り自体は非常に扱いやすかったため、日常の移動用として小さい28Lモデルを追加で購入しました。
日常での使用感については、機内持ち込みジャストサイズのキャビンゼロが大変気に入って小さいやつも買った で詳しくまとめています。
28LはiPadと着替え程度の荷物に必要十分でした。小物はバッグインバッグで整理した方が便利で、ポケットの多さよりカバン本体の軽さを重視するようになりました。チェストベルトがないため重い荷物をたくさん入れると辛くなりましたが、軽い荷物なら本体の軽さが利点になりました。荷物がかさばるLCCでの旅行には44Lを使い、日々の外出や少量の荷物で身軽に行動するときには28Lを使うという形で、用途を分けて運用していました。