2019年版メモ・ノートアプリの使い分けまとめ

昨年に引き続き、今年のメモアプリ、ノートアプリの使い分けについて自分の現状をまとめてみたいと思います。

毎年毎年メモアプリとかノートアプリをどう使い分けるか考えるのは趣味なので、2018年初期の頃からはだいーぶ使い方も変わってきています。

主に使っているメモやノート(メモとして重要度高い = これがなくなると困るっていう順番)

  • Scrapbox
  • リマインダーとカレンダー
  • たすくま
  • Dynalist
  • Ulysses
  • Apple標準のメモ帳

Scrapbox

Scrapbox

[ブラケットで囲む]ことであらゆるキーワードをリンクできるWebベースのWikiのようなもの。

説明をするとそういう風にしか表現できないんだけど、2018年に最もハマって、今一番可能性を感じてるメモ、ノートツール。

基本的には毎日の日記と、それに付随する情報(例:食べたご飯のレシピ, 買ったもののスペックや使い方など)をまとめておくのが主な用途。

あらゆる出来事がリンクで繋がる(そのページにリンクしているページも表示されるのが素晴らしい)というのが使ってみると想像を絶する便利さで、オススメのツールを1個だけ選べと言われれば今は間違いなくScrapboxがいいよ、ってオススメしてます。

リマインダーとカレンダー

リマインダーを使う / カレンダーを使う( Apple サポート)

iPhoneやMacで使える標準のリマインダーとカレンダー。日時が確定している予定や、スーパーでの買い物リストの管理に利用。

これも主に「Apple Watchとうまく連携できる」という理由で愛用してるツール。

厳密に「メモ」なのかというと悩ましいんだけど、ふと思いついた時にApple Watchから「買い物リスト」に項目を追記できるのは現状最強に便利な方法で、この方法以外でリマインダーに項目を登録することはほとんどありません(買い物リスト、というリストをリマインダーの中に作れば「Hey Siri, 買い物リストに〜追加」で追加OK)

カレンダーに関しても、ただタイトルと時間を入れておくだけでなく、場所、URL、メモ欄に必要十分量のことを書いておけば、下手にメモアプリなどを使うよりも必要な時にサクッと知りたいことが確認できます。

また、リマインダーとカレンダーは、Apple Watchの「Siriフェイス」を使うと期限が近いものが自動的に表示されるという意味でも超便利。(カレンダーならそのままタップで内容が確認できる)

Apple Watchが超便利になるなので「標準」を使ってる、と言える感じだったりもします。

たすくま

Taskuma –TaskChute for iPhone
価格: 3600円 (2019/01/21)

アプリのジャンルとしては「タスクシュート」というものを実現するための「ToDo管理ツール」なんだけど、Apple Watchから一番快適にメモできるツールとして大変優秀で、ふとメモをしたい時に最強に役立つツール。

基本的に「たすくま」に保存したメモは翌日まとめて見返して、必要な場所にコピペする、というのがメインの使い方。

とにかくApple Watchから快適にメモができる、というのが大変に素晴らしく、Apple Watch持ってるならメモ目的だけで買ってもいいやつ。

Dynalist

Dynalist
価格: 無料 (2019/01/21)

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https://dynalist.io/invite/RzgYew

多機能系Webベースのアウトライナー(iPhoneアプリあり)

Podcastで話したいことのネタ管理、毎週行っている家族会議での議題確認、自分用のリスト(持ち物リスト、繰り返し行うことの手順、やらないことリスト、好きなものランキングなど)や(幅広い意味での)気になってること、やりたいことリストの管理などに使用。

Dynalistは「複数人での共有」にもすごく便利で、複数のアウトラインのうち「好きなやつだけ、好きな人と共有できる」

家族会議やPodcastのネタ帳にできるのも、この共有の便利さのおかげ。

めっちゃ便利なんだけど、現状では「Dynalistじゃないと困る」というわけではない(他のツールでもなんとか代用可能)ので、重要度の高さでいうとここら辺。

とは言え、アウトライナーというものは大変に便利で、いつでも使えるアウトライナーというツールの重要度で言えば「必須」なのは間違いないです。

Ulysses

Ulysses
価格: 無料 (2019/01/21)

マークダウンで文章を書いて、WordPressやMediumに投稿できる「執筆ツール」

ブログを書くためのネタ管理と、書いた記事の記録に利用。

以前は買い切りアプリだったのが、iOSとMacOSどちらでも使えるようになってサブスクリプション制(毎月、毎年払い)に変更。

マークダウンで文章が書けて、さらにWordPressに投稿できるツールっていうのは他にもたくさん優秀なツールはあるんだけど、Ulyssesが最強に気に入ってるのは自分の好きな順番でテキストの並べ替えができるところ。

更新日順だとかタイトル順などでの並べ替えはほとんどのツールでできるんだけど、ドラッグドロップで好きなように並べ替えられるツールっていうのは今のところUlysses以外知りません。

複数個のWordPressにちゃんと対応してて、カテゴリやタグ、スラッグやアイキャッチなどにもきちんと対応してるのも便利なところ。

ちょっと前から画像はドラッグドロップでインラインで表示されるし、ブログで使うHTMLはマークダウンで書けるもので事足りていることもあって、今自分が考える「最強のブログエディタ」

Apple標準のメモ帳

メモを使う(Apple サポート)

Apple製品に標準でついてくるメモ。

以前に比べてすごく多機能で便利になったんだけど、個人的に愛用してるのは「メモ1個単位で共有ができる」というところ。

子供の幼稚園のプリントなどは、メモ帳の「スキャナ機能」で読み取って1つのメモに貼り付け。

これだけで幼稚園関連の資料整理は大体が事足ります。

また、毎週の家族会議で決めた時間割(子守分担)の共有にも利用中。

現状使ってるのは「幼稚園ノート」「時間割」だけですが、目的がはっきりしてるおかげでシンプル便利に使えてます。

Apple Watchからメモしようとすると、現状は「iPhoneを使え」と言われてメモできないので要注意。

まとめ

メモノートアプリの使い分けまとめ2019
メモノートアプリの使い分けまとめ2019

使ってるツールが結構たくさんで、まぁなんか1個にまとめられたらそれはそれで便利なのかもしれませんが「今は」目的に応じて使いやすいツールを使い分ける、って感じで運用してます。

一応「メモ」としての入り口だけはハッキリしてて、そのメモを毎日きちんと回収し、適切な場所に転記できる状況ではあるので、自分の中ではまぁ一応「大丈夫」判定。

Podcastでも同じことについて話しているので、よかったらこちらもどうぞ(喋りの方が細かいニュアンスやちょっとしたことを伝えやすいと思ってます)

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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